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日記一覧
- 読書日記Nо．981（普通の人びとがもつ「歪さ」が伝わる物語）
- 2017年02月27日22:42
■小川洋子「不時着する流星たち」2017年1月KADOKAWA刊小川洋子さんの最新刊を読了した。目くるめく、小川洋子ワールドは健在であるばかりか、さらに先鋭さを増している印象。言葉の魔術師、豊穣で哀切な物語の巫女。私は、「博士の愛した数式」以来の、小川
- 読書日記Nо．980（ギリシア人の物語�供�
- 2017年02月23日21:11
■塩野七生「ギリシア人の物語�供〔閏臉�の成熟と崩壊」2017年1月新潮社刊全３巻シリーズで、昨年より、塩野七生さんの、ギリシア人の物語が始まった。塩野七生さんが毎年１冊ずつ15年かけて完結した「ローマ人の物語」と比べると圧縮されているが、ペリクレ
- 読書日記Nо．979（もの言わぬ彼らこそが、「生きること」の意味を、私に教えてくれる）
- 2017年02月18日21:03
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■養老孟司「骸骨考」2016年12月新潮社刊副題は、“イタリア・ポルトガル・フランスを歩く”。この読書日記で、何度も述懐してきたので、マイミクさんは、またか、と思われると思うが、私は、養老孟司さんに私淑していて、本がでるとついつい手に取ってしまう
- 読書日記Ｎｏ．978（堤家の人びとの壮大な物語）
- 2017年02月14日08:38
■児玉博「堤清二 罪と業」2016年7月文藝春秋刊副題は、“最後の「告白」”。前回に続いて、企業ものではるが、今回は没落してしまったが、一時は一世風靡した、西武王国オーナー一族の物語。1980年代、西武グループは、現代の若者が想像できないくらい、輝
- 読書日記Nо．977（住友銀行秘史）
- 2017年02月09日21:10
■國重惇史「住友銀行秘史」2016年10月講談社刊私は、元文学青年でありますが、現役のビジネスパースンでもありますので、ここでとりあげる、道楽本だけでなく、仕事に関係した本や、企業に関する本も読みます。基本的に、この読書日記は、道楽本限定ですが、
- 読書日記Nо．976（遠い唇）
- 2017年02月05日07:40
■北村薫「遠い唇」2016年9月KADOKAWA刊前職の会社のOB・OG会が、諸般の事情で、3月末に解散することになり、最後の総会・懇親会をするというので、昨日、市ヶ谷まで出向いてきました。２年前に社会的に大きな反響があった事件を契機に、業績が低迷し、今再建
