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日記一覧

■夏井睦「炭水化物が人類を滅ぼす 【最終解答編】」2017年10月光文社新書私は、生活習慣病で、5年前に、血糖値が高いと診断されて、それ以来、毎月、クリニックに通って、血糖値を測っている。まだ、薬を処方されるまでには、至っていなくて、食事と運動療

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■プレイディみかこ「労働者階級の反乱」2017年10月光文社新書2016年、世界を驚かせた出来事が二つあり、一つは、アメリカ大統領に、トランプが就任したことと、イギリスが、EU離脱の国民投票を決めたこと。二つの「事件」は、同根ではないかと論評する向き

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■松岡正剛、ドミニク・チェン「謎床−思考が発酵する編集術」2017年7月晶文社刊編集工学研究所所長、イシス編集学校校長で、情報文化と情報技術をつなぐ編集開発に多数携わる、松岡正剛さんの本は、結構読んできた気がするが、たぶん、十数冊かなと思ってい

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■飯間浩明「小説の言葉尻をとらえてみた」2017年10月光文社新書国語辞典にまつわる物語は、三浦しをんの「舟を編む」が刊行されてからちょっと脚光を浴びているのではないかと思う。文芸好き、言葉好きの私としては、ついつい、こんな本はストライクゾーンな

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■帚木蓬生「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」2017年4月朝日新聞出版刊精神科医で作家である、帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)さんの名は、マイミクさんから、かねてより伺っていたが、やっと著書を読むことができた。ただし、小説

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■門井慶喜「銀河鉄道の父」2017年9月講談社刊マイミクさんの中でも、宮沢賢治好きな方は多いのではと思われるが、私は、宮沢賢治が好きである。だから、宮沢賢治に関する本には、手が伸びる傾向があるが、本書の著者・門井慶喜さんは、前作の「屋根をかける

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■内田樹「街場の天皇論」2017年10月東洋経済新報社刊内田樹さんの街場シリーズも、もう20冊弱くらい刊行されている気がするが、今回は、なんと、ストレートに、天皇論。63歳の私より高齢の人は、たぶん、天皇について論じることに、密かなタブーを感じるので

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■橋本治・橋爪大三郎「だめだし日本語論」2017年6月太田出版刊本書をなぜ手に取ったかといえば、対談者のお二人の本を馴染みにしているから、としかいいようがない。橋本さんは、一言でいうと作家ですが、単なる小説家ではなく、古典の現代語訳や、さまざま

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