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日記一覧

■恩田陸「EPITAPH東京」2015年3月朝日新聞出版刊2年3か月ぶりに恩田陸を読んだ。前回読んで読書日記を書いたのは、2013.1.21で、「600回目は恩田陸」というタイトルで「私と踊って」という短編集をとりあげた。(いつ、何を読んで読書日記を書いた

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■荻原浩「冷蔵庫を抱きしめて」2015年1月新潮社刊しばらく小説を読んでいなかったので、ちょっと魂に乾きを覚えて、手に取った本。著者の荻原浩さんといえば、若年性アルツハイマーを扱った、2004年刊の「明日の記憶」が印象に残っている。この作品は映画化

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■高倉健「あなたに褒められたくて」2014年12月第23刷集英社文庫高倉健さんが亡くなって、もう5か月経ち、追悼の言葉も尽くされた感があるが、積読書の中に、偶々手に触れたので、読んでみた本。ブキッシュな人間なんで、高倉健の映画で追悼するのではなく、

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■内田樹・釈徹宗「聖地巡礼 ライジング 熊野紀行」2015年3月東京書籍刊内田さん、釈さんの「聖地巡礼」シリーズ、1巻目は一年半前読んだが、2巻目が出たので、読了。今回はなんと、丸ごと、熊野紀行。熊野紀行といえば、植島啓司さんの「世界遺産 神々

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■松岡正剛編著「匠の流儀 経済と技能のあいだ」2015年2月春秋社刊松岡正剛さんの本は、本読書日記で、もう10冊以上とりあげてきたのでマイミクさんは、セイゴオ先生をよくご存知だと思われます。ただ、最近マイミクさんになっていただいた方もいらっしゃる

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■文春ムック「羽生善治 闘う頭脳」2015年3月文藝春秋刊私が将棋をたしなむ将棋ファンであることは、たびたび述懐してきましたのでマイミクの皆さんは、ご承知かと思います。日曜日の午前10時半には、TVの前に座り、毎週、NHK杯将棋トーナメントを観戦

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■マーク・ピーターセン「日本人の英語はなぜ間違うのか?」2014年集英社インターナショナル刊4月になって新年度が始まると、なぜだか向学心が芽生えるのは、まぁいいことかなと思っている。大学を卒業して、もう38年経つが、心身が、この季節に反応している

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中沢新一「日本文学の大地」2015年2月KADOKAWA刊角川書店の表記は、KADOKAWAになりましたが、さすが、老舗だけあって未だに、本書のような本を刊行されるのは、版元としてDNAのなせるわざです!1970年代に一世風靡した、ニューアカデミズムの旗手、中沢新一さ

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