■内田樹「もういちど村上春樹にご用心」2014年12月文春文庫内田樹さんの、村上春樹論が昨年末文庫化されたので、手に取った。世に村上春樹論は、多々あるが、肝心の村上春樹さんは、自分の作品論は、全く読まないことを公言している。それは、ちょうど村上春
■柳広司「ラスト・ワルツ」2015年1月角川書店刊映画ファンの方なら、最近封切られた「ジョーカー・ゲーム」はご存知かもしれない。亀梨和也・深田恭子・伊勢谷友介ら、豪華キャストで、中でも、週刊誌の中吊り広告では、深キョンが、亀梨の楽屋に入り浸って
■平川克美「復路の哲学」2014年夜間飛行刊副題は、“されど、語るに足る人生”。2006年7月に開始した、この読書日記。8年8ヶ月で、800回を迎えることができました。これもひとえに、読んでコメントやイイネ!を返してくださる、マイミクの皆さんあってのこと
■永江朗「本が売れないというけれど」2014年ポプラ新書マイミクさんには、私が出版業界に身をおくものであるということをカミングアウトしていますが、この読書日記は、道楽なので、趣味と商売は別とのスタンスは堅持しています。本書は、モロ、出版業界に関
■布施英利「パリの美術館で美を学ぶ」2015年光文社新書副題は、“ループルから南仏まで”。私にとっての最大の道楽は、読書であるが、音楽や美術も、読書ほどではないが、結構、私的道楽としてのポジションは高い。十数年前に東京に来てからは、東京で開催さ
■「文藝春秋」2月臨時増刊号「佐藤優の実戦ゼミ」一週間ぶりの読書日記です。先週は、会社で大きな出来事があり、その影響で猛烈に忙しく、泊まりの出張あり、取引先等への一日数件の訪問ありと、怒涛の一週間でした。なんとか乗り切りましたが、書籍を読む
■永田和宏「近代秀歌」2014年第11刷岩波新書昨年の12月2日に、著者の「現代秀歌」を読んで、読書日記を書いた。その姉妹編が本書で、日本近代短歌のエッセンス100首が収められている。「現代秀歌」は、100人1首で、現代の100人の歌人の秀歌が収められていた