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日記一覧

■浦沢直樹・長崎尚志(ストーリー)「MASTERキートン REマスター」2014年小学館浦沢直樹さんの「MASTERキートン」シリーズは、知人からコミック全巻をもらって読んだが、もう20年近い年月が流れたとは、気づかなかった。12月早々、完全新作という触れ込みで、

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■奥泉光「東京自叙伝」2014年集英社刊年の瀬になると、小説読みのマイミクさんたちが、今年読んだ小説のベストテンの発表などをされていて、私は小説は好きだが、中途半端な読み手なので、そのうちの1〜2冊しか、読んでいなかったりする。がっかりすること

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■山形浩生・岡田斗司夫FREEex.「『お金』って、何だろう?」2014年光文社新書いつの間にか、今年も年の瀬が、押しせまってきました。気づけば、あと二週間で、新年を迎えます。年の瀬の落語のネタには、借金取りをやり過ごす話がよく出てきますが、そんな慌

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■赤瀬川原平「新解さんの謎」2012年(第10刷)文春文庫今年亡くなった赤瀬川原平さんを偲んで、手に取ったのが本書。原平さんの著書としては、「路上観察」でも「超芸術トマソン」でも「老人力」でもよかったが、今年、佐々木健一さんの「辞書になった男 ケン

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■原武史「思索の源泉としての鉄道」2014年講談社現代新書先週、体調を崩し、マイミクの皆様にご心配をおかけしましたが、お陰様で、回復しました。仕事の方も、慌しい師走の一週間を「疾走」して、気がつけば、もう金曜日。読書の方も、巡航速度が戻ってきま

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■宮部みゆき「荒神」2014年朝日新聞出版刊先週半ばから、ほんとうにひさしぶりに体調を崩し、医者に行ったら、ウィルス性胃腸炎とのこと。自分では、胃腸から来る風邪、と分類しているが、数年に一度は、今の時期に罹患する。仕事のストレスとか疲れとか宴会

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■永田和宏「現代秀歌」2014年岩波新書私が日本の短詩型文学が好きだということは、マイミクさんはご存知で、ときどき、この読書日記でもとりあげている。日本の短詩型文学といえば、代表的には短歌・俳句だが、最近気づいたが、私はどうも、俳句より短歌の方

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