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日記一覧
- 「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書」石光真人編著（中公新書）
- 2018年02月22日13:02
今年は「明治維新１５０年」とかで、政府も「維新の功労者を改めて顕彰する」とか「明治維新によって日本は近代国家の仲間入りをした」とか、山口県選出の首相だからなんだろうか、やけにレトロなことを巷間、広めている。今年の大河ドラマも「西郷どん」だし
- 「おらおらでひとり行ぐも」 若竹千佐子（文藝春秋３月号）
- 2018年02月11日20:57
先日、芥川賞を受賞したばかりの話題作である。桃子さんは７０代。１５年前に夫を亡くし、巣立った息子と娘とは疎遠になってしまっている。ひとりは孤独、ひとりはさびしい。でもひとりは自由だ！桃子さんの中の「柔毛突起」と表現される器官がうごめいて、脳
- 映画「巫女っちゃけん。」
- 2018年02月11日10:09
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ここは、福岡の宮地嶽（みやじだけ）神社。しわす（広瀬アリス）は就活中。しかし就職が決まらず、宮司の父（リリー・フランキー）のもとで巫女の仕事をイヤイヤやることに。彼女の母（飯島直子）は、しわすが幼いころに家を出て行ってしまった。それが原因で
- 石牟礼道子さん逝く
- 2018年02月10日08:09
今朝、NHKのニュースで訃報を知り、茫然。突然のことで、涙が出てきた。ご高齢で長いこと闘病されていたとはいえ、喪失があまりにも大きすぎる。わたしはこの人こそが、日本でノーベル文学賞を授けるにふさわしい、と思っていた。言葉が見つからない。２００
- さいきんの読書から
- 2018年02月09日11:05
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「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎（新潮社）読書会で知り合った人から「小説を書いているので読んでほしい」と頼まれて読んでみたが超絶面白くなかった(^^; 夢野久作ふうなのか、不条理世界のおハナシが、ひとりよがりでつまらない。ストレートに言うの
- 「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」（京都国立近代美術館）
- 2018年02月04日20:32
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天気予報では、近年にない強い寒波が日本を襲うと繰り返し伝えている。TV画面の最高気温の推移を見ながら、最高気温が１０度まで上がりそうなのは２日の金曜日で、それ以降はぐっと冷えそうなため、２日にゴッホ展を見に行くことにした。大瀧詠一をウォークマ
- 映画「ヒトラーに屈しなかった国王」
- 2018年02月03日22:27
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１９４０年４月９日、ナチスドイツ軍がノルウェーの首都・オスロに入ってきた。ナチスの言い分は「イギリスがノルウェー海峡に機雷を設置している。貴国をイギリスから保護するため」ということだが、どう見ても侵攻そのものだった。ノルウェー軍も交戦するが
