犬になれる 生まれつきの犬、ここほれ!わん、わん! 国が、政治が、公務員が、企業が。 修正を強いられる時が、めぐってきた。 歴史の繰り返しと、自然の驚異。 熊本地震が背を押してくる。 空論と空白の日本の政治・政策。 二度に
痛み止め 医者に掛って調合してもらっても、薬を 潔く飲みません。飲む理由が明白でない。 痛み止めの薬をもらっても、 痛くなければ、飲む必要がないと考える。 いわば、『痛み止め』という薬の、 前書きを外せばいいだけのこと。 日本語には、
生コン 熊本地震のビデオが、頭に残っている。 電力施設の崩落した映像。 復興は、インスタントでこなせるものではない。 堤防にこしらえたコンクリート。 砂にかぶせたコンクリート、さも接着剤のよう。 このコンクリート、生コンクリ
まなびの塾へ ひょんな思いで、学んでみょうと新しいことを試みる。 他人からみたらボランティアみたいなものか。 申し込むと、選考テストがあるという。 筆記に実技・面接がある、受験者を眺める。 面接者の数と、その女性たちを見て、嫌気がさした
濹東奇譚 2002年 (株)新潮社 著者 永井荷風 朗読 神山 繁 小説の構想を練るため東京の下町をさまよう老作家は、 ふとしたことで娼婦と知り合う。自分の身の上を隠して 娼婦の家へ通う日々、それと
薪能 2002年 横浜録音図書(株) 著作 立原正秋 朗読 梶けいこ 恒例の鎌倉薪能が今年は九月二十二日に催される、と昌子が 知ったのは、八月も末であった。その日の午後、昌子は買い 物に出た帰りに、若宮大路にある
タラップから降りる、顔をみると もう息が整わない、羽目に。 金で苦労はしたくない、打ちでの小槌が振るえない。 そもそも経済は、どん詰まりになってきた。 経済が浮上するまえの、最悪の時点へ、 時代は逆戻りをした。 また消費税増税を延期すると
はなみ 土曜日に街を歩いてみた。 様変わりに驚く、街は働いているのだろうか。 北へ向かって歩き、更地にあふれている、 にぎやかな通りをながめてみる。 都会なのに働いている人が、目につかない。 数多くの更地が、放置されている。 建設ラッシュ
高瀬舟 1916年 著者 森鴎外 下町 1949年 著者 林芙美子 読んだこともない、朗読を聞いたことのない。 本でした、読むにはそれなりの、動機があればいい のですが、CDの朗読作品です。 読書と貧困、宗教と