孫娘の仲良しの幼馴染が、骨肉腫を宣告された。決まっていた大学も一年休学して治療に専念すると言う。本人は勿論のこと、親御さんの気持ちは想像するに余りある。これから大学に入り希望に満ちた人生を歩もうとする時、突然に暗雲が立ち込めた。一寸先は闇だ
さてもやさしや 雷どんがごろり ごろり ごろごろごろ仰山な恋をしやるげな おかし おかし太鼓腰にひっつけて 虎の皮の頬かむり前に巾着ぶらさげて 雲のあわいから 長首を出して下を覗いて 恥ずかしそうに文はやりたし 飛脚はおらず稲妻どんを頼りに
孫の受験にハラハラした時期も終わりました。私立も国立も運よく、みな受かりました。私の肩の荷は下りました。今夜孫は、福岡にやってきます。出来ればこちらの国立大学にいきたいと、後期試験を受けるためにやってきます。どうにも福岡の好きな子です。
夫が亡くなって二年余り。思うは悔恨の念ばかり。それでも一年過ぎた頃から私の心は少しずつ楽にはなってきました。生前、夫は私より早くおきだして、いつも読書にふけっていましたが体調がかなり衰えてからは、床から離れるのは朝食の準備が出来たころ。目は