身近だった生き物で、すっかり見かけなくなったものはたくさんあります。例えば住宅街でもよく見かけたカエル、カタツムリ、バッタ、トンボ、カマキリなど。チョウやハチも、すっかり来なくなりました。カマキリ(蟷螂)の子が庭から部屋の中に入ってきました
颱風過のわが緑地帯の遊歩道に、小さい「実」が沢山落ちてゐます。上を見ると、木の枝にお尻が赤くなった青い小さな「実」がいっぱいついてゐました。果実が枇杷に似てゐますが、小さくて味も劣るから「イヌ」を付けて「イヌビワ」と呼びます。クワ科イチジク
颱風12号は家が揺れるやうな強い風でしたが、午前4時半ごろにぱっと風がやみました。「颱風の目」にでも入ったのかと思いましたが、それっきりなので通過してしまったのです。とくに雨風が激しかったのは2時間ほどで、今は無風状態で雨のみです。さて、高町池
7/24に紅葉葵を載せましたが、同じアオイ科のムクゲ(木槿)も今が盛りです。ムクゲは中国原産でシリア、インドなど東南アジアまで自生してゐます。日本には朝鮮半島経由でずいぶん古い時代に渡来したと言はれてゐます。園芸品種も多く、一重咲き、半八重咲き
昨日は高齢者の高齢者による高齢者のための「ゆめパソ(パソコンクラブ)」の日でした。気温は相変わらず37度超えの日でしたが、9割がたが参加です。「ここに来てゐると、涼しくて暑さ凌ぎになる」と言うのが、大方の参加の理由です。話変はりますが郵便局に
緑地帯の森のなかば野生化してゐるアジサイが、まるでドライフラワーのやうになってゐます。アジサイの花は梅雨頃が見頃ですが、夏が終わり、冬になっても落花しません。そのままドライフラワーのようになりますが、見やうによっては風情があるものです。アジ
千里第4緑地には高町池、海老池、名なしの沼の三か所の溜池跡が残されてゐます。他にもあったやうですが、千里ニュータウン開発時に埋め立てられました。吹田市の湖池沼はすべて元溜池で、自然なものはないのださうです。高町池は高野台地区と西山田地区の間
夕べ部屋で3匹のセミが羽化し、朝起きたら網戸にしがみついてゐました。そのすぐ外のテラスに、モミジアオイ=コウショクキが艶やかに咲いてゐます。さらに、庭にカラスウリの白いレースのような花が咲いてゐます。夕方の7時過ぎ頃、穴から蝉の幼虫が出てきて
毎晩、何匹もの庭でセミが羽化してゐます。夕方7時過ぎになる頃、蝉が穴を出て羽化する場所を選んでうろうろします。昨夜それを見つけて、部屋の中に連れてきて鉢物に止まらませ観察しました。しばらく落ち着く場所を探しています。(19:42)、殻の背中に薄
冬に光沢のある美しいブルー色の実を付けるジャノヒゲの花が咲いてゐます。日本、中国、朝鮮半島などに自生し、冬でも葉が枯れない常緑性で毎年育つ多年草です。暗緑色の細長い葉を地際からたくさん出します。冬につく青い実は皮を剥ぎ取ると白い小さな玉があ
マンリョウ(万両)の花が咲いてゐます。「庭木図鑑」によると、《関東南部から九州の林内に見られるヤブコウジ科の常緑低木。かなりの日陰にも耐えるため、昔から和風庭園の下草として使われる。秋から冬になる赤い実は艶やかで美しく、鉢物として千両など共
アセビ(馬酔木)は春先3月に白や薄紅の壷形の花を咲かせるツツジ(躑躅)科の植物です。有毒成分を含んでゐて、馬が食べると酔って足がなえると言はれてゐます。それで「足癈(あしじひ)」 と呼ばれ、しだいに「アシビ」そして「アセビ」となりました。ア
うちの庭の地下にたくさんのセミの幼虫が棲んでいます。毎年蝉の穴だらけになる一画があるのです。セミは幼虫として地下生活する期間が3-17年(アブラゼミは6年)にもなります。交尾が終わったメスは枯れ木に産卵管をさし込んで産卵をします。多くのセミは翌
和歌山の加太沖から連絡が入りました。Uさん「おはようございます。田尻さん、今日は家にいらっしゃいます?もしよろしければハマチですが貰って下さい。」、田尻「はあーい、ご在宅でございます。」Uさん「ハマチ、スズキ、イサギ、になります。いつもの時間
今朝カーテンを開けたらぱっとモミジアオイ(紅葉葵)が飛び込んできました。今年最初の開花で、目に鮮やかな紅が朝日を受けて炎えるやうに輝いてゐます。葉が深く3裂または5裂し「モミジ」の葉に似ているので、モミジアオイです。蕾が沢山ついてゐるので
緑地帯に半ば野生化したザクロが何本かあり、5月頃紅い花を咲かせてゐました。今は青い「実」が柘榴独特の形を見せるやうになってきました。原産地は、トルコ、イランなどの西南アジア、南ヨーロッパ、およびカルタゴなど北アフリカ原産とする説があります。
大阪は明日から36〜37℃だと天気予報が伝えます。見てる間に入道雲が成長してゐました。写真は中之島の「栴檀木橋(せんだのきばし)」から見た若い入道雲です。夏を代表する季語で「角川俳句大歳時記」には以下の様に説明されてゐます。《 雲の峰 天文 三
ヒマワリは高い茎の頭に花が咲き、花が太陽に合わせて回るとものと思はれてゐます。実際は、花首の柔らかい、つぼみのときだけ昼間、太陽の方向を向いて夜に向きを戻します。成長して花が咲いてからは東を向きっぱなしで動きません。しかも、これは茎頂に一つ
緑地帯の高町池の脇にちょっと見が紫陽花のやうな赤紫の花が咲いてゐます。蕾の時は濃い赤紫ですが、開くと薄い赤紫になります。いずれも独特な紫でよく目立ちます。ボタンクサギ(牡丹臭木)といふ花です。梅雨時から夏にかけて、小花がボール状にまとまって
ハナミズキ(花水木)が日本にやってきたのは、意外に遅く1912年のことです。1912年は大正元年に当たり、当時の東京市長は尾崎行雄でした。アメリカのワシントンD.C.へソメイヨシノを贈りました。その後、その桜の後裔がポトマック河畔の桜として今も有名です
中国原産で日本には古い時代に入ってきており、平安時代には薬用として栽培されていました。枝や幹から気根伸ばし壁やフェンス、他の樹木などにへばりついて体を支えて上に伸びていきます。ひとつひとつの花は短命ですが、絶え間なく新しい花を咲かせます。漢
このところ35度近くが続いたためか、緑地帯の海老池があっという間に水草で覆われました。水草は抽水性植物、浮葉性植物、浮遊性植物、沈水性植物と区別されることが分かりました。ほとんどが、淡水性で、海にあるものは海草と言って別扱いにします。〈抽水性
ムクゲ(木槿)はキョウチクトウ(夾竹桃)、サルスベリ(百日紅)と共に夏に長く咲く花の一つです。花期は7月から10月頃まで、花は短命ですが次から次に咲き続けます。中国原産でシリア、インドなど東南アジアに自生してゐて、日本には平安時代以前に入って
緑地帯の野原に菊のような白っぽい花が群れ咲いてゐます。これから9月にかけて咲くヒメジョン(姫女苑)です。3月〜5月に咲くハルジオンと花がよく似ていて混同されることがあります。ということで、見分けの第一は春に咲くのがハルジオン、夏に咲くのがヒメ
「ゆめパソ」も12年目で、会員もほとんどが後期高齢者になりました。「ゆめパソ」は高齢者の高齢者による高齢者のためのパソコン教室として始めたものです。月2回ほど集まってパソコンの勉強を行って、いまに至っています。多い時で25名ほど、今はいつも来ら