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日記一覧

どんぐりの花
2017年04月30日06:38

緑地帯の木の枝に、若緑色した穂のやうなものが垂れさがってゐます。昨秋、この木の下にクヌギ(櫟)のドングリがいっぱい落ちてゐました。と言ふことで、クヌギの花であります。垂れさがっていたのは雄花ほうです。雌花はと言ふと、同じ枝の若葉の付け根に2m

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八重ヤマブキ
2017年04月29日06:35

緑地帯に“普通のヤマブキ(山吹)”が黄色く咲き誇ってゐます。“普通”と書いたのは4/23のBlogで別科のシロヤマブキを紹介したばかりだからです。ご存知、普通のヤマブキには一重と八重咲があり、八重咲きのものは結実しません。有名な太田道灌の逸話は「実

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シャガの花
2017年04月27日05:47

緑地帯のあちこちに庭でも良く見かけるシャガが咲いてゐます。漢字では射干とか著莪とか書き、別名は胡蝶花です。ただ射干はヒオウギ(檜扇)のこともさすので、著莪と書く方が多いやうです。檜扇の実は黒いので、俗に射干玉(ぬばたま)と呼ばれ、「黒」や「

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あんまりテレビで宣伝するので、ミーハーの私は京都国立博物館の「海北友松」を見に行きました。行列を覚悟で行きましたが、並ばずに入れて館内も混雑なく堪能して参りました。海北友松(1533〜1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です

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カエデの花 
2017年04月25日06:31

カエデと言うと、春の新緑と秋の紅葉で、葉を愛でる樹とされてゐますが花も可愛いものです。新緑の中に、とても小さな目立たない花を咲かせ、やがて小さなブーメランのやうな実をつけます。カエデに漢字「楓」を当てるのは実は間違いでださうです。「槭」が正

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変った椿−9
2017年04月24日05:50

今年の変った椿シリーズいよいよ最後となりました、また、来年!!小輪なので目につきにくいのですが、椿としては変わり種になります。横から見ると花びらが重なって松ぼっくりのやうに咲く珍しい椿です。名は「カサマツ(笠松)」〈 紅色地 白斑入り 八重

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シロヤマブキ(白山吹)
2017年04月23日06:56

昨年知人宅から養子に来たシロヤマブキ(白山吹)が1年目にして咲いてくれました。栽培種以外の自生種はおもに岡山の山地に見られ、絶滅危惧種(レッドリスト)ださうです。山吹と名がありますが、ヤマブキはヤマブキ属、シロヤマブキはシロヤマブキ属で、全

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変った椿−8
2017年04月22日06:22

五色八重散椿と思はれる椿が咲いてゐます。〈 白地 紅縦絞りが基本色 白、紅、桃色、白覆輪などに咲き分ける 抱え性の八重咲き 散性 割りしべ 中〜大輪 〉この椿の特徴は椿の癖に、花びらがばらばらになって落ちることです。次に、一樹に白、紅、桃色の

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変った椿−7 
2017年04月20日06:54

咲く時期は例年より遅めでしたが、今年は全般に椿の咲きが良いやうです。椿によくつく毛虫にチャドクガ(茶毒蛾)の幼虫があります。葉の裏にびっしり並び、葉を食い尽くす毛に毒のある毛虫です。昨年は、この毛虫の発生が比較的に少なかったので、今年よく咲

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青木の花と虫こぶ
2017年04月19日06:18

緑地帯でアオキの花が咲いてゐました。秋に赤い実をつけるアオキは今頃、小さな渋い花をつけます。アオキには雄木と雌木があり、それぞれに花弁が紫褐色の雄花と雌花が咲きます。偶然にも近くに雄木と雌木があって、ちょっと見同じやうでも良く見ると違ふ花を

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〈 紅色地 白斑入り 千重咲き 大輪 〉和歌山方面に多いのでキシュウツカサですが、宝塚市でも古くから栽培されてゐるやうです。海外で「Captain John Sutter キャプテン・ジョン・サッター」と呼ばれ人気のある椿です。30枚ほどの花びらが厚く重なり、抱

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筍を発見
2017年04月17日06:49

桜も遅かったのですが、今年は筍の発生がとても遅いやうです。全国的傾向だと、テレビでも言ってゐました。この辺りの竹林でも、ほとんど見ませんでした。昨朝、近くの孟宗竹の竹林で初めて見つけました。この辺りは、昭和40年代まで筍の産地だったため竹林が

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白いタンポポ
2017年04月16日07:39

わが緑地帯で“白いタンポポ”の咲く場所を2か所ばかり知ってゐます。群れるのではなく、そこに1〜2株だけがあります。毎年気になるのは、駆逐されずに今年も咲いてゐるのかと言ふことです。今年は花の咲く時期がお遅く、いつもの場所を訪れてもなかなか見つ

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先輩のグループ展
2017年04月15日08:15

某社出身者の絵画クラブの人達のグループ展「さいゆう展」に行ってきました。高校の先輩O氏は木版多色刷りの作品を毎年出品されてゐます。4〜5年前からでしょうか、作品とともに制作過程を示す解説や版木も展示されるやうになりました。ご存知の通り多色木版

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私の大好きな遅咲きの黒い椿が咲きました。日の当たり具合によっては、花弁がもっともっと黒く見えます。蕊の筒は普通白ですが、これは紅が滲んでゐるめずらしい椿です。エイラク(永楽)と言ふのが、正しい名称です。< 暗紅色 一重 筒咲き 筒しべ 花糸

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大きな花の椿
2017年04月12日05:43

 ツバキ 熊谷(クマガイ) 別名 光明(コウミョウ)< 濃朱紅色 一重 平開咲き 梅芯 大輪 花も葉も大型で肉厚。弁化した雄蕊が旗弁化することが多い 肥後椿の一種 >全開すると直径20cm〜25cmぐらいになり、ウチの椿の中で、一番大きな花を咲かせま

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緑地帯のヤマザクラ 
2017年04月11日06:42

わが緑地帯には何種類かのヤマザクラ(山桜)が植えられてゐて、独特の趣を見せてくれます。山桜は日本の野生の桜の代表的な種で、和歌にも数多く詠まれてゐます。ソメイヨシノのように満開を過ぎたころに葉が出るのではなく、開花と同時に若葉が出ます。ヤマ

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変った椿−6
2017年04月10日06:09

あまり咲かなかった赤い唐子椿(からこつばき)が咲いて呉れました。椿の唐子は雄蕊や葯が弁花して花心部に美しくまとまったものをいいます。頭の左右にわずかに髪を残し他を剃る江戸時代の子供の髪型を唐子と称しました。纏まった様子が、唐子の髪形に似てい

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ムラサキケマンはケシ科の野草で、全草に強い有毒成分を含みます。 誤って食べると嘔吐、昏睡、呼吸麻痺や心臓麻痺を惹き起して危険です。 ケマンソウ(華鬘草)に似ていて紫色なのでムラサキケマンと呼ばれました。しかし、タイツリソウ(鯛釣り草)とも呼ば

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赤い八重の椿 
2017年04月08日05:55

赤い八重の椿が咲いてゐます。蕾の頃は上を向いてゐるのですが、開くにつれ首を垂れます。花が大きく重い所為もありますが、枝が細いためと思われます。この花はヒイロオキノイシ(緋色沖の石)と思はれます。 椿は花びらが重なっていても、8枚以下なら一重

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ご近所のマンサク科トサミズキ科のヒュウガミズキが満開になりました。形も色もそっくりな花にトサミズキ(土佐水木)があります。雄蕊の黄色いものがヒュウガミズキ、赤茶色のものがトサミズキで区別がつきます。「日向水木」の名の由来は二説あります。日向

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変わった椿−5
2017年04月06日06:32

 見た目、紅薔薇にそっくりの椿です。花びらが渦を巻いたように固く締まり、雲珠の字を当てます。花の中心が暫く擬宝珠のやうになってゐて、薔薇になって行きます。名前はウズ(雲珠)。<濃紅色 八重咲き 小さい割しべ 中輪 内弁が巻きあい高芯状のバラ

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ヒマラヤユキノシタ 
2017年04月05日06:41

ユキノシタ科のヒマラヤユキノシタの花が咲いてゐます。もともとはヒマラヤ地方に分布する花で、毎年花を咲かせる多年草です。原産地が寒くて岩場のやうなところのため、きわめて耐寒性が強く乾燥に強い花です。地面を横に這うように伸びる太い根茎から、団扇

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変った椿−4
2017年04月04日06:13

一番開いた状態でこんな開き具合、これ以上開かずこのまま落椿になります。長筒咲き(百合咲き)と呼ばれます。なかなか気難しい椿で、30年以上も前ですが、植え替えをしたら5年ほど花をつけませんでした。ヤマユリ(山百合) < 濃紅色 一重 長筒咲き 

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ピーピー豆の花  
2017年04月03日06:03

緑地帯の路傍や野原にピーピー豆の花が咲いていおます。花が終ると、小さな細い、エンドウ豆のような実がつきますが両端を切りとり吹くと草笛になります。正式な名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)、通称はカラスノエンドウ(烏野豌豆)です。本州から四国・九州

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変った椿−3 
2017年04月02日06:45

白ト伴(シロボクハン)<白色 唐子咲き 小輪 江戸期からの古典品種白唐子(シロカラコ)に似ているが 花が大きめで唐子部は淡黄色を帯びる。外弁に紅色の点条が出ることがある。>シロカラコかと思ってましたが、ウチのは確かに外弁に赤い筋状の点が出て

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だいぶ遅れましたが、庭にハクモクレンが咲いてゐます。シモクレン(柴木蓮)、コブシ(辛夷)など似た花があり、どれもモクレン科モクレン属の花です。白いのがハクモクレン、紫なのがシモクレンです。開花時期は3月 上旬から4月末頃、コブシ≒ハクモクレン

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