緑地帯の市営ゲートボール場脇にある皇帝ダリアが花をつけ始めました。例年なら、沢山花をつけるのですが、今季はいたってさびしい状況です。特に10月末の颱風が根を揺さぶり、悪影響を与えたやうです。自生ダリアの仲間に茎が木のようになるダリアが三種あっ
今年はとても数が少ないのですが、レモン(檸檬)が色づいてきました。レモンと言へば紡錘形をしてゐて、先にでべそがあるのが普通です。ウチのは丸みを帯びていてでべそもあるかないかです。中国経由でインドのアッサム地方に伝播し、そこで生まれた蜜柑がマ
最低気温が8℃を下回る日が続いてきました。わが緑地帯の遊歩道のカエデ並木が紅葉の盛りとなってゐます。この径は約7〜800mに亘って両脇にカエデが植えられてゐます。両方から覆い被さりトンネルになってゐるところもあります。この径が出来てまだせいぜい
緑地帯で松ぼっくりを小さくしたような1cmに満たない木の実を見つけました。杉のやうな枯れ葉のなかに沢山の実が散らばってゐます。上を見上げると、枯れて葉の少なくなったメタセコイヤが覆い被さってゐます。どうやら、メタセコイヤの実のようですが、でっ
11/15の当blogで「最初見たとき、てっきりキリだと思ってゐました。図鑑などでキリの葉に似た樹木を調べましたが、ぴったりのものがないのですが、どなたかごぞんじでせうか。」と書いたところ、先輩の奥様から「ユリノキ(百合の木)」ではと。「別名ハンテ
お隣さんの門脇にホウキグサ(箒草)の鉢植えがとてもきれいにモミヂしてゐます。園芸店ではコキヤの名前で売られてゐます。古名ハハキギ(箒木)と言って千年も前に日本に渡来しました。「枯れた茎はホウキ、果実は食用に」と無駄がなく江戸時代には広く栽培
緑地帯の林です。ここにはクヌギ(櫟)、ナラ(楢)フウ(楓)、それに常緑樹も混じってゐます。フウの漢字は楓ですが、カエデ(楓)でではありません。カエデのもともとの漢字は、「槭」なのですが、当用漢字に入ってません。それで、葉っぱの似た「楓」の字
わが緑地帯のカエデ並木には、何種類ものカエデが植えられてゐます。聞くところによると30品種あるのだとか。見た目それほど変はりはないのですが。葉の切れ込みが浅かったり、深かったり、色が濃かったり薄かったり・・・もみぢする時期が早かったり、お遅か
緑地帯に自生の柿の木が何本かあります。栽培種のやうに立派でなく、実の数も数えるほどです。そのわづかな実を、鳥が突くので、木の上にはひとつかふたつしかありません。 桜紅葉同様、柿紅葉も一枚の葉に緑・黄色・朱色と綺麗な文様をつくります。葉が大き
モミヂも進んでゐますが、落葉もどんどん増えてきました。家の前の通りのケヤキは相変はらず毎日ゴミ袋4~5杯分を降り散らしてくれます。風が強く吹くと、吹き飛ばすのですがまた戻り風でもとより多い落葉が戻ってきます。風が吹いたり雨が降ったりすると、掃
わが緑地帯の紅葉道がだいぶ“もみぢ”してきました。この2、3日で朝晩すっかり寒くなり、急に“もみぢ”が進んでゐます。この遊歩道は700mほどがカエデ(楓)並木になってゐます。背景に竹林があって、カエデの“もみぢ”とお互いに色を補完し合ってきれいな
「関西文化の日」といふのをご存知ですか。かつての文化庁長官の河合隼雄氏の発案の文化イベントです。毎年11月に美術館、博物館、資料館等の文化施設を入館無料で開放します。今年は、11月18日、19日がその日に当たり、吹田市立博物館もこれに従ってゐます。
今頃になって10月21日、23日の台風の話です。特に21日の台風の風はとても強く、わが緑地帯もだいぶやられました。大きな木も倒れ、大枝も千切れ飛んでゐたことは既に報告の通りです。遊歩道や民家に面したところは、はやばや片づけられました。森のなかや奥は
カラスリ(烏瓜)の実がなってゐます。ウチのは朱色になるカラスリではなく、ベージュ色に熟するキカラスウリ(黄烏瓜)です。6月〜9月にかけて日没後から縁がレース状の白い花を咲かせます。(写真3枚目)蔓がしつこく庭木に絡むので嫌がられるのですが、こ
時折、屋根や地面にドンと云ふ音がします。出てみると齧りかけの柿の実が落ちてゐて、カラスが飛んでゆくのが見えます。カラスは美味しいところだけ齧りあとはたべません。それで咥へてきては、ちょっと食べてウチの庭をゴミ捨て場にしていくのです。お隣に柿
昨日はアオギリ(青桐)の褐葉を紹介しました。わが緑地帯にイチョウ(公孫樹)以外に黄葉がとてもきれいな木があります。葉がキリ(桐)の葉に似て、しかも木肌も桐らしい木なのです。最初見たとき、てっきりキリだと思ってゐました。しかし、何年たっても薄
モミヂと云ふと、葉が赤くなる木に目が行き勝ちです。モミヂには紅葉、黄葉、褐葉とあることは前に触れました。銀杏で代表される黄葉もきれいだし、楢などの茶褐色になったモミヂもいいものです。わが緑地帯の公園にあるアオギリ(青桐)が今見事に褐葉(モ
ここのところ、ずつと色々な木木のモミヂのことを紹介してきました。しかし、モミヂと言えば、カエデの紅葉を指すことが多いいですね。さて、カエデのモミヂが綺麗になる条件は、いくつかあるやうです。「好天が続き、日光を十分に受けている」、「昼夜の寒暖
木々がモミヂするのは、10月頃から12月頃まで幅があります。ギンナン(銀杏)、フウ(楓)、ケヤキ(欅)、ナンキンハゼ(南京黄櫨)などは早組です。トウカエデ(唐楓)もどちらかと云ふと、早組に入ります。わが緑地帯のトウカエデは、早くも落葉が進んでゐ
奈良国立博物館で恒例の「正倉院展」があと三日で終はります。会期末に近いので、そろそろ空いてゐるかと行ってみたのですが、とんでもない人手です。のんびり鹿と遊んで、ゆっくり入館してゐる場合ではありませんでした。第69回正倉院展は何と言っても羊木臈
今週の月曜日、久し振りに午前中の当番でした。事務所によって、喫茶セット(キャッシュボックス、釣銭用100円玉、名簿)をもらいます。照明をつけて、カーテンを開けると、燦燦と朝日が部屋いっぱいに降り注ぎます。お湯を沸かし、テーブルを拭いて、床の汚
暦の上では冬に入って3日目ですが、実際の季候は仲秋といったところです。それでも、朝晩は10℃を下回る日も出てきました。紅葉も早い樹木から彩り豊かになってきました。秋になって葉が色変わりすることを“もみぢ”すると言ひます。植物学では“もみぢ”を
千里ニュウタウンの道には、道ごとに種類を替えて並木が植えられてゐます。ウチの前の道はケヤキ(欅)並木になってゐます。ケヤキは堂々としてゐて、葉の数が多く、夏は木陰を作ってくれます。秋は赤褐色にもみぢしてとてもきれいですが、落葉の量が半端では
二日続けて、近くのフウ(楓)の紅葉の具合を紹介しました。他にも、早くに紅葉しやすい木があり、モミヂが進んでゐます。サクラ(桜)、ナンキンハゼ(南京黄櫨)、ケヤキ(欅)、カキ(柿)などのモミヂです。中でも、中国の中南部を原産地とするナンキン
昨日紹介した「風の子通り」のフウ(楓)の並木、僅か二日で急変です。朝が10℃を下回ったせいでせうか、ものの見事に、赤くなりました。千里ニュータウンにはあちこちにフウが植えられてゐます。葉が三裂のタイワンフウ(台湾楓)と五裂以上のアメリカフウ(
雨が続き颱風騒ぎなどあって、久し振りに外へ出てみたら、街路樹が色づいてゐてびっくりです。1枚目は「千里ぎんなん通り」で、まだ緑が残ってゐますが、だいぶん黄色になってゐます。11月中旬ぐらいからは、黄金街道になる千里の名所です。2枚目、3枚目は「
颱風明けの緑地帯で、身にキノコをいっぱいつけた半ば枯れた木を見つけました。前には生えてなかったので、ここ4-5日でこんなになったと思はれます。上下に臙脂色のキノコ、中に白色のキノコが密集してゐます。同じ種類のものか、別の種類かわかりませんが、
10/14のblogで紹介した先輩の写真展、その2に行ってきました。今回の先輩の写真のテーマは「おこぼ」です。 「おこぼ」とは京言葉で「ぽっくり」のことです。歩く時に、「ぽっくり、ぽっくり」と音がするので「ぽっくり」となったと言はれてゐます。「ぽっく