緑地帯にあるゲートボール場の脇に珍しい花や家では育てにくい大きくなる花が植えられてゐます。例えばエンゼルトランペット、ジンジャーリリー、キクイモモドキなどです。その一つに晩秋に咲く皇帝ダリア、とても大きいので狭い庭には不向きです。普通見かけ
高町池に白い穂の背の高い草が朝日を浴びて輝いてゐました。このような穂を持つ草と言へば、「ヨシ」「アシ」「ススキ」「カヤ」「スゲ」「オギ」等があります。「ヨシ」と「アシ」は漢字で「葦」「蘆」「芦」と表記され、同じ植物です。「アシ」という音が、
まだ寒の内ですが、立春が近くなり、ツバキの蕾が大きくなってきました。早咲きの冬椿はすでに開花してゐて、1/25日のBlogで「羽衣」を紹介しました。今日は「アマツオトメ(天津乙女)」を紹介します。椿事典には《 Camellia japonica 'Amatsu-otome 極淡
10月に満開でいただいたアッサムニオイザクラ(匂い桜)が再び花をつけました。ヒマラヤから-雲南が原産地で地植えだと12月から2月にかけて咲く花です。10月に咲いてゐたのは温室栽培だったからです。説明書によると花後に花房の下から切り落とすのだそうです
ご近所に柑橘類を庭木にしておられるお宅があります。温州みかん、金柑、檸檬、晩白柚、夏蜜柑などが垣越しに見られます。どれも実の付きが良く色もそれぞれで、楽しく鑑賞させて貰っています。ご主人の好みだったやうですが、亡くなられて2-3年になり、収穫
今頃になると田舎からラナンキュラスが送られてきます。ウチの田舎は九州の中央・宮崎県北部に位置する西臼杵郡高千穂町です。「天の岩戸」伝説や天孫降臨の神話が残る町です。気象は内陸性で温度差が大きく、概して夏は冷涼、冬は寒冷で結構雪もふります。こ
緑地帯の樹木に薄みどりの苔がついてゐます。色・形が日本画の松柏図などで描かれる苔そっくりです。特に雨や雪の降った後の湿った状態の時が綺麗に見えます。この色は緑青(ろくしょう)と呼ばれ、日本画では欠かせない岩絵の具の色です。緑青は孔雀石(マラ
ツバキは椿と書きますので春に咲く花とされてゐます。ところが実際は、春に限らず秋咲くもの、初夏に咲くものなどいろいろです。なかでも寒のころに咲くものを寒椿とか冬椿とか言って区別します。ウチにもいくつか冬椿が咲いてゐます。そのひとつ「羽衣(ハゴ
わが緑地帯にはクマザサはありませんが、いくつかの種類のササ(笹)が群生してゐます。ササはタケ(竹)の小さなものかと思ったら、植物学上は別のものださうです。一般にササはタケより小さいのですが、オカメザサはごく小さなタケ、メダケは大きくなるササ
高町池の鴨たちの中にたった一羽、黒い鳥が混じって泳いでゐました。近づいて来たのを見ると、黒い体と嘴に白いおでこ、モノトーンのしゃれた配色です。鴨とは違って「キュイッ キュキュー」と鳴いてゐます。鴨ではなく、クイナ(水鶏)の仲間のオオバン(大
リビングの硝子戸越しに雀が集まっているのが見えます。朝方とか夕方になると、いつもこのやうに止まる木があります。止まってゐる雀をみると、まるまると太って見えます。実は冬の寒い時期になるとスズメに限らず鳥類は羽毛を逆立て膨らませます。中に空気の
我が緑地帯で良く見かけるアオジです。日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬する漂鳥です。スズメよりちょっと大きく、頭は暗緑色、目の周りは黒色、背は暗褐色で、胸・腹は緑がかった黄色です。用心深い性質で、草むらの中などに身を潜めて
ウチには小梅の木があります。日なたの方から白い小花を咲かせ始めました。白梅は匂いが強いと聞きますが、ウチのはそれほど匂いません。それでも腐っても鯛で、寒風に凛と咲く姿はいいものです。開いている花も素敵ですが、蕾の玉が真珠のやうでいかにも梅と
ポット植えアマリリス、今年のものは花が沢山つき、得をした気分です。注文時に花の形、色は分かるのですが、花茎が何本出るかは育てて見ないとわかりません。今年はなんと、1球から3本の花茎が出ました。一茎に4つ花が付きますので、全部咲くと鉢が花の重さ
高町池近くの名無しの沼にシラサギが来ていました。アオサギは常住してゐますが、シラサギはたまにしか見ません。シラサギト言っても、体の大中小でダイサギ、チュウサギ、コサギがゐます。ダイサギとチュウサギの脚と指は黒です。嘴の色は夏と冬で変わり、夏
大阪千里丘陵にも4、5cmですが、雪が積もりました。大阪を取り巻く北・西・東の山は積もるのですが、平野部はめったに積もりません。日曜日の朝の気温は−1℃、今季最低となりました。起きて見ると、暁闇に家々の屋根が白々と浮かんでゐます。わが狭庭もつか
小学生の博物館授業が13日金曜より始まり、今期最初の学校は吹田第1小学校でした。吹田市立博物館恒例の特別企画「むかしのくらしと学校展」開催中に行はれるものです。吹田市立の小学校36校の3年生が3月末までに、順次博物館にやってきて3時限の授業を受け
10年前にロウバイを頂いて、植えましたが、暫く葉も花もつかず忘れかけてゐました。茂みの中に植えたので他の草木に負けて消えてしまったのかと思ってゐました。5年ほど前、大きくなって花をつけてゐたので、ああー生きていたのかとびっくりしました。花は半
いつもの緑地帯の遊歩道です.作業が終はったらしくゴミ袋があちこちに積まれてゐました。毎年枯れ葉が落ちて無くなる頃に遊歩道の落葉掻きがあります。この遊歩道は1km以上あるので、掃除と言っても大変です。二日ほどで作業が終りましたが、さー何人が携わっ
わずか三日ほどですが、次男の家で飼っているセキセイインコの「ピースケ」を預かりました。この子が次男の所にやって来たいきさつが変ってゐます。昨年の9/6の当blogで、やはり次男のウチのセキセイインコの「マメちゃん」を紹介しました。この「マメちゃん
《 空気と接触している物体の表面の温度が霜点(温度が0℃以下のときの露点)よりも低くなると、空気中の水蒸気が昇華し、物体の表面に微細な結晶構造を持つ氷が成長する。この結晶のこと、あるいはこの現象自体を霜と言い、着氷現象の一種である。》なのださ
昨日は今年最初の喫茶サービスの日でした。3施設で行ってゐますが、まずは弘済院第一特養が皮きりになりました。ここへ通って12年目になりました。言ってみれば喫茶店のスタッフのやうなことをするのが喫茶サービスです。ここはメニューが割と多く、15、6種ぐ
高町池やその近くの古沼に渡り鳥がきてゐます。マガモ、ヒドリガモ、コガモ、オシドリ、クロガモ、バンなどが見られます。数が多いのはマガモとヒドリガモです。カモは雑食で、水草の葉や茎、植物の種子、貝などを食べます。泳ぐのは上手ですが、潜ることはで
今季は紅葉がとてもきれいだったカエデ(楓)が幹と枝ばかりの枯木になってゐます。ところが近くのカエデ並木に枯れ葉が付いたままのものが何本かありました。近づいて見ると枯れ葉ではなく、果実がまだ飛ばされずについてゐたのです。カエデは、ブーメランの
緑地帯のモミジバフウ(紅葉葉楓)の幹にノキシノブが着生してゐます。日の当たる側にだけ縦に緑の列を作ってゐます。名前は「家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶ」という意味でつけられました。ノキシノブは着生植物で、土を必要としない植物です。大樹
大島紬には泥染め、藍染め、化学染料染めなどがあります。なかでも本場大島紬を特長づける「泥染め」はとても貴重なものです。泥染めとは、泥と車輪梅の煎じ汁を混ぜたものに漬けて染めるものです。泥染めの大島紬は軽くてしなやか、丈夫で長持ち、孫の代まで
千里緑地第4区の谷底にいつの頃からか百葉箱があります。百葉箱は、白塗りの鎧戸のついた箱で、温度計・湿度計などが入ってゐるものです。かつては小学校には必ずあって、当番で温度や湿度をノートに記録したものです。最近、見かけなくなったのは、気象台が
本当に暖かい正月でしたね。我が家も久し振りに子・孫14人の大家族になりました。元旦に恒例のイザナギ神社での初詣を済ませました。毎年神社の干支の看板の前で一族の記念写真を撮ってゐます。孫たちが大きくなるにつれ、全員揃うことは難しくなってきました
大楠の根元に誰かが植えたかのやうに一叢の水仙が咲いてゐます。わが緑地帯にはあちこちに勝手に生えたニホンスイセン(日本水仙)見られます。どれも蕾がやっと現れた程度なので、これは随分と早咲きです。ニホンスイセンは名前にもニホンが付くので元から自