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日記一覧

シラン、知らん間に増え
2016年04月30日07:35

年々増えたシラン(紫蘭)が庭の片隅に群れ咲いてゐます。文字通り紫色の蘭で、日本、台湾、中国などに普通に見られる花です。野生種は準絶滅危惧種ですが、栽培品は花壇や庭先などで良く見かける花です。栽培種には花の色が白色のもの、斑入りのもの、淡色花

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春落葉
2016年04月29日07:47

【春落葉(はるおちば)】落葉樹は初冬に葉を落とすが、椎、樫、檜などの常緑樹は晩春に古い葉が散るので「春落葉」という。木の根方に、いつのまにか積もってゐるのに気づく。ひっそりとした風情のよう季語である。(歳時記)落葉樹は初冬に一斉に落葉します

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モクコウバラ
2016年04月28日06:46

前の家の高いフェンスいっぱいにモッコウバラ(木香薔薇)が咲いてゐます。葉もフェンスも見えないほどに花で埋もれてゐます。簡単に挿し木で殖えると聞いたので一枝貰ったのですが、枯らしてしまひました。今年またおねだりして、試そうと思ってゐます。中国

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ムラサキハナナ
2016年04月27日06:51

わが緑地帯にムラサキハナナ(紫花菜)が毎年群れ咲くところがあり、今年も咲いてゐました。中国原産で日本には観賞用および油を採取するため江戸時代に輸入されました。野生化しましたが、群生して開花する様子がなかなか美しいため、庭にも良く植えられてゐ

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わが緑地帯の野原や路傍に、菊のような白や薄桃色の花が咲いてゐます。この時期に、咲いているのはハルジオン(春紫苑)の方です−写真はいずれも。実はこの花にそっくりのヒメジョオン(姫女苑)があり、同じ花だと混同されやすいのです。とにかくそっくりで

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トクサの花
2016年04月25日06:27

土曜日に能を観に行った浜屋敷の庭にトクサ(木賊、砥草)がありました。とても太く立派で、新芽が生え、見たこともない花までついてゐました。茎を煮て乾燥させ、紙ヤスリのようにして研磨に使ふので砥草と呼ばれます。高級なつげ櫛の歯や漆器の木地加工など

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第11回目の「能楽囃子の世界」を観てきました。若手の囃子方が流派を越えて集まって腕試しコンサートのやうなものとして始まったものです。30代前半だったメンバーは10年経て、すっかり中堅以上になって居られます。次第に謡・舞方も加わってだんだん「能楽囃

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オオバナベニカシワ
2016年04月23日06:55

緑地帯や路傍の日の辺りの良いところに紅い芽の目立つ木が生えてゐます。見た目そっくりのオオバベニカシワ(大葉紅柏)とアカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)です。アカメガシワは、山地や荒地によく生える木で、庭木にはしませんが、勝手に生えてきます。名前の

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たんぽぽの絮
2016年04月22日06:41

緑地帯の原っぱのタンポポがそろそろ綿毛を飛ばす頃になってきたやうです。タンポポの花びらの数は外来種で200枚程度、在来種で60〜120枚程度ださうです。花びらと言ひましたが、実はこれが花(弁舌花)で、沢山集まって一つの花に見えるのだとか。キク科の花

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筍畑の跡
2016年04月21日06:53

わが緑地帯は千里丘陵の里山や溜池や竹林の一部を残したところです。ニュータウン開発前までは、南千里から北千里にかけて筍の産地で知られていました。京都の山城筍が有名ですが、この辺りはその南限に当たります。私がここへ引っ越してきた昭和37年の頃は、

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春の野や路傍によく見かけるヒメオドリコソウです。葉が五重塔のような段々状になっていて、葉を笠にした踊り子に見えるので踊り子草です。シソ科オドリコソウ属には、よく似た仲間がいくつかあります。似てゐるのはヒメオドリコソウ、オドリコソウ(踊子草)

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ご近所の庭のハナカイドウがきれいに咲いてゐます。とても華やかながら優しい色の花です。ハナカイドウは中国原産のリンゴの仲間で日本には江戸時代初期に渡来しました。漢字の「海棠」の“棠”は梨のことで、海外から来た梨という意味です。中国では古くから

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さいゆう展
2016年04月17日07:19

リタイア組も含めた某企業の絵画クラブが毎年グループ展を開催してゐます。名の謂れは聞いてゐませんが「さいゆう展」と言ひます。私の高校の先輩でありテニス友だった人が今回も出品されてゐます。先輩は多芸な方で執筆や、書、木版画を得意とされます。今回

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松尾大社の山吹
2016年04月16日07:37

京都の南西郊外に酒の神様で有名な松尾大社があります。もともとはこの一帯に住んでいた住民が、松尾山の山霊を磐座(いわくら)に祀ってゐたものです。西暦701年に山麓の現在地に神殿を営み、山上の磐座の神霊をこの社殿に移しました。五・六世紀の頃、朝鮮

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「ゆめパソ」恒例花見
2016年04月15日06:57

昨日は朝方までの大降りがすっかり上がって、気温も夏日になりました。汗ばむなか、万博公園のポピーとチューリップの花見に行ってきました。パソコンクラブ「ゆめパソ」も新学期で、昨日が4月最初の勉強会でした。毎年4月初めの授業のあとに花見をしますので

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森のシャガ
2016年04月14日06:42

わが緑地帯の森に一日花ですが、次々花をつけるアヤメ科のシャガが咲いてゐます。元々は中国原産の植物で古くに日本に渡来してそれが野生化しました。人里近くやかって人の住んでゐたところで日陰の乾燥する所を好みます。したがつて、人為的影響の少ない自然

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八重咲きの山吹
2016年04月13日06:37

わが緑地帯にある八重咲きのヤマブキ(山吹)があっと言ふ間に満開です。八重咲きのものは“実”が付きませんが、これに関して太田道灌のヤマブキ伝説が有名です。道灌が突然のにわか雨に遭い農家で蓑を借りようと立ち寄りました。娘が出てきて一輪の山吹の花

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八つ手の芽
2016年04月12日06:32

緑地帯はむろん庭にもいろいろな色・形の木の芽が目につきます。一日見ないと、すっかり伸びていて、芽吹きの勢ひにびっくりします。植えたつもりはないのですが、鳥の糞から勝手に生えた八つ手が3、4本あります。丁度、新芽が出てくる頃ですが、新芽と言へ

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冬のさなかに近所のご主人が家の前の道脇に何かの苗を植ゑてゐました。「それは?」と声をかけるとノースポールだとの答がありました。最近そこを通ると、チューリップを守るかのやうに白い花が乱れ咲いてゐました。ノースポールは商品名ですが、一般名として

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グループホーム「T」とは10年以上のお付き合いになります。土曜日の午後2時からの喫茶タイムを担当してゐます。メニューはコーヒー、紅茶、ココア、昆布茶、抹茶です。昨日は歌体操チームも来ていましたので、お茶を飲んだ後歌に合はせて手足を動かしました

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わが緑地帯の日当たりの良い道沿いにマメ科の可愛い赤紫の花が咲いてゐます。正しい和名は、葉の先端がくぼみ、矢筈に見えるのでヤハズエンドウ(矢筈豌豆)です。しかし、カラスノエンドウ(烏野豌豆)やピーピーマメの方が良く使はれます。実が熟すと黒くなる

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西洋タンポポが少ない
2016年04月08日06:52

わが緑地帯にタンポポが群れ咲いてゐますが、外来種の西洋タンポポがほとんど見つからないのです。「西洋タンポポが日本古来のタンポポを駆逐してしまった」と言はわれますが、正確には誤りださうです。西洋タンポポが目につきやすいだけで、早春には日本タン

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アオキの花
2016年04月07日07:22

冬に赤い長円の実をつけるアオキに、いまは小さな花が咲いてゐます。色は海老茶色、尖った花びらは4枚でとてもおとなしい花です。日本原産で年中、葉も枝も緑色をしているので青木です。雄木と雌木があり、雄花(写真左)には雌しべがなく、雌花(写真中央)

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名前がわからなキノコ
2016年04月06日06:29

わが緑地帯の原っぱに、こんなキノコを見つけました。図鑑やWebでだいぶ探しましたが、同定できませんでした。直径5〜7cmほどの大きさで、野原に群れてゐました。1cmぐらいのもので、そっくりなものがありましたが、どうみても違ひます。かなり特異な傘ですが

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レンギョウ(連翹)盛ん
2016年04月05日07:58

桜の開花期に合せるやうに、低木の黄色いレンギョウ(連翹)が咲きます。この辺りも公園や庭木で良く見かけますが、どれも中国や朝鮮から来た外来種です。日本原産もありますが、ヤマトレンギョウとショウドシマレンギョウともに絶滅危惧種です。レンギョウは

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幹からいきなり花
2016年04月04日06:25

毎年これを見ると思ふことがあります。この固い幹からどうしてこんな柔らかい花芽が出て来るのでせうか。そう思いませんか。染井吉野の古い木、といっても6、70年ぐらいのものによく見られる現象です。ゴツゴツした幹からいきなり咲く花はいっそう可憐に見え

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内側にお洒落
2016年04月02日06:54

庭の隅に日影を好む蔓性の地味で清楚な花が咲いてゐます。鐘形の淡い黄緑色をした花ですが、内側に紫色で網状の模様があります。それで、編み笠のやうに見えるのでアミガサユリと呼ばれます。江戸時代、中国より薬用植物として渡来したものが、各地に広がりま

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コブシ(辛夷)のさかり
2016年04月01日07:50

わが緑地帯には半野生のコブシの木が結構沢山あります。柴モクレンや白モクレンの仲間ですが、コブシは一番早く咲きます。ところが今年は遅めで、今自紫モクレンと一緒に咲いてゐます。大変高木で、5〜10mのモクレンに対し、コブシは20m近くになります。乾燥

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