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日記一覧

杉の実?
2016年10月31日07:13

ヒマラヤ杉といふ名を持ち、見た目は杉ですが松の仲間です。ヒマラヤ山脈西部の標高1500 mから3200 mの地域が原産地ださうです。原産地では高さは40 m-50 m、時には60 mにまで成長する大木だとか。 日本には明治初期に導入され、公園や学校、大きな庭園に植

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オシロイバナの実
2016年10月30日07:02

道端に、なかば野生化したオシロイバナ(白粉花)が黒い小さな実をつけてゐます。オシロイバナはメキシコやペルーなど南アメリカ原産で江戸時代始めごろに渡来したやうです。一本の草から赤・白・絞りなど異なる花の色が咲くこともあります。夕方から芳香のあ

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ハナミズキ(花水木)の実
2016年10月29日06:53

ハナミズキの赤い、ナツメ形の実が目立つようになりました。ハナミズキが別名で本名はアメリカヤマボウシです。アメリカヤマボウシはアメリカ産のヤマボウシ、ハナミズキは花のきれいなミズキという意味です。英名はドッグウッド(dogwood)です。これは木を煎

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シャリンバイの実
2016年10月28日06:47

わが緑地帯の森は木の実が熟す頃となりました。栗や団栗のやうな固い実のものから、柔らかいものまでいろいろあります。シャリンバイ(車輪梅)の実もすっかり熟してゐます。本州西部、四国西南部、九州の海辺など主に西日本に分布する常緑性の低木です。小枝

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初紅葉
2016年10月26日08:07

わが緑地帯の遊歩道にいろいろな種類の楓を並木にしてゐる所があります。盛り残ろは、そんじょそこらの紅葉の名所に負けません。おまけに、人ごみではなく、静かに「もみぢ」を愛でることが出来ます。急に朝晩の気温が下がり、遊歩道の楓の一部がうっすらと色

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ホトトギス(杜鵑草)
2016年10月25日06:57

庭にユリ科のホトトギス(杜鵑草、時鳥草)が咲いてゐました。茂みの後ろ側で下草のやうに咲いてゐたので気づきませんでした。花びらの斑点が、鳥のホトトギスの胸毛の模様と似ていることからつけられた名前です。むかしより格調高い花として茶花や生け花によ

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丹波黒大豆枝豆
2016年10月24日07:07

この季節になると丹波黒大豆枝豆が産地から届きます。丹波の黒大豆は正月の煮豆用の高級食材ですが、それを枝豆で食べるといふ贅沢な食べ物です。しかも、黒枝豆の旬は例年10月5日〜20日頃で、わずか2週間の期間限定の食べ物です。シーズンの最初の頃に刈り取

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アオサギ(青鷺)
2016年10月23日07:00

高町池に鴨などの水鳥が日に日に増えてきました。コガモ、マガモ、ヒドリガモ、バン、カイツブリ、カワウなどが見られます。住民の羽折れマガモとアヒルがうれしさうに迎えてゐます。と言ってもここは小さな池で、昆陽池ほどの数ではありません。すぐ隣の古沼

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キンモクセイ(金木犀)
2016年10月22日08:54

家々の庭や公園にキンモクセイの香りが漂ってきました。樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ており金色の花を咲かせるので「金木犀」なのださうです。中国で木犀のことを「桂」と書くことから、キンモクセイを丹桂、金桂と呼びます。中国の「桂林」と言へば奇岩が多く、

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ピラカンサ(ス)
2016年10月21日06:49

バラ科トキワサンザシ属の数種類をまとめてピラカンサ(ス)と呼んでゐます。ピラカンサ(ス)はギリシャ語の「pyro(炎)+ acantha(刺)」です。火のような実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるといふ意味です。日本には明治時代に導入され、実が綺麗なので

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まだ咲いてゐるランタナ
2016年10月20日06:59

ランタンは熱帯・亜熱帯アメリカが原産地で、150種ほどの原種があるさうです。こんもりと茂り、いろいろな色の花がたくさん咲くので目を引く花のひとつです。これを植えてゐるお宅は多く、いつもの散歩道沿ひでも沢山見かけます。日本の一般的な気候下では初

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ススキ(薄)
2016年10月19日07:55

かつて街に原っぱがあって、秋になるとススキ(薄)が当たり前に見られたものです。緑地帯に何カ所か芒の見られるところがあり、日が当たってとてもきれいです。野原に草が伸び、木が生えてきて、いつの間にか森林になるような変化を植物遷移と言ひます。まず

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樹木伐採のお知らせ」
2016年10月18日07:05

千里ニュータウンの入居が始まったのは昭和37年ですから街が出来て55年近くなります。かって里山と竹林と山田と溜池と村があった丘陵地帯を開拓したところです。その後、昭和45年に万国博覧会が隣接地に開かれ、この辺りの景観がすっかり変はりました。千里ニ

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また咲きました
2016年10月17日06:13

緑地帯のゲートボール場脇のキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)がまた花をつけてゐます。またと言ふのは、6〜7月頃に咲いてゐたからです。朝鮮朝顔には木本のものと草本のものがあります。木本のものが木立朝鮮朝顔、別名「エンジェル・トランペット」

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ジョロウグモ(女郎蜘蛛、上臈蜘蛛)は、夏から秋にかけて、大きな網を張るクモです。緑地帯の森のジョロウグモもそ大きくなって、交尾期に入ってきました。漢字では女郎あるいは上臈と書きますが、女郎は遊女、上臈は高貴な女性を意味します。私としては上臈

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ヤモリは家族
2016年10月14日06:47

我が家の台所の窓の外側は夕方になるとニホンヤモリの狩場になります。裏から見るヤモリの手の動きはとてもかわいらしいものです。多いときは3〜4匹が狩をしてゐて、体の大きさから家族のやうにも見えます。3〜40年つづけて出て居ますので、恐らく何代かの家

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臭いバス停
2016年10月13日06:27

やっと涼しくなってきましたが、どうやら短い秋が予想されます。冬と夏が長く、温暖な春と秋が短くなってきてゐるやうな。近くのバス通りは“千里ぎんなん通り” といふ名のいちょう並木が続いてゐます。だいぶイチョウの葉も色づいてきましたが、黄金街道に

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関西人にはやはり貴船菊
2016年10月12日06:59

シュウメイギク(秋明菊)は、キンポウゲ科で、キクの仲間ではなくアネモネの仲間です。本州、四国、九州の山野や里山に自生する毎年花を咲かせる宿根草です。ただ、日本原産ではなく、古い時代に中国からやってきて、野生化したもの言はれています古くから日

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グループ写真展
2016年10月11日06:11

年に2回ほど、グループ写真展のご案内をいただく方があります。高校の先輩でもあり、俳句の先輩であるHasegawa氏で、私より一回り年上の方です。本町の会場に伺ってきました。今回は三点出品で、祇園祭から二点、広島平和記念資料館から一点です。「最近遠く

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ジュズサンゴは、北米南部〜南米にかけて自生する多年草です。日本には大正時代初期に渡来し、赤い珠の実が付くので和名は数珠珊瑚です。普通には6月から10月まで咲きます。多年草ですが、やや寒さに弱いので、日本では冬になると地上部が枯れてしまいます。

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マユハケオモトに花が
2016年10月09日06:21

むかしは白粉(おしろい)が主な化粧品で、いまでも芸子さん、舞子さんは白粉を厚く塗ります。歌舞伎役者もさうですが、首だけでなく顔にも塗るので、余計な白粉が眉につきます。このとき、眉毛についた白粉を払い落とすのが、眉刷毛といふ化粧道具です。眉刷

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キツネノマゴ
2016年10月08日05:52

緑地帯の野はらに小さい花が群生してゐました。顔を近づけて見ないとわからないほどの小花、名前がわかりません。花がシソに似てゐるので「シソの仲間」で検索してみました。シソ目キツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴとわかりました。道端や草地、土手

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キノコは秋ですね
2016年10月07日06:43

キノコは春夏秋冬でるものださうです。でも、たくさん生えるのは梅雨とか秋の長雨のあとです。乾燥してゐる時より湿気を好むキノコが多いやうです。このところ秋雨前線や台風の影響で雨が続きます。雨上がりに、いつもの緑地帯の森を歩いてゐるとキノコがいっ

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やぶまめ(藪豆)
2016年10月06日06:05

緑地帯の茂みに、蔓の先にマメ科特有の蝶花をつけた白と紫の花が見え隠れしていました。帰って調べて見ますと、マメ科ヤブマメ属のヤブマメ(藪豆)で、面白い性質が書いてありました。ヤブマメには、三種類の花が咲き、一つは写真の薄紫色の花で、莢豆を作り

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赤マンマ
2016年10月05日06:33

きのうイヌタデ属のミゾソバを紹介しました。タデと言へば「蓼食う虫も好きずき」と言ふ諺で有名です。人の好みは様々で、一般的には理解しがたい場合もあるという諺です。この辛いタデは特有の香りと辛味を持ち、香辛料として薬味や刺身のつまなどに用いられ

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牛の額
2016年10月04日08:16

わが緑地帯に細流があり、その流れいっぱいにミゾソバが咲いてゐます。毎年ここに咲くので、もう咲いたかと見に行くのが楽しみです。日本全国の小川や沼沢地、湖岸などに生育する一年生草本ですが、街中で見ることは稀なやう。かつて、子供たちがおままごとで

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昨年、秋に鉢植えのスイフヨウを知人から頂きました。今年は、無理かなと思っていたら9月半ばから蕾が付き、今一花二花と咲き始めました。早朝に白で咲き始めますが、時間がたつにつれてピンクに変色する面白い花です。中国原産で古くから庭園などで栽培され

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椿の実
2016年10月02日06:42

庭の椿の実が笑ひ出し、実が裂けて中に3~4粒の種が見えてゐます。実ごと落ちるもの、種だけが落ちるもの地面にごろごろ転がってゐます。椿の実はご覧のやうに固い皮と実と大きな種ですから、実を食べることはありません。ただ種を絞ると上質の油が得られ、食

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例の高町池の小花壇、今度はシオン(紫苑)らしき紫の花が咲いてゐます。シオンだと思ふのですが、似てゐる花が多く、そうとは断定できません。先ず候補に挙がるのが、ノコンギク(野紺菊)、コンギク(紺菊)とヨメナ(嫁菜)です。コンギクはノコンギクの栽

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