涼しくなってきて、庭のシュウカイドウがまた花を沢山つけてきました。和名は中国名「秋海棠」の音読みで、ヨウラクソウ(瓔珞草)とも呼ばれます。瓔珞は仏様の装身具や、天蓋に下がっている装飾品のこで、花びらと蕊の様子が似てゐます。江戸時代初期に日本
昨日ブーゲンビリアの話をしましたが、同じ鉢に変わった葉の植物が寄せ植えされてゐます。オキザリス・トライアングラリスで別名サンカクバ(三角葉)オキザリス、インカノカタバミなどです。ムラサキノマイ(紫の舞)とも言い、三角の葉が珍しく、白やピンク
家を出たすぐご近所の門脇にブーゲンビリアの鉢が置いてあります。ブーゲンビリアは、オシロイバナの仲間ださうで、言はれてみれば、感じが似てゐますね。原産地は、中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林。18世紀、フランス人の探検家ブーガンヴィルさんがブ
緑地帯に「アメリカフウ(楓)」の林があります。別名「モミジバフウ(紅葉葉楓)」です。幹も太く高木で秋の紅葉がとてもきれいな大樹です。今度の15号颱風は雨を沢山降らせましたが、風は大したことがないと思ってゐました。ところが、ご覧の通り「アメリカ
オンブバッタが部屋に入ってきました。成虫の体長はオス25mm、メス42mm前後で、バッタとしては小型の部類に入るさうです。ウチに来たお客さんは20mmぐらいの小さいやつですからオスだと思われます。バッタ目・オンブバッタ科オンブバッタで、漢字で書くと「負
秋のカケラを見つけました。地面に青いドングリが落ちていたので、上を見ると葉隠れに青い実が覗いてゐました。まだ「ぼうし」も青いままのクヌギ(櫟)のドングリです。ドングリの「ぼうし」は「はかま」とも言ひますが、植物学では「カクト(殻斗)」と呼び
今朝はとてもすがすがしく散歩をしてきました。まだまだ昼間は33~34℃ですが、朝晩は25℃前後で過ごしやすくなりました。特に昨日の午後から、湿度が下がり爽やかに感じられます。わが緑地帯の例のゲートボール場脇の花壇に今度は白いジンジャーリリーが咲い
Mrs.Sanshoufish より貰い受けたワタ(綿)の花が次々と咲いてゐます。ムクゲ(木槿)やハイビスカスと同じアオイ科の花で、やはり一日花です。白い綿の実の取れるものと褐色の綿の実の取れるものの二種の苗を頂きました。花は淡いクリーム色ですが、夕方萎み
二週間前、最初の花が咲いてちょっと間がありましたが、いま毎日のやうに咲いてゐます。一日花ですので、朝方咲いて夜には蕾んでしまひます。日に1~3個づつぐらいで咲いて萎んでいきます。花の色も真紅で目立つのですが、何より目立つのは細長い蕊です。瓶ブ
繁殖力が旺盛で、勝手に生えてゐるミント(薄荷)が花を咲かせてゐます。清涼感のある香りが有名な植物ですが、手で葉を揉むと、目に染みるほど強烈に匂ひます。7月から10月頃にかけ、茎の先端や葉の付け根に白や淡い紫の小さな花をまとめて咲かせます。この
市立博物館の冬期企画展「むかしのくらしと学校」の準備のため、展示品の補修を行いました。当企画には毎年、3000人以上の吹田市内の小学3年生が授業にやってきます。もう十年以上続く、名物企画です。1月から3月にかけて毎日のように市内35校の3年生がやって
千里ニュータウンは道ごとに並木の木が異なって植えてあります。サクラ、モミジバフウ、ポプラ、ハナミズキ、ニセアカシア、メタセコイヤ等々の並木道です。我が家の前の通りはケヤキ並木で、家の前には2本のケヤキが立ってゐます。植えられて50年以上たつの
今朝の散歩はとても涼しく感じられましたが、昼は暑さが戻るやうです。この季節は一番花が少なくなる時期です。ただ元気なのは、サルスベリ(百日紅)、キョウチクトウ(夾竹桃)、ムクゲ(木槿)の三花です。共通点は花期が長く(6月過〜10月末)、真夏の暑
緑地帯の脇にある桜の木に大きなサルノコシカケが生えてゐました。最近生えたらしく白く粉をふいたようになって、大きくなりつつあります。サルノコシカケと言ふ和名の種はなく15属80種ほどあるキノコノの総称(続称)ださうです。木質の巨大なキノコで、猿が
刈り込みに強く丈夫な花木なので、公園や道路の脇などによく植えられてゐます。春〜秋のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせます。真夏の酷暑の時期にも花をつけるので、ハチやチョウにとっては有難い花です。和名はハナゾノツクバネウツギ(花園
庭の椿の木にカマキリが動かずにじっとぶら下がってゐました。葉のようになって、獲物をまってゐるのでせうか。虫に油断させて、待ち伏せする擬態かもしれません。しかし、下を見ると地面に抜け殻が落ちてゐました。ひょっとすると脱皮したばかりで、少し朦朧
緑地帯のゲートボール場の脇にジンジャーが咲いてゐました。食べる生姜と外観はそっくりですが、属の違う別種ですから根は食べられません。いわゆる花生姜で和名はシュクシャ(縮砂)と言ふさうです。温帯・熱帯アジア、マダガスカルにおよそ50種が分布する球
市営ゲートボール場の脇に黄色いカンナが咲いてゐます。カンナと言ふと朱やオレンジのイメージが強いのですが、黄色もいいですね。江戸時代前期にダンドク(檀特)=カンナ・インディカが渡来し、河原などで半野生化してゐます。。現在のカンナはインディカを
K第一特養の喫茶ルームの窓に日除け代わりのゴーヤがいっぱいに茂ってゐます。やはり暑いので、アイスコーヒー、冷やし飴、カルピス、アイスティーなど冷たいものが良く出ます。夏休みなので、子供連れの見舞客も多くジュース類も沢山出ました。K第一特養の運
このあたりの「生ゴミ」の収集日は、水曜と土曜です。ゴミステーションはなく、各戸の前に出して置く方式です。10時前に集めに来ますが、それまでは御多分に洩れずカラスとの戦いです。カラス対策はバケツに入れるとか、黄色いネットを被せるとか、いろいろ対
ウチの月下美人は、ウチに来る前に少なくとも10年、来てから30年以上たちます。ここ2、3年花数も少なくなって、元気ありません。今年は一つも蕾がなく、あきらめてゐましたが、昨日一花が咲きました。1枚目は22時の頃ですが、あと1時間ぐらいで満開になります
今朝カーテンを開けるとコウショクキが開いてゐました。種から育てたもので今年初めての一花です。丁度30年前、父が植ゑましたが、花を見ること亡くなくなりました。コウショクキは宿根草ですから父の死後、何年も咲き続けました。昨年あたりから芽が出なくな
一昨日、緑地帯でカブトムシを貰った話を書きました。ケースに入れ蜜ゼリーを入れて飼ってゐますが、オス6匹にメス1匹です。繁殖させるにはバランスが悪いので、メスを追加することにしました。今朝、カブトムシを呉れたオッちゃんに教えてもらった場所に行っ
散歩道にあるお宅に何種類かのフヨウ(芙蓉)が咲いてゐました。花だけ見るとムクゲ(木槿)そっくりですが、花の大きさ、木の姿が違ひます。フヨウの方が、花が大きく横に広がった樹形ですぐに区別が出来ます。アオイ科の花で、他にハイビスカス、ワタ、タチ
昨日、千里第4緑地の話をしました。今朝その緑地帯で見知りのおじさんから声をかけられました。3年前も声をかけられた辺りです。「持っていくか」とカブト虫を5-6匹袋に容れて渡されれました。3年前も貰ってゐて、その後毎年孵化してゐましたが、今年は失敗し
千里丘陵は田圃と溜池と里山と竹林で覆われた丘陵でした。その千里丘陵を切り開いて作られたのが、わが町千里ニュータウンです。千里ニュータウンの所々に、かつての丘陵景観が計画的に残されました。ウチの近くには千里第4緑地があります。里山の一部や竹林
歩道の植込みに白い大きな高砂百合が咲いてゐました。鉄砲百合と高砂百合はそっくりですが、咲く時期が違います。5-6月頃咲くのが鉄砲百合、8-9月頃咲くのが高砂百合です。高砂百合は鉄砲百合に比べ、茎が太く、葉が細く、大きめの花に紫の筋が入ってゐます。
見たこともない、全身淡黄緑色で、背中は褐色のお客さんが来ました。調べて見るとコロギスといふ昆虫でした。コオロギとキリギリスを足して2で割ったような昆虫なのでコロギスと名が付きました。夜になると樹上を徘徊して他の昆虫を捕らえたり、樹液に集まっ
今年もカラスリの花が咲いてゐます。カラスウリと言っても実の赤くなる方ではなく、黄色く熟すキカラスウリ(黄烏瓜)です。6月〜9月にかけての日没後から開花し、翌日午前中から午後まで開花し続けます。カラスリは同じように夜開花しますが、明け方には凋ん