先週ぐらいから、急に寒くなってきましたが、それでも平年よりあたたかめとか。紅葉は夜昼の温度差が大きいほどきれいにもみぢするさうです。わが緑地帯に紅葉の並木があり、例年そんじょそこらの名所には負けぬ景観を見せて呉れます。今年はずつと暖かつたせ
青い実だったナンテン(南天)が、ここ3、4日の寒さで赤く色づいてきました。“難(ナン)を転(テン)ずる”ことから、鬼門または裏鬼門に植えられる縁起木です。さらに福寿草とセットで、「災い転じて福となす」とも言はれ、正月に活けられます。葉は、南
そろそろ椿の季節になります日本の椿はヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系などです。木偏に春と書くやうに、おもに春に開花しますが、種類によっては秋にも初夏にも咲きます。昨日紹介したシロワビスケは早咲きですが、アケボノも仲秋から4月頃まで咲き
例年になく花も実も少ないものもあれば、異常に豊かなものもあって変な年です。11/19に紹介した白侘助(わびすけ)が散っては咲き散っては咲をしてゐます。今年はとても沢山の花が付いてゐて、雪を被ったやうです。目白が群れでやってきて侘助の蜜を吸ってゆ
庭のレモンが色づいてきました。居間の硝子戸越しに色づき具合を毎日観察して楽しんでをります。ウチのレモンは紡錘形といふより球形に近いマイヤーレモン系です。マイヤーレモンはレモンとオレンジを掛け合はせた中国原産のレモンです。日本にもアメリカ経由
京都府南丹市の美山町の「かやぶきの里」に行ってきました。ご存知のやうに茅葺集落がある山村で大阪から車で2時間弱と言ったところでせうか。保存地区だけで34棟が今も普通の生活空間として使用されてゐます。茅葺の現存集落としてはほかに以下が有名です。
吹田市立博物館では絵図の世界を紹介する特別展を行ってゐます。絵図には幕府や領主の命令によって作成されたもの、村々で作成したものがあります。文字資料にはない吹田の人々が生きた空間、生活した景観を絵図を通して知る特別展です。昨日は、この特別展の
喫茶サービスに行ってゐるS施設の多肉植物の水が切れてゐるので水遣りをしました。手が触れたらしく、葉の周りについてゐた芽のやうなものがポロポロと落ちました。よーく見ると、小さいなりに葉も根も付いてゐて、それなりに株のやうになってゐます。多肉植
春に苗を貰って二鉢ほどのワタ(綿)を育てました。順調に育ってゐたのですが、虫が葉を食べてしまひ、見るも無残になりました。葉を筒状に巻きその中に入って葉を食べるハマキムシ(ワタノメイガの幼虫)です。それでも、オクラの花に似た淡い黄色の花がいく
椿には秋に咲くものから5月ごろから咲くものまでいろいろあります。一週間前程から‘シロワビスケ(白侘助)’が開き始めました。開花は11〜3月、極小輪〜小輪・一重・猪口咲きの清楚な椿です。ワビスケの定義は難しく、本物のワビスケ以外にも猪口(ちょく)
千両と言へば赤い実が正月飾りに欠かせない縁起木のひとつです。ウチに家人が大事にしている黄色い実の千両があります。10年も前に小さな苗をもらってきて育てたものです。キミノセンリョウと言ひ、園芸種ではなく赤い実のセンリョウの変種ださうです。日本で
「ニセアカシア」、「モミジバフウ」と見てきましたが、今日は「雑木林」の落葉です。“もみぢ”には紅葉、黄葉、褐葉とありますが、ここには褐葉系の落葉樹が集まってゐます。無論樹上にあっても褐色ですが、落ちても褐色~茶色の世界で、なにか温かみを感じ
昨日は「ニセアカシア」でしたが、今日は「モミジバフウ(紅葉葉楓)」の落葉です。葉が大きく、鮮やかな赤や黄に“もみぢ”しますので落葉もご覧のやうに派手です。楓(ふう)と書きますが、カエデ(楓、いはゆるもみぢ)とは科も種も違います。千里ニュータ
わが緑地帯のゲートボール場脇に皇帝ダリアが植えられています。年々増えて今年は3〜40本になったでせうか、先週あたりからぼつぼつ花をつけ始めました。ダリアなのですが茎が木質でキダチダリア(木立ダリア)と言ふ名が付いてゐます。茎には節があり、一見
わが緑地帯の木々が思ひ思ひに色づいてきました。一番多いのが褐葉、つまり褐色にもみぢする木です。次に多いのが黄葉、つまり黄色にもみぢする木です。赤く紅葉する木は自然林では少ないのではないでせうか。遊歩道の脇の桐の木が見事に黄葉してゐます。黄葉
ウチの玄関を出ると真向いに見えるお宅の壁の蔦が只今見事に“もみぢ”してゐます。西日を受けるころ、黄から赤へのグラデーションが見事です。連想問題ではありませんが、1960年代私が学生の頃流行ったアイビー・ルックを思い出します。U.S.Aの北東部にあっ
好天が続きましたが、ここ二三日かなりの雨が降りました。雨は紅葉を進めるやうで、緑地帯の木々が急に色濃くなってきました。“もみぢ”には紅葉、黄葉、褐葉とがありますが、欅は黄葉と褐葉に“もみぢ”します。雨風にたくさんの落葉が降りました。ウチの
この秋は雨が少ない気がします。久し振りの雨に木々は喜んでゐるやうな。この雨で乾燥気味だった檸檬の実も潤ってきました。ほんの少し色づいてきましたが、まだまだ青檸檬です。ウチのはマイヤーレモン系のやうで、レモン型(紡錘形)より丸みがあります。完
わが緑地帯にある高町池に棲むアヒル(家鴨)はもともと3羽でした。と言ってもこれは何代目かで、このあたりの人々が3羽のアヒルを放し飼いしてゐました。1羽でも欠けると補充されてきたのですが、一昨年あたりから1羽のままです。今の代になって、かれこ
紅葉の早い木と言ふと、街路樹にもよく見かけるナンキンハゼではないでせうか。わが緑地帯のナンキンハゼはいつのまにか紅葉の盛りを過ぎかけてゐました。慌てて写真を撮りに行きました。ハゼと名が付いてゐますが、ウルシ科ではなくトウダイグサ科ださうです
秋の紅葉が特に美しいフウ(楓)は公園や並木で良く見かける高木です。“楓”と漢字で書きますが、フウ科フウ属の落葉高木で、カエデ(もみぢ)ではありません。ちなみにカエデ(楓)はカエデ科カエデ属です。フウは葉が5-7裂に分かれたモミジバフウと3裂に分
お隣さんの庭のど真ん中に、一本の柿の木があります。30年前ほどに高さ1.5mぐらいの若木が植えられました。桃栗3年、柿8年と言ひますが、何年かたって1~2個の実が付きました。それから、毎年実の数が増えて、沢山なるやうになり、樹高も4mぐらいになってゐま
近くに産土神の伊射奈岐神社があります。正月には一族連れで初詣に行きますし、葬儀や神事もお願いする氏神様でもあります。待合わせの時間に少し余裕があったので、境内に入って見たところ菊花展が行はれてゐました。この地区の住民の極めてローカルな菊花
近くの教会の玄関アプローチにアメジストセージがゆさゆさと咲いてゐました。けして珍しい花ではありませんが、ここのは目立ちます。真青な青空と教会の白壁に映えてとてもきれいに見えます。比較的大型の草花で、草丈は60cm〜1.5m、日長が短くなると花芽を付
近くの道路脇に植ゑてあるカンナが、未だいや又咲いてゐました。おまけに一叢に“蕾”、“花”、花後の“実”が同時についてゐましたが、珍しいことです。こんなに遅く咲いてゐるのも珍しいのですが、カンナの“実”を見るのは初めてです。園芸では春に球根を