ここ二三日、朝晩が寒くなり近くのカエデ(楓)並木が色づいてきました。この並木は5〜600m続き、入りろなカエデが植えられてゐます。今は未だ、青い中にうっすらと紅葉する薄紅葉状態です。紅葉(黄葉)といへば落葉樹ですが、常緑樹も紅葉します。緑の葉と
一昔、いやいや五〜七昔まえは街中でも原っぱがいくつもあって、芒が普通に見られました。お月見には、近くの原っぱから当たり前のやうに芒を採ってきたものです。今は緑地帯のある、このあたり千里ニュータウンでもめったに芒は生えてゐません。南千里駅から
もっと秋が深まるとムカゴ(零余子)が採れるようになります。むかごは珠芽と言はれ葉腋などに実のように付くものですが、実ではありません。山芋のムカゴは塩ゆでしてそのまま食べたり、また零余子飯(むかごめし)にしたりします。ムカゴは山芋や長芋だけで
わが緑地帯に何本かこの木があります。結構背の高い木で大きいものだと4~5mはあります。葉の形も特徴がありますが、幹や枝も特徴があります。枝は細く蔓性にも見へますし、幹も真っ直ぐと言ふより蔓が太くなった感じです。黄葉する落葉樹で候補はいくつかある
センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)と言えば正月飾りに欠かせない縁起木です。この二つはみなよく知ってゐますが、ヒャクリョウ(百両)、ジュウリョウ(十両)ってのもあります。センリョウだけが千両(せんりょう)科で、あとはみなヤブコウジ(薮柑子
網戸とガラス窓の間にスズメバチが入り込んで大慌てです。慌ててゐるのは蜂君の方で、入り込んだものの出るに出られずブンブン怒ってゐます。これはシャッターチャンスとばかり、間近でゆっくり写させて貰ひました。何しろスズメバチに近づくなんてめったにな
近畿地方はいい天気が続いてゐてます。昨日の京都も抜けるやうな青空で、24・5℃、絶好の秋日和でした。街中も郊外も観光客でいっぱいです。恒例の京都吟行句会に参加してきました。例年、冬と夏の吟行でしたが、今年より春と秋なりました。高齢化に伴い、冬
季語「秋の水(秋水)」の解説は、『秋になって清く冷ややかに澄みわたった水。秋水はその曇りのないさまを、名刀の喩として古人に「三尺の秋水」ともよばれた。清澄さとともに、深まりゆく秋の豊かさと寂しさをも思わせる』です。わが緑地帯にある高町池に行
いよいよこの季節がやってきました。ウチの前の道はケヤキ(欅)の並木になってゐます。夏は大きな木陰を作ってくれて大変よろしいのですが、これから一月半は大変困ります。まだ始まったばかりで、今朝の成果はゴミ袋一杯分で終はりました。これが11月に入る
先輩の恒例の写真展に本町と心斎橋とに行ってきました。何の先輩かと言ふと、まず高校の先輩、俳句の先輩、干支の一回り上の先輩といふ大先輩です。11時に本町のギャラリーで待ちあわせを致しました。ここには、京都島原の大夫(たゆう)さんの裏表、いやいや
わが緑地帯の遊歩道を跨ぐように大きな蜘蛛の糸が張られてゐました。ジョロウグモ(上臈蜘蛛)の巣ですけど、朝日を浴びて黄金色に輝いてゐます。ジョロウグモの巣は一般に大きいのですが、ここの巣は3m強は十分あります。横糸が黄色いので、光が当たると金
大阪府立千里高等学校は普通科のない専門高等学校で、国際文化科・総合科学科のみです。私服での登校が可能で、20年以上も前にウチの子は二人がこの学校にお世話になりました。我々はこの学校で14、5年前から世代間交流授業を行ってゐます。1年生8クラスに対
木の陰で気づくのが遅れましたが、庭の茂みの杜鵑草が咲いてゐました。山野の林下や林縁、崖や傾斜地などの、日当たりの弱いところに自生します。東アジアに19種、そのうち日本に13種が確認されており、うち 10種は日本固有種ださうです。日本列島を中心に分
マユハケオモト(眉刷毛万年青)が咲きました。むかしの女性は顔に白粉をいっぱい塗りましたので、ついてはならない眉にも飛び散ります。眉についた白粉を落とす化粧道具が眉刷毛で、今でも歌舞伎役者や舞子さんが使ひます。万年青(おもと)は、観葉植物で年
緑地帯にシナサワグルミ(支那沢胡桃)の並木があります。5月頃、淡い黄緑の花穂を下向きに咲かせ、夏になると緑の果実になります。上の方からたくさん、玉簾のような果実が垂れてゐる様子は実に涼しげです。食べられる胡桃は日本ではオニグルミが多いやうで
家の近くの道にハナミズキ(花水木)の並木があり、5月頃、ピンクや白の花を咲かせます。今はまだ紅葉はしてゐませんが、木いっぱいにナツメ(棗)のやうな果実がついてゐます。鳥たちが来て啄み、落していった赤い実が道いっぱいころがってゐます。 北米
わが緑地帯の遊歩道に朱色の種をつけた実が落ちてゐます。上を見ると高木があり、いくつも実をつけてゐました。小さなこぶのかたまりのようなものや裂けて赤い種が見えるものなどが見えます。この木は「北国の春」(千昌夫) ♪ こぶし咲く あの丘 北国
わが緑地帯にあるヒマラヤスギといふ木は、見た目が杉のやうでヒマラヤ地方が原産と言ふ松です。夏前に明るい樽型の実をつけやがて大きな茶色の松ぼっくりくなっていきます。晩秋には長さ7-13 cm、幅5-9 cmにもなり成熟するとバラバラになって翼状の種子を落
緑地帯の溝に今年もミゾソバが群れ咲いてゐます。日本各地に水田があった頃は、土盛りされていた溝や用水路、小川などの縁に普通に生えてゐました。この場所は、小さいながら今でも群生してゐる珍しい場所です。蓼で食う虫も好き好きの蓼の仲間で、蕎麦とは関
緑地帯のアメリカフウ(楓)の幹がシダやら苔やらに覆はれ緑みどりしてとてもきれいです。中でも目立つのはノキシノブ(軒忍)で、幹に襞飾りのようにぶら下がってゐます。ノキシノブ(軒忍)は、シダ(羊歯)の一種で軒下などにも生える着生植物です。土が無
わが緑地帯にアオギリ(青桐)の林があります。幹が青くて、葉が桐に似てゐるのでアオギリですがキリ科ではなくアオイ科の木です。葉ではなく木の質が桐に似てゐるからとの説もあるやうです。全体はまだ緑なのに、一部に枯れたやうな葉の群れが見えます。枯れ
ガレージで車を出そうとしたら幸運にもアシダカグモ(脚高蜘蛛)君に再見しました。網を張らず歩き回って獲物を捕らへる徘徊性のクモで、とてもとても大きなクモです。全長は約10cm〜13cmで、足を広げた大きさはCD1枚分くらいに見えます。その大きさから毒グ
半月ぶりぐらいで高町池の方に足を伸ばしました。池の住民のアオサギ(蒼鷺)君が浮巣の上でアカミミカメ(赤耳亀)と日向ぼこをしていました。このアオサギは釣り人の後ろにに立って、釣果をねだったりする人に馴れた子です。和名はアオサギですが、英名は G
Rhythmic gymnasticsとは新体操のことで、柔軟性が高く華麗な演技が特徴です。女子種目はリボンやボールなどの道具を使い音楽に合わせて、マットで演技をします。男子種目もあり、女子とは種目も違い宙返りなどのタンブリングや力強い演技が特徴です。女子種
生の「月下美人の酢味噌和え」と茹でた「月下美人の生姜ポン酢和え」を作ってみました。調理はとても簡単ですがご飯の伴にも酒の肴にもぴったりです。いずれも歯ごたえよく、オクラのような粘りもあり、大変おいしく戴きました。「月下美人の酢味噌和え」のレ
ジョロウグモの繁殖期が近づき、緑地帯の茂み巣だらけになってきました。メスは日に日に大きくなり特異の縞模様と下腹部の赤模様がはっきりして綺麗になって行きます。典型的な蚤の夫婦でオスはメスの1/3以下のサイズ、色も地味です。「節足動物門鋏角亜門で