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日記一覧

実伯父の事に関連し、にわかに俺の心に浮かんで来たのは教育実習としてやって来ているアリムネの事だった。あいかわらずクラスのおけるアリムネの人気は凄まじかった。給食は、いくつかの生徒が前後の席を寄せ合って班をつくり、その班別のなって食べる事にな

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作詞
2018年06月26日23:51

  鷲羽山暖かくなったならこの僕のふるさとへ旅でもしようとあなたにささやいた春のうららの瀬戸内の風も優しい鷲羽山過去ならばお互いにそりゃああるけれど今は黙って二人このまま、、お彼岸の墓参りこの僕でよかったら一緒にどうかとあなたにささやいた遠

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母の言葉に気をよくしたような悪くしたような面持ちでシゲイチの母親とナツコは帰って行った。見送りに出た母は『これでシゲ君もなおる』と、また、言った。父は応接間で黙ってタバコを吸っていた。俺が『お爺ちゃん、なんで、ゆうさんやオスギさんの言った病

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母の話は回りくどかった。俺は『その話しならもう何遍も聞いたわ』と遮り、『それでアレじゃろ次第に容態が悪うなったお爺ちゃんが、ゆうさんやみんなの進めを退けてタジマに入院して、それで、結局、治らんで死んでしもうたんじゃろ、、、ゆうさんが怪しげな

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父は何度か、母の話しを遮ろうとしたが、その都度、母は『ええ、ええかまわんですが』を繰り返し、『じつは、、』と声を顰めた。シゲイチの母親とナツコも父の顔色を伺った。これから明かされる、我が家の秘匿事項に立ち入る事に、それは、躊躇しているように

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言うだけいうと実伯父はさっさとかえって行った。この場でシゲイチの母親に紹介状を書いてやるとも言わずにだった。『それじゃ』と席を立った実伯父にナツコは『ご足労をかけました』と挨拶し、玄関の方へ出て行った。母親のほうは放心したみたいになって椅子

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   6月の花嫁6月の花嫁だから誰よりも綺麗さ君は手にした ブーケは君に似ている白い白いカラーの花ボクはここで見てるよそんな君の姿幸せ祈るなんてようやく言えるようにようやくなったボクだよ、、、6月の花嫁だから首元を飾る真珠は傷一つもない愛の連な

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   淋しがりやの夜だから夜霧が流れる乃木坂は小粋な大人の恋の街寄り添う影さえも切なくて帰したくないんだ今だけはも少し歩こう二人して淋しがりやの夜だから、、、あれこれあるけど一ツ木は言葉にできないしたくない誰かに見られても平気だよあなたを抱

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