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日記一覧

 ブルーな朝にさようならさ朝日が綺麗だよ見上げてごらん国道沿いにあるパーキングエリアここから一人泣かないで駅まで帰れるね、、愛している?なんて聞くなよ子供のような口ぶり秋風ふくころすべて忘れるよブルーな朝にさようならさ、、、どこかに逃げたい

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 今宵、送り火白い日傘さしたあなたに出会ったゆらり陽炎たつ三年坂でむしろボクの方が慌ててしまってそうか盆帰りかとつぶやいていたよ立ち話だけでも心は騒ぎたつあの頃の二人にもう戻れないから今宵、送り火夜を焦がしてボクのこの想いも燃やしてくれよ、

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  バースデイカード君あてに書いたバースデイカードこんな暑い頃生まれた君だね小麦色に焼けた肌でボクを見るプールサイドの君素敵だったよ、、、水の音だけ聞こえる夜更けに会いに来てと君からもらったメッセドキドキしながらやって来たボクを熱い口づけが

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  告白部屋の灯りはつけないでくれお前に聞かせる事があるんだうすうすお前も気づいてるけど俺の昔を話したいんだ16で飛び出た故郷飲み屋の女と暮らした19小意気なスーツを身に纏いイキがっていた盛り場の夜背中のタトゥーはその時のなごりお笑いぐささ

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  あなたはあなたのあなた疲れたような顔をしながらそれでも何かを貫くあなたわかっているのあなたの事はだから私は何も言えないやりたい事ややれない事をあれこれ語るあなたはそうね私一人のものじゃないのねわかっていたわ気づいていたわ俺には夢がたんと

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 祭囃子が切なくてあいつが好きなのと恐々聞きたいボクだけど先行く君はまるで上の空みたいさ下ろしたての浴衣がきれい過ぎてそれ以上聞けないよ今夜のボクには祭囃子が切なくておどけているだけ、、門限気にしながらお宮の前まできたけれど屋台の甘い香り鼻

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父と母は『それは考えすぎじゃ』と言った。俺は『じゃけどな』と、言募った。あの夜、カツマに向かって『水島で女の人と暮らしとるお父さんのところに、こんどは一人で行っておいでぃ。それで、帰って来ていうて泣き落としで迫ってみねぃ。そしたらお父さんも

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 プールサイド・アフロディーテ口紅のついたストロー足元めがけ放りボクに向かってヒラヒラ右手をふって笑う人にわか雨が白い紗となりああ体、濡らしてもボクはあなたをああじっと見ていたいからかわれてもああ ああ日焼けたボクのからだを覆い隠すものはな

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   光る潮押さえきれぬボクの心伝えたくて船に乗ってバイク飛ばしやって来たんだ東京から徳島まで眠れぬ一夜デッキに出て夜の星を見つめていたよ、、明日は嫁いで行く君よボクの胸を通り過ぎて行く君よそんな想い光る潮にすべて託しひとことせめて出会って

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 木枯らしだから私は平気よと君は気強く言うけれど気掛かりなのさ木枯らしばかりがあとをあとを追いかけ風に揉まれる木の葉のような人だから、、そうよ忘れはしないわと君は右手を差し出して微笑むけれど木枯らしばかりが声を声をかきけし忘れないよとボクの

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 マエストロ少しだけ店を抜けて来たと角で待つこのボクのため小走りにかけてくるあなたバカだね息をはずませ、、寄り添ってボクのコートをかしてあげる聞こえるよあなたの鼓動何もいわずこのままでいようね、、流れ星鐘の音何か祈るあなたの顔睫毛までも白く

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第一次審査合格
2017年08月23日00:47

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961245233&owner_id=3661937おかげさまで作詞コンテスト、2038作品の中から第一次審査、無事、合格しました。しかも二つも。なんか信じられんわ。まだ。やればできる子だったんだね。詳細は『日本作詞家協会』のホーム

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 左岸の夜は更けるけど夜更けすぎのシャンゼリゼは粉雪の色ホーリーナイト鈴の音が聞こえそうさ庇さげたカフェもさすが扉しめて誰もかれも冬の最中凍える街白い吐息をはきながら歩くあなたそっとボクは声かける足を止めてボクをみつめ体すくめる左岸の夜は更

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  巴里はそぼ降る雨の中シャトレ駅を 降りる人は 大勢いるが ボクだけ何故か寂しくて 暗いホーム 波のようなざわめきばかり 手がかりさえも つかめない、、 探してみせる 愛しているかぎり さようならの 置き手紙は 破り捨てたよ ああ 巴里はそぼ降る雨の中

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  恋人通り地下鉄を降り立った君は右 左 キョロキョロと見てる案内しようとシャシャリ出るジゴロ近づいてても物言いが無防備でまるで見てられなくなったボクは俺の彼女になにするんだとジゴロ達にすごんだ、、はじめましての挨拶はそれから後笑ってしまう

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『あの時の電話で相手方の運転手さんの亡くなった事を知ったんじゃった、、』シゲイチの家からの帰り道、俺はそんな事を回想していた。受話器の向こうの母は押し殺したような声で『どこ行っとったカワタカくんと食事するにしえは時間かかり過ぎじゃがな』と、

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俺の歳時記 5
2017年08月18日00:17

由紀さおりが徹子の部屋で語っていたのだが、園遊会などに着て行くモノではなく、普段着で、尚かつオシャレば着物の事を『ちょいちょい着』と言うのだそうな。語彙は豊富な方の俺であるがこれは始めて聞く言葉であった。『ちょいちょい着』語感もいい。弾んで

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  君と大空ほら追いかけて来いよ濡れた朝の渚を誰も見ていないから二人キスをしようね登る朝日の色君の産毛、染めるよ俺の方がちょっぴり恥ずかしくなってくる大空の彼方に大空の彼方に行ってみたい恋大空の彼方は大空の彼方は誰も邪魔しない幸せはいらない

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 むかし流行った映画をまねてせめてあの角までは送らせて白い夜霧が二人追いかける同じ事だとあなたは言うけど同じなんかじゃないこのままじゃ哀しいばかりの恋で終わってしまうさよならはせめて華やかにあなたらしく終わらせたいむかし流行った映画をまねて

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      鎮魂歌小雨ばかりがふる8月の学生街は土曜日の夕方傘の花人の波あのツタの絡まるビル君の姿小さくて見えないただボクのふる右手に君がすぐに気がついて欲しくて、、拗ねてはいないけどどことなく言葉少なく待っていたんだよと言いかけて口ごもるあ

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 夏のメルヘンここで見ているから二人さよならだよほんの短い夏のメルヘンああそんな言葉似合わないが肩をつつきあって真昼のような深夜切なさだけを口に出さずにああ歩いた日も懐かしいよ泣かない君がたった一度だけボクの胸で涙をこぼしたボクも君の肩思わ

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  8月の神話真夏の朝にふと出会ったあなたは誰より綺麗な女神に似てて開店まぎわカフェの喫煙席でケータイ片手にコーヒー飲んでる、、少しだけボクよりも大人びた眼差し少しだけ疲れてる横顔もせつない抱きしめてキスを髪に首に指に、、ビルにかかった白い

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俺はカツマの目を見つつ得意になって話し続けた。一人で赴くことがいかに効果的で、いかに美鈴の同情を買う事ができることとか、案外その方が父親自身も里心がついて帰宅しやすくなる事とかをだ。カツマは『そう言うもんか』と言った。俺は『父親じゃって、人

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『ワイとオカンとでの、帰ろうや、オトン、帰ろうやオトンって何度も言うたんじゃ。すると美鈴がの「帰ってあげたらあんた、、奥さん,泣いとってやが、、、第一、子供が気の毒ながね、ウチ、小さい子を泣かすのんが一番苦手なんよ、、」て言うてくれたんじゃ

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          秘密  心には言えない秘密がある  君の事  一度だけ疑った  あの人と  もしかして  あの街で  こっそりと会っている  気がしたんだ、、  ボクの  ねぇ、どこが好きなのと  何気に  たずねたあの夜だよ  子供み

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俺が『どうぞ』と言って、アパートの部屋をあけると『暑!』とカワタカは言った。久しくあけてなかった部屋には熱気が籠もっており、ほこり臭い匂いとともに、熱気がむっと俺達の顔を圧してきたからだった。『待っとって』俺は急いで中に入ると空調のスイッチ

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  孔雀泣いてもいいんだよ車のあかりが綺麗だね表の景色に見とれるふりをしててあげるよああ孔雀でも翼を休める時があるああ孔雀でも誰にも言えない事がある悲しい別れしたんだねあの人からあなたは、、、小雨の忍び逢いあなたの若さをすりへらしいけない恋

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  僕達のフォルテシモ木漏れ日の色は小さなレースの模様先を行く君に僕は話しかけているレントアダージョアンダンテ色んな速度があるけれど二人のリズムは二人だけ誰にも邪魔などさせないさ今ならできるよ僕達のフォルテシモ、、、そっと振り向いて君は人差

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     だからあなたにうちあける  だからあなたにうちあける  あなたのを愛したこのボクが  どんなヤツかと言う事を    人を恨んだ事もある    汚い手口でウソをつき  誰かを騙した事もある  だけど ボクらは生かされた   そして こ

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     夏の嵐 夏の嵐が来たと横であなたが言った不意に空が曇って小さな雫の色シーツを海に見立てボク達はじゃれあってそれでもたった一つの言葉は胸に秘めて、、、この嵐 やむまでは今のままもいいけど小粋気取りバイバイってさよならもいいわねピアニ

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