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日記一覧

『誰じゃろぅ、、』と、母がいぶかしげな声を出せば、『こがな時間に、まさか、汲み取りのモンじゃぁねかろ』と父が答えた。母は鶏肉を食べあぐねている俺を見て、『あなた食事中ですで』と遮った。当時はまだ、俺達の家の近辺で、水洗便所には変えている家は

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実伯父の豹変ぶりに、祖母は、最初のうちこそ、少しうろたえたような顔をしていたが、やがて、何かを察したように、『まぁ実さんがええ言うんならええけんど』と言った。すると、それまで黙っていた父が、再度『なんじゃと!』と色めきたつと、『ワシがあれほ

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母の発言に美保子叔母は『何、言いたい事て、、遠慮せんと言うたらええが、、』とのんびりとした口調で聞き返したが、祖母と実伯父は驚いた顔をした。それは服従をちかっていたシモベが、まさかの反抗を試みたのを知った主の驚きに似ていた。一瞬、祖母と実伯

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作詞 久々12
2015年03月17日15:00

           雪割り桜     空を見上げて知ったんだ     君は心に生きてると     いつの日か      ふたりこうして来たかった        雪割り桜の北の国     一人で来たよ     君のぶんまで     春の気配

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作詞 久々11
2015年03月16日19:18

      巴里で       若くない  美しくさえもない  手鏡をのぞくたび  そう思う  とりたてて不幸とも思わない  そんな時  現れたあなただった、、、  巴里で  この僕と暮らそうと  抱かれて  耳元 そう言われた  心のどこかしらに

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作詞 久々10
2015年03月16日14:34

           紆余曲折     決して好みのタイプじゃないし  むしろ嫌いなほうだったから  口さえきかないつもりだった 、 俺は,俺は、と言う顔をして  強いていうならば上から目線  よくない噂も聞いていたし、、、  ああ、そんなあなた

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作詞 久々9
2015年03月16日14:05

         街角      人影 まばらな    夜の駅前交差点     あの子によく似た    誰かを見かけた    胸が 胸が 痛んで    タバコもにがい    夜風がしみるよ    幸せはぐれの 街角    あの子に言ったよ 

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作詞 久々8
2015年03月16日10:23

                  波止場の噂   波止場のはずれの店で    あなたの噂を聞いた    今でもひとりでいるそうだと    言い寄る男はゴマンといるけど    笑って手をふり    あしらうそうだと、、、    酔いどればかりの店

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作詞 久々7
2015年03月16日10:14

       純情        例えば君へのこの想い    したたるしずくの水芭蕉   絹に似ている風に吹かれて   淡い日差しに咲いている 、、、  声もかけずに   ただ遠くから   じっと見ていた    ああ 僕だった、、、   短い夏なら

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作詞 久々6
2015年03月15日22:30

       だから追いかけて         それはあの人を     泣かすだけだから    耐えるべきだと人は言うけど     ボクには無理な話しさ、、     忘れる事だけが      本当の愛ならば     ボクの愛は     若さだけの

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作詞 久々5
2015年03月14日11:35

         冬の旅人            冬の旅人が     遠い星明かり     それを頼りに 旅するように     辿り着いた 君だから、、、     心が癒えるまで     ボクの胸の中で      泣けばいいさ       泣けば

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作詞 久々4
2015年03月14日11:10

    守礼の門         きっとあなたは置き去りにした    人をしのんで眠りかね  汗ばむ肌で私を抱いて  許してくれと言ったのね  忘れるつもりの  そんな守礼の門  あなたはどこを   見てるのでしょう?  どこか哀しい島唄に似た  暗

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祖母の冷笑に、父はそれまでの勢いを失い、にわかに、水をかけられたようになった。『もうええ、、あんたらぁを相手にしても仕方ねぇ』しばらくすると父はそう言い、苦々しげな顔をして、ヨコを向いた。祖母は何か言いたそうにしていたが『は!自分が負けそう

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作詞 久々3
2015年03月13日19:04

       沖縄心中         肩先に中途半端   消えかけのタトゥがある   Mの頭文字の人は    どこでどうしているかしら   あなたに抱かれるそのたび   それが目につく私よ   きっとその人も今頃   不幸になっているはず   ああ

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作詞 久々2
2015年03月13日18:43

       夢見心地   どうすればあなたの事を    奪い取る事ができる?    白い煙草    口にくわえ    夢見心地に問えば    ああ、いきなりこのボク    ああ、いきなり抱きしめ    明日の事など   明日にしましょう   あ

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作詞 久々
2015年03月13日00:23

       泣き虫小僧    夜を切り売りするだけの   一夜限りの恋ならば   お手のモノだと嘯いて    肩で風切る ヒルズ前    だけど 貴女と   知り合った   あれからすべてがチグハグで   泣き虫小僧の   昔のように  

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そのうち、俺の帰って来た事に祖母が気づき、『お帰りんせ』と言った。そのはずみで、美保子叔母が俺の方を見た。黒ずくめの美保子叔母だったが、どこか、異様な気配の、華やかさを発散していた。それは、首や耳のあたりでゆれている真珠の多さが、そう見させ

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