誤読ノート389 「哲学と宗教の意外な共通点。目に見えないもの=精神、存在が存在することの奇跡」「14歳からの哲学 考えるための教科書」(池田晶子著、トランスビュー、2003年) カタカナや漢字の哲学者名、その人びとの用語、唱えたこと。この本にはそ
誤読ノート388 「神が人を無償で救うのは、敵意の壁を打ち砕き、平和を築くため」「神の秘められた計画 福音の再考―途上の省察と証言」(後藤敏夫著、いのちのことば社、2017年) タイトルに「神の秘められた計画」とあっても、これは超常現象のことでは
《使徒書の御言葉》その64「真に打ち負かすべきは悪人ではなく、悪なのです」ローマの信徒への手紙12:20 「あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる。12:21 悪に負けることなく、善をもって
誤読ノート387 「憲法9条に基づいた平和構築を日本と世界で内実化、具体化するために」「日本人のための平和論」(ヨハン・ガルトゥング著、御立英史訳、ダイヤモンド社、2017年) AとBのあいだに葛藤があるとき、五つの解決法が考えられる。(1)Aの主張が勝
《使徒書の御言葉》その63「相手が罰を受けることよりも、わたしたちの間に正義がなされることを祈り求めましょう」ローマの信徒への手紙12:19 愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言
誤読ノート386 「支配と暴力に打ち克つ三位一体の神」「現代キリスト教神学 理解を求める信仰 上」(D. L. ミグリオリ著、下田尾治郎訳、日本キリスト教団出版局、2016年) 千何百年も前に生まれた三位一体の教義が、じつは、不正や暴力に満ちた現代社会
《創造者に導かれる旅》その63 「明日の今ごろ、雹が降り、高ぶる者は頭を手で押さえ逃げ出し、低められた者は両手を挙げて天を仰ぎます。」出エジプト記 9:17 あなたはいまだに、わたしの民に対して高ぶり、彼らを去らせようとしない。9:18 見よ、明日の今