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日記一覧

誤読ノート325  「俺はランボオ、僕は小林秀雄」「ランボオ詩集」(アルチュウル・ランボオ、小林秀雄訳、1998年、創元ライブラリ) ランボオは「俺は」「俺が」「俺の」「俺を」「俺に」「俺と」と言う。名は体を表す。乱暴なのだ。乱暴なランボオを語る

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誤読ノート325  「俺はランボオ、僕は小林秀雄」「ランボオ詩集」(アルチュウル・ランボオ、小林秀雄訳、1998年、創元ライブラリ) ランボオは「俺は」「俺が」「俺の」「俺を」「俺に」「俺と」と言う。名は体を表す。乱暴なのだ。乱暴なランボオを語る

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《創造者に導かれる旅》その30「締めだされる者は幸いである、神の国に入れられるから」16:10 主の御使いは更に言った。「わたしは、あなたの子孫を数えきれないほど多く増やす。」16:11 主の御使いはまた言った。「今、あなたは身ごもっている。やがてあなた

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誤読ノート324  「人間の根底にあるものを伝えようとする二千年の努力」「信じない人のためのイエス入門  宗教を超えて」(スポング著、富田正樹訳、2015年、新教出版社) 聖書にはふつうには信じられないような奇跡がいくつも出てきます。しかし、そん

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聖書の話を身近な経験に置き替えてみました(16) 「親の愛をあまり感じられずに大人になった人のための親」 子どもには親の愛が必要だ。親は子どもを叱るばかりでなく、愛することが大切だ。それが子どもの成長にはひじょうに大事なことだ。書き出してみた

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負けないいのちの詩26「昼も夜も離れない」おまえらの主とやらが我らを撃つことはこれで良く分かったここから出て行ってくれどこにでも行っておまえたちの主に跪くがよいおまえたちの自由に仕えるがよいわたしはおまえたちの主寝ずの番をして奴隷から自由へと

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蒲田福音劇場 その111 「たとえ誰かからどんなに悪口を言われても、心配することはない。大丈夫だ」誰かがきみに悪口を言うかも知れないその時は思い出してほしいぼくもずっと前から悪口を言われているんだきみが悪口を言うやつらの仲間だったら悪口を言わ

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《使徒書の御言葉》その29 「ご褒美を求めてではなく、感謝の思いとして、この体を神さまにお使いくださいと祈ります」ローマの信徒への手紙6:13 また、あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から

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聖書の話を身近な経験に置き替えてみました(15) 「どんなに深く長く苦しんでもかならず喜びがやってくる」 大学を終えて一年目。小出版社に就職しましたが、ワンマン社長に怒鳴られまくること数か月。ついに怒鳴り返し、即退社。新聞求人欄で見て、小新聞

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蒲田福音劇場 その110 「イエスさまは知っていてくださった」ぼくはもうじき捕まえられてしまう。十字架に架けられて、殺されてしまう。イエスさま、おれは最後まで、ついていきます。ペトロ、きみは、今夜、鶏が鳴く前に、三度も、ぼくのことを知らない、

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《創造者に導かれる旅》その29「その土地は子孫に約束され、わたしたちも垣間見ることが許されています」創世記15:18 その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで、15:19 カ

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誤読ノート322  「目に見えないものが重なりあい、現在はこんなに濃厚」「砂浜に坐り込んだ船」(池澤夏樹、新潮社、2015年) 2011年以降、死者を書く作家、作品を意識し始めました。池澤さんもその一人です。 彼岸や此岸で死者と出会って語るさまざまな

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聖書の話を身近な経験に置き替えてみました(14) 「あの人のための自分などと言わず」 吉田拓郎さんの名曲「人生を語らず」は、松任谷正隆さん演奏という印象的なキーボードに始まりますが、「あの人のための自分などと言わず、あの人のために去りゆくこと

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蒲田福音劇場 その109「イエスさまだ、ここまで来てくださったんだ」おい、ペトロ、イエスさまはどこに行ってしまったんだろうあの日、突然、あの家の中に、すっとあらわれて、だいじょぶ、だいじょうぶ、なんて言ってくださったけど、あれっきり、お姿を見

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《使徒書の御言葉》その28 「罪の力から解き放たれ、神さまの力に包まれます」ローマの信徒への手紙6:10 キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。6:11 このように、あなたがたも

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誤読ノート321  「メソジストは怒鳴り屋さん? 死者は生者に無関心?」「わが町」(ソーントン・ワイルダー著、鳴海四郎訳、ハヤカワ演劇文庫、2007年) 20世紀初めのアメリカ・ニューハンプシャー州のある町を舞台にした劇ですが、東京の蒲田に脚色しよ

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聖書の話を身近な経験に置き替えてみました(13) 「春子先生は今も生きて、支えてくださる」 数年前、故郷の小倉を訪ねました。小中学校の同級生数人とほぼ四十年ぶりに会い、楽しい一時を過ごしました。当時のことを語り合いながら、校区では人権教育が盛

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誤読ノート320  「正義の神よ、その名の通り、この世に正義を! ぼくらを用いて!」「叫び声は神に届いた 旧約聖書の12人の祈り」(W. ブルッゲマン著、福嶋裕子訳、日本キリスト教団出版局、2014年) ぼくは、ひとりで祈るときは、声も出さないし、頭の

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《創造者に導かれる旅》その28「訴え続ければ、神さまは苦役から救い出してくださいます」15:13 主はアブラムに言われた。「よく覚えておくがよい。あなたの子孫は異邦の国で寄留者となり、四百年の間奴隷として仕え、苦しめられるであろう。15:14 しかしわた

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