許すことの喜び。ある老人ホームに入っていたひとりのおばあさんはその三十数年前に、ひとり息子を交通事故に遭って亡くした。この事故を起した運転手は深く、深く悔いていて許しを求めていたが、おばあさんは受けませんでした。いよいよ、おばあさんは老人ホ
今日は色恋の話です。「花の色は移りにけりないたづらに我が身 世にふるながめせしまに」(小野小町)美しい桜の花の色も春の長雨が降っていた間に、すっかり色あせてしまいました。私の美貌も、物思いにふけりながら、世を過ごしている間にずいぶん衰えてし
昨日は書道教室の為に知り合いの施設に行きました。着いた途端に大雨です。急変でした、市内で予定されていた花火大会はできたのできたのでしょうか?お手本は花火、夕星、恋心、希望の言葉に変えました。いやだいやだと言ってた人達が、拒否なくやり始める姿
「ほしいままに食わせた馬はどうにも手におえない」(イスラエルの諺)「一番良い馬はたくさんムチをあてた馬」(西欧の諺)「わがままにさせた子はその母に恥をもたらす」「あなたの子を懲(こ)らしめよそうすれば彼はあなたを安らかにし、またあなたの心に
一階フロアで二人の車椅子の女性が私の書を見ながら字が読めない?男性の力強さがあるけど読めない?と話している。どうしたの?これ書いた人に会いたい。それ私です。そのおばあさん書道の有段者で、右腕麻痺になって筆が握れなくなってから、悔しい人生を感
あなたは今の仕事に迷いがありませんか?歌舞伎や芸能修業の中で、古代から伝わる教えの言葉があります。現代語訳にすると、「器用であること稽古をすること好きであること」の内、上達のもっとも近道は「好きであること」とあります。好きなことは、人から言
各国の「諺」から国民性が分かるものです。ノルウェーの諺に「どんな道でも進んで行かなければ山にたどり着かない」考えてばかりいて、実行しなければ、なにごとも実現しないという意味です。イギリス人は「歩きながら考える」。フランス人は「考えながら走り
今日は短くても意味が深い言葉を見つけました。ドイツの諺に「1本の毛にも影がある」どのような細い毛1本1本にもかならず影がある。どんな人にも意地もあり、感情があるのだから、どのような立場の人にもきちんとした礼をつくさないと、しっぺ返しをされると
大相撲は終わってしまいましたね。相撲の解説者が相撲界には、「三年先の稽古」という言葉があると述べていました。日々の稽古は、すぐに結果は出なくとも三年先に結果が出るものだと。白鵬はその言葉で日々努力し記録を塗り替えて来たのだ。次は三年先のオリ
「寝る前のリンゴで医者がやせ細り」(イギリスの諺)就寝前にリンゴを1個食べるのは、イギリス人の健康法です。寝る前にリンゴを1個食べると、身体が丈夫になり、医者は患者不足で収入が無くなってしまうという意味です。リンゴはイギリスの特産物。ほぼ近い
古典によく出てくる言葉に託言(かごと)がある。女の文句や愚痴、不平不満、恨みごとのことです。「夜毎の託言を思い出しても首筋がぞくぞくする」「寝ぬ夜が塵(ちり)と積もると託言の一つ二つも出てくるのであわただしく別れてきた」「きみが託言(文句)
「人間の悲劇は人が死ぬということではなく、人の中の何ものかが死んでいることである。希望というものを失ってあてもなく歩いている。」(ペトロ神父)西欧の諺にHope springs eternal.(希望の泉は枯れず)があります。希望を捨てなければ立ち直れるとい
昨晩は歓迎会。施設長からどれくらい出来るか不安だったけど、120%期待を上回っている。一年後現場に戻したらお年寄りから不満が出ると心配しているだって。ありがたいお言葉に酔ってしまい、どうして帰ったか覚えていません。玄関の外と中、部屋に小銭が散ら
一昨晩10年間、皆がお世話していたおばあさんが夜中に亡くなりました。とても安らかな顔をしていました。顔を思いきり撫でて来ました。亡くなった時間頃、私は夢にうなされ目を覚ましました。左肩に痛みを覚え、夢に誰かが現れ、寒気を覚え、一心に念じていた
人生とは「心の色」を作ることだといいます。あなたはどんな色に染まりたいですか?私は思うのです。10代は 元気な色20代は 甘く切ない色30代は 悩み喜びの色40代は 無我夢中の色50代は 芳香な色60代は 温みある色70代は 輝きの色80代からは深みある
聖路加病院の名誉医院長の日野原重明さんが105歳で昨日亡くなりました。日本で初めて人間ドックを開設したり、生活習慣病という言葉を作ったり、サリン患者をたくさん収容したりたくさんの功績を残されましたね。日野原さん編集の本も読ませてもらいました。7
昨晩は夕涼みしながらウイスキーオンザロック片手にしんみりと古典を読んでいました。ウイスキーのあとは麦焼酎にしたけどね。胸が締め付けられる思いの句を選んで味わっていました。「梓弓(あづさゆみ)引けど引かねど昔より心は君に寄りにしものを」(伊勢
暑い中、久しぶりに並んで旨いラーメン餃子炒飯を食べて来た。待ってる間に感じたこと。「あれこれと悩み苦しんでいる時は案外、それが励みになっていた。自分の思い通りになっている時は案外、ため息して暇をもてあましていたりする。達成感や成長には悩み苦
私たちは巨大な宇宙の楽団員だ一人一人の心の叫びが一つになって宇宙に奏でている。私たちは夜空に輝く星空の劇団員だ星たちと一緒になって歌い踊り舞うのだ宇宙の舞台を歓喜のうずにするのださあ出番は近いぞ始まりだ。
昨日は親戚の叔母さんが腰の手術をして、リハビリ病院に入院しているのでお見舞いに行って来ました。よく来たね!と2,000円くれました。(笑)お酒でも買ってと。喜んで頂きました。貴重なお布施。たくさんの人がリハビリしていました。リハビリした分成果が得
行事委員から夏祭りの司会を依頼された。やる人がいないのでだって。仕方ないなあと受け入れた。ここ数年は占いコーナーをやっていました。手相を昔やっていたことがあったから。司会は初めてです。私はただの司会でなく、短い一人芝居や法話や書を織り混ぜな
昨日再入所したおじいさんが亡くなりました。1日中涙目でした。10時に全員集まり、飲み込みのテストをした。大好きなヤクルトですよ!の声かけに大きな口を開ける大さじ2杯美味しそうに飲まれる皆で拍手するベッド横の電気の スイッチをつけたり消したりす
昨日は一人のおじいさんが帰って来ました。肺炎で入院していたのですが、点滴も抜去してしまう。食べものも飲み込めない。病院では両手を柵に縛られていた。息子さんが自由が大好きな父をこのままで終わらせたくないと退院させて帰って来た。母も昨年ここで亡
今朝目覚めると私は川底になっていた。上を眺めると川が流れていた。すると言葉の舟が流れて来た。ゲシュタルトリフレーミング高瀬舟ユマニチュード禅聖書という、かたまりが舟のようになって上を流れて行きました。以前学んだ言葉が一つになっていた。心理療
『どんなに豊かな土壌でも耕さなければ何も実らない。人の心も同じ心は地獄を生み出すこともできれば天国を生み出すこともできる。心を耕せばあなただけの庭が生まれるのだ。』放置すれば庭は荒れてしまう。心の庭も同じです。心を耕しましょう。私の庭からい
老人施設の行事食に、赤飯が出る時がある。お年寄りは、みんな笑顔になります。結婚式の祝いに、合格祝いに家庭でも赤飯を炊いたものです。古くから、小豆には魔除けの力を持つとされていました。枕草子にもあずき粥という言葉が出て来ますし、江戸時代にも江
老人施設の夜勤を明けて、強い真夏の陽を浴びながら、帰って来ました。やはり、現場はいいですね。その日その日の達成感があるから。その施設にも私の書が飾られていました。字に魔除けのパワーを感じて驚きました。私が書いたからというよりも、言葉に力があ
今日は何故か「漂泊」という字を何度も目にしたので気になっていました。漂泊と考えたら、汚れをとるハイターかな?あれは漂白剤か。嵐にあって、船は知らない島に漂泊した。あの漂泊とはさすらうという言葉。そこから、「漂泊の旅人」と呼ばれている人達を考
『嵐と闇の中夜明けの光もとめて果てない旅路を行く勇気と愛の言葉を道連れて君の真実守りたいからガラスの心で星に祈る。』七夕の短冊に願掛けた。合掌