言葉は深いですね。言葉は分かりやすく、記憶されるように話す事が大事です。難しくて分からないと、記憶できないからです。どんな言葉も、聞く人の心に響きます。汚ない言葉は汚ない力を持っています。美しい言葉は美しい力を持っています。ポジティブな言葉
無事夜勤が明けホッとしています。私なりの夜勤見廻り対策がうまくいって、問題ある利用者の突然行動に対処できました。たいそうなことではなく、夜間は人手不足ですから、時間による優先巡回を決めたり、待機場所を変更したこと位ですが。そのため、記録が詳
仏教語に「妙好人」という言葉があります。ひなびた漁村に妙好人といわれる老婆が住んでいました。いつも自分が生かされていることを神仏に感謝していました。ある夏、おおぜいの家族と一緒に小舟に乗り、湾を横切って対岸の親戚へ行くことになりました。天気
ことばには不思議な力があります。日本では「言霊(ことだま)」といって霊魂が宿っているといいます。聖書は「はじめにことばがあった。ことばは神でかる」とあります。幸せになる言葉不幸になる言葉も以前紹介しました。良寛さんがことばについての戒めを残
先日の夜勤で床に大の字になって頭から血を出していたおじいさんに合って来ました。すごい元気でした。ナースに聞いたら転倒して頭をぶつけたのでなく、排便したくて裸足で歩いてトイレ分からず、つまずいて頭をテーブルにぶつけて、てっぺんをこ擦っただけと
今日は久し振りに論語から幾つか、いい言葉を紹介したいと思います。そもそも論語とは、約2500年前の中国で誕生した孔子と弟子たちによる言語録です。それが、日本には五世紀頃百済から献上されたと日本書紀は伝えています。聖徳太子の十七条の憲法の第一
イギリスの神学者ジョン・ウェズリーの言葉が好きなので紹介します。私は英文の方が好きです。 アメリカのオバマ大統領が就任した時の有名な「you can.」はこの言葉を引用したのではないかなと感ずるのですが。『Do all the good you can.君ができるすべての
今日は仏教の言葉をいくつか紹介します。「諸法無我(しょほうむが)」すべてのものは、自分のものではない。これも、あれも、それも。あらゆる心理現象も、そのすべては自分のものではない。この身体も、この感覚も、この記憶も、この好き嫌いも、この意識も
「奇跡の授業」王様文庫より抜粋。ディズニーランドのインフォメーションの話です。元気なさそうなお母さんがやって来ました。「今日、子供と一緒に来たんです。ミッキーちゃんだとか、ミニーちゃんだとかのキャラクターにサインを書いてもらっていました。そ
夢から覚めて不思議な気持ちをしています。「前へ」「目に見えない」そんな何かを考えなさいという夢でしたから。前とは前進することですよね。目に見えないことて何でしょうか?幻想でしょうか?いろいろ瞑想して目が覚めてしまいました。私の困った性格です
私たちの本質の魂は、本来は幸せしか知らないそうです。 ですから、私たちが自分の魂と触れあうとき、私たちは不幸を知りません。でも、自分が不幸だと感じている人が多いのはなぜでしょうか。それは、本当の自分自身と触れあっていないからだといいます。
ある日、若い夫婦が二人でディズニーランドのレストランに入って来ました。夫婦は二人掛けのカップル席に案内されると、「お子様ランチ2つ」と注文したのです。ところが、ディズニーランドには「お子様ランチは9歳まで」という決まりがあるのでした。キャス
四月の美しい言葉を紹介します。「和草(にこぐさ)」生えたばかりの柔らかい草や、葉や茎のやわらかい部分を和草といいます。「和(にこ)し」は、やわらかいとか、細かいという意味です。『葦垣(あしがき)の中の和草にこやかに我と笑(え)まして人に知ら
「埋(うも)れ木」とは、水や土の中に埋もれて、炭化した木のこと。その埋もれ木を利用した工芸品があります。手間ひまかけて、干したり、磨いたり、漆を塗ったり、彫刻したりして、黒褐色の美しい宝物に生まれ変わります。「世の中をよそに見つつも埋もれ木
人生で大切なもの、それは自由と信頼です。信頼とは、宇宙と自分を信じること、自分の運命を信じるということです。自分の人生のシナリオは、自分が生まれる前に神さまと共同して決めていると考えると、とても生きやすくなります。すべては宇宙の計画であり、
今日は松尾芭蕉の言葉が浮かんで来ました。『無能にしてこの一筋につながる』(芭蕉)自分は有能だと自信に満ちて言えるようなものが一つでもある人はいいが、ほとんどの人が自分の無能さを痛感しているものです。だからこそ、いろんなことを進んで学び、吸収
地震の報を聴くたびに良寛の言葉を思い出します。地震の度合いは熊本の比ではないにしても、被害の大きさは何百倍もあったのでした。文政11(1828)年11月12日新潟県三条市の大地震、良寛71才。死者1443名、負傷者約1400名、倒壊家屋9808軒、焼失家屋1204軒と
古今亭志ん生師匠の明言に「話下手、聴き上手に支えられ」という言葉があります。話すほうからすると、よい聴き手がいると、妙に頭の回転が速くなり、落ち着いた話ができて、聴き上手に支えられると述べています。「お釈迦さまならどんな人でも救えるでしょう
『いのちが一番大切だと思っていたころ生きるのが苦しかったいのちより大切なものがあると知った日生きているのが嬉しかった』(星野富弘)渡辺和子シスターが、群馬県勢多郡東村の富弘美術館を訪れ、星野さんと面会したときの感想を述べています。「いのちよ
私はたくさんの未発表で、埋もれたままの童話があります。一度だけ二話を紙芝居にしてお年寄りに発表したら、とても喜んでくれました。いつか、童話100集書けたら保育園や老人施設で紙芝居をして回りたいと思っています。今日は、アイヌの神謡(カムイ・ユー
空海が良相公(りょうしょうこう・桓武天皇の皇子)から、「山中(高野山)に何の楽しみがある」と問われたときの返事が「澗水(かんすい)一杯朝(あした)に命を支え、山霞一咽夕(さんかいちえんゆうべ)に神(しん)を谷(やしな)う」朝に谷川の水で命を
常世草とは理想郷の果実と言われています。常世の国とは、永遠に変わらない国。仙人たちが住んでいる理想郷のことです。その昔、垂仁(すいじん)天皇は、その常世の国に、田道間守(たじまもり)を遣わしました。そして、9年後、彼が持ち帰った果実を「常世
2500年前の教えより、「最低の人とは」行動、言葉、思考によってネガティブなことを言ったり考えたりする悪しき業(カルマ)を積みながら『これが他人にバレないようにごまかそう』と隠そうとする人こそが、「最低の人」と呼ばれるにふさわしい。例えば、心で
如在の心とは「在(あ)るが、如(ごと)く」または、「そこにいるが如く」という意味です。常に誰かがそこにいるが如くに、行動をしなさいということです。これは西郷隆盛が座右の銘として『人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし、人
四国に住む90歳になる詩人、坂村真民さんの「冬がきたら」という詩を詠んでいます。『冬がきたら冬のことだけ思おう冬を遠ざけようとしたりしないでむしろすすんで冬のたましいにふれ冬のいのちにふれよう冬がきたら冬だけが持つ深さときびしさと静けさを知ろ
道元最後の説法の「八大人覚(はちだいじんかく)」の続きです。簡単に見出しのみ紹介しておきます。3.楽寂静(ぎようじゃくじょう)たまには世の中の雑音から逃れて、静かな場所に行きなさい。4.勤精進(ごんしょうじん)やりたいことを一つにしぼる。5.不忘
道元は1252年54歳で亡くなりました。その数日前、京都東山にかかる中秋の名月を詠みました。「また見んとおもひし時の秋だにも今宵の月にねられやはする」いよいよ死が迫る。また見ようと思っても、もう二度とこの月は見られない。道元はこの別れに、京都の月
仏教では、魂は三界をさまよっていると考えています。三界とは、欲望を持つ者たちが住む「欲界」、欲望のない清らかな「色界」、物質から離れた精神的世界「無色界」です。その無色界の頂点に位置するのが、「有頂天」です。天にも上る気持ちをいいます。気持