古代も現代も変わらないものだと感じた和歌を紹介します。 平安時代前期の『古今和歌集』より、 『世にふれば 言のはしげき呉竹(くれたけ)の 憂き節ごとに うぐいすぞ鳴く』 憂き節とは辛いこと、悲しいこと。
僕は中庭のある家が大好きです。贅沢な気がします。周りから気にしないで一人中庭で過ごすのが夢です。随分前の思い出です。地方の勤務の時です。東海道の丸子の宿で有名なとろろ芋元祖丁子家の近くの月と竹薮の名勝、さいおく寺を見学しました。土産品の竹細
あなたの命は 『仏様に にお借りした借家』な のです。 この言葉は江戸時代の天台宗の僧、豪潮の言葉を現代文にしたものです。 借りている命だから、しっかり生きましょうと述べています。 禅僧の岩宿和尚の言葉も
今日は精神学の本から参考になる事柄を紹介します。年をとったら『羨ましい、憎らしい、悔しい』の三つは不要です。若い内は人生のバネになって必要かもしれないけれど、 年をとると、負のエネルギーが心にたまって早く老化をすすめてしまうからだそうです。
散歩中に交差点や道路の電柱に花束が飾られているのを見かけます。 交通事故で亡くなられた方の供養花です。 この場所は若い男性だったな。 昨日まで生きていたのに、 今日亡くなる。 『老少不定』(ろうしょうふじょう)
今日は天井から吊り下げてある自作の筆の修理をしました。使いふるされた何十本の筆の中から、思い出詰まった穂先を集め修復したり、昨年たけやぶから取ってきた竹を使って、新な筆を作りました。普通の筆より倍の長さだから使い易い。筆職人になりたい気分で
昨日は一人お爺さんが緊急入院しました。 いつも大声あげて、怒鳴るお爺さん、隣のユニットからうるさい!と言われる程の大声ですから。食事もいつも介助で完食です。それが、ゴールデンウィークから急激に声が出なくなり、食事も食べれなくなりました。水分
僕がチョコレート好きなのは皆さんもご存知だと思います。 何度も書いていますから。 何のチョコレートが好きでしょう? はい、父さんが酔って帰った時、 何時も土産に持って帰ってくれた
お釈迦様が弟子達に説いた話の中に看護があります。 15歳の少年僧が危篤状態に陥り『最期にお釈迦様に会いたい』と申し出ました。それを聞いたお釈迦様が見舞いにいくと少年僧の病床の周りは彼の嘔吐物でひどく汚れていました。お釈迦様は自ら病床を掃除し、
お手本30枚作って楽しみにしていたユニットを訪れた。前から施設内に飾ってある僕の作品に感銘してくれているお爺さんに会えるからだ。しかし、そのお爺さんは看取りの段階に入っていた。全身転移の末期ガンで長男しか知らなく、本人も妹達にも隠しているとの
『紅一点』とは、男性多数の中に女性が一人だけ混じっている様子に使います。 もともとは草原の中に、赤い花一輪が咲いている情景を表した言葉です。 では、この紅一点の花とはなんの花でしょう。 シャクヤクかボタンと考えてしまいそう
般若心経によく出てくる言葉に『空(くう)』があります。 空とはからっぽという意味ではなく、超越したものという意味です。 例えば、真っ暗な夜にさ迷っていて、とてものどが渇いたときに、湧き水を見つけて飲みました。 とても甘く美味しか
施設利用者さんの行動記録を書くとき「日なたぼっこ」に行かれると書いています。 この日なたぼっこというのんびりとして暖かいニャアンスの言葉が気になって調べてみました。 平安時代の『今昔物語集』に 「春の節になりて、日 うららか
作家の井上靖の言葉を思い出す。 『努力している人は希望を語り 努力を怠る(おこたる)人は 不満を語る。』 何か納得しませんか。 努力している人は苦言も失敗も何でも吸収し
半ドンてよく使っていましたが、皆さんも使っていましたか。オランダ語で休日のことをドンタクといいます。半日だから半ドンと呼んだようです。博多どんたくも休みのお祭りでそう呼んだのでしょうか。ポン酢も語源はオランダ語でポンスというそうです。長崎や
梅雨も明けそうな、夏の日差しが強くなり 始めるころ、やさしい淡紅色の花を咲かせる 「ねむのき」のことを 合歓(ねぶ)という。 合歓の意味を知ってますか。 夜の誘いの意味があるのです。 字を見て納得しませんか。合わせて
FM横浜聴いてます。『偶然』をテーマでリスナーからの話を紹介しています。昔住んでいた団地のおむかえさんが旅行先の列車の前の座席にいて驚いて抱き合った話とかしていました。それで、僕も思い出しました。僕のかつての部長が糖尿病で失明してやむなく退職
僕の日記に素直に感じる方と、そんな事言ったっていま苦しんでいるからそんな余裕がないと言う方もいます。たしかに、絶望の淵にいる人には届かない言葉かも知れません。でも、いずれ分かる時が来るものだと思ってくれればいいです。同僚から僕にはたくさんの
三重県の自動車学校 『ほめちぎる教習所』 をテレビで紹介していた。 失敗しても、チャレンジしたことを誉める。 チャレンジしなければ失敗はない。 いづれ、成功した時に 気づくものだからと 徹底的に誉めちぎる。
七年前に書いたものですが今でも通じますかね。 『自分自身の心に平和がなければ、 平和のために働き、平和をもたらすことはできない。 破壊がおきているのは、人間の心のなかで平和が壊されているからです。 愛が働いている
人は花が無心に精一杯咲くことに感動を覚え、それに魅力を感じます。 京都紫野の高桐院(こうとういん)に次のような詩が掲げられているそうです。 『花は黙って咲き、 黙って散ってゆく そして、再び枝に帰らない けれ
『この町で生まれこの町で育ちこの町で出会いこの町で別れたこの町を離れこの町は思いでの町になったこの町に父母が眠るこの町に友も眠るこの町の海の匂いが好きこの町の山の幸が好きこの町で生まれた事を誇りに思うこの町は遠くの町になったけどいつまでも忘
ナマステとはサンスクリット語でインド、ネパールで使われている挨拶や別れの時に使う言葉ですが感謝の意味でも使えます。仏教では『南無』と訳されたと聞きます。昨日、8年間、皆でお世話していたおばあさんが永眠したと連絡ありました。長い間食べたくても
お疲れ様でした。 昨日今日と暑かったですね。 『春過ぎて夏来るらし 天(あま)のかぐやま』 万葉集にあるこの歌知っている方多いと思います。 万葉の時代は 次の季節は 「神様が連れてくる
イタリアミラノで万博が始まっているようです。テーマは『食』です。日本館は昨日は沖縄そばの実演にたくさんの人が来場して、和を楽しんでいたようです。僕も蕎麦は大好きです。東京勤務の時は沢山の立ち食い蕎麦屋さんがありましたから毎日行ってました。横
仏教の言葉に金輪際(こんりんざい)があります。「底の底」という意味です。仏教の宇宙観は、大きなたらいのような三層の輪が重なっていて、その上に尖った山がある。これが僕達が住む大地のイメージとなっています。下から風輪、水輪、金輪の三輪があり、金
今日は休みで病院に見舞いに行きます。いつも、くだらないブログにお付きあいくださり感謝しております。利用者さんにも配信しております。難しくて分からないとも言われ反省しています。興味なければどんどん消さないと、とんでもない量になりますよ。今日は
仕事柄(介護)記録を書くことが多いので、医療用語や薬の名前、よく使う難しい漢字、医療、福祉器機やパーツの専門用語とか利用者の病状などを継ぎ足していなどをきます。スマホとかととかとかか持持ち込めませんので、簡単辞書になり重宝しています。あとは
今日の教えです。 『人みな心あり、心各 々執る(こころおのお のしつる)ところあり』(聖徳太子) (人には皆それぞれに考えがあり、それぞれにその考えにとらわれるところがある) 相手がよいと言っても、自分