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日記一覧

晩旬
2015年03月31日04:02

『余生』とは盛りが過ぎた残された人生のこと。字は余った人生と書く。趣味を楽しみ悠々自適な余生と使うとある。全て納得できない。何年も前からこの言葉に疑問を抱いていました。また書いてしまいました。人生とはスポーツや会社と違って、引退も定年もない

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ほどほどに
2015年03月31日00:46

禅語に『規矩(きく)行い尽くすべからず』という言葉があります。規矩とは手本とか、規則のこと。職場にあっては人の上に立つものは規則正しく、真面目なだけでは人はついてこないものだ。ときにはぽかをして、笑いを振りまくようなら人に愛されるものだ。真

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おむつ
2015年03月30日07:20

産衣(うぶぎ)を「むつき」といい、それに「御」をつけた「おむつき」が「おむつ」になったといいます。バタバタしておむつをしている姿を「呆れる」と表し、隣で世話をしている人を「保」と表しました。保母さんや、介護士を表しているのです。「あきれた人

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喜びも悲しみも
2015年03月30日04:03

鎌倉時代の僧侶、無住の言葉に『何があろうと、喜びすぎたり、悲しみすぎたりしてはいけない、なぜなら福の神と貧乏神はいつも連れだって歩いているのだから』といった内容の言葉を残しています。少しばかりの幸運や不運にのぼせあがったり、落ち込んだりする

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心のストレス
2015年03月29日16:44

ピッチャーの初登板がピッチャーの開幕です。ピンチになると『心のストレス』が一杯になるものです。(水野元巨人投手 )画面でも伝わって来ます。介護の世界も同じだなあと感じて観ていました。気を使っていても何が起こるか分からないから、ストレスが一杯

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閑古錐(かんこすい)
2015年03月29日04:23

老人介護の仕事をしていると気づくことですが、百人百様みんな違った生き方、考え方があり誰一人同じ人はいないと感じます。閑古錐(かんこすい)とは使いすぎて、先が丸くなってしまい使わなく、忘れ去られた錐(きり)をいいます。しかし、仏教では円熟味を

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余花満開
2015年03月28日02:06

『余花(よか)』とは桜などが都会ではすでに散ってしまっているのに、山里ではまだ少し咲いて残っていることがある。このことを『余花』という。小野小町が百人一首に桜の花の散るのを観るたびに、自分の美しさが散っていくようだ…て句を残しているが若さは失

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欠点
2015年03月27日02:53

誰しもがある欠点。「欠点とは自信がない部分」城攻めでも、戦でもスポーツでも囲碁でも欠点(弱点)を攻めるものです。だから、自分の欠点をよく知っておく事が大切です。『欠点はうまく使いこなせばいい』(ココ・シャネル)欠点を魅力に変身させることで注

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花咲かじいさん
2015年03月26日09:12

(ピーヒャラシリーズ)私は隣の欲張りじいさんに、意地悪され大木で作った臼(うす)を焼かれてしまった。その灰を枯木にまいたら花が咲いた。辛く、悲しい目にあってしおれてる人にまいたら心がパアッーと明るくなって幸せになったんだ。それから、私はその

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浮世船
2015年03月26日05:36

『浮』とは辛く、悲しく、はかないという意味があります。そんなはかない世の中なら「浮かれて生きよう」と、享楽の世になり男女間の色恋がもてはやされ、それが『浮世絵』になったという。『この世は多くの人が乗っている船』といいます。船は常に川の流れの

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お布施
2015年03月25日23:59

お布施とは僧侶に読経とか戒名を頂いた時の謝礼をいいます。しかし、本来お布施には七つの精神があるといわれています。1.捨身施(しゃしんせ)心から人に親切にし、世話をすること。2.心慮施(しんりょせ)人の悲しみや苦しみを自分のものとすること。3.

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苦は宝
2015年03月25日05:22

お釈迦様がこの世は四苦八苦と説いています。これだけの苦しみを乗り越えなければならないのが人生なのです。誰もが悩みがつきないため、誰もが鬱病になります。逃れられないものと思って、受け入れてみれば案外乗り越えられるものです。その代わり、心に傷は

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喫茶去(きっさこ)
2015年03月24日23:12

臨済宗の開祖 栄西は日本にお茶を伝えた「茶祖」といわれています。栄西は一般の薬はそれぞれの病気に対応しているだけだが、唯一茶だけは万病に効果があると述べています。それでできた言葉が『喫茶去』(きっさこ)です。「まあ肩の力抜いて一服しいや」

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シンクロニシティ
2015年03月24日22:22

『シンクロニシティ』聞いたことありますか。10年程前に竹内マリアさんが歌ったシンクロニシティが好きでした。最近、FM東京の番組名にもあったので懐かしく思い出しました。シンクロニシティとは共時性、同時性といいます。分かりやすく言えば『うわさをすれ

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桜咲く時
2015年03月23日08:04

桜の時季になると、思い出す句が幾つかあります。桜は日本人の心と共にありますね。『サ神様(山の神)のクラ(座)であるサクラ』今年もやって来ましたね。『久方の光のどけき春の日に静心(しづこころ)なく花の散るらむ』(古今和歌集 紀友則)日の光も

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心の引き出し
2015年03月23日02:57

カメラマンの言葉より『便利になると何かを失うものだ』(ハーディー山口)車を使えば足腰が弱くなるみたいに、フィルムでなく、いくらでも撮れるカメラになると、残りが、これしかないと緊張して気持ちを込めていたのができにくくなる。確かに、それは有ると

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人生の花
2015年03月22日01:35

『禍(わざわい)や辛いことは気づきやすいが、幸せは気づきにくい』と思いませんか。だから、一日の内に嫌なことが一つでもあれば、感じにくい幸せがあったことさえ気づかなく今日一日悪い日だったと思い悩んでしまう。そんなことありませんか。人生は辛いこ

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春の風
2015年03月21日07:02

漢詩に『一樹春風有両般 南枝向暖北枝寒』(いちじゅのしゅんぷうりょうはんあり なんしはだんにむかいほくしはかん )一本の樹に春風が吹いた。南の枝には暖かく感じても、北の枝には届かなくて寒い。まったく違う二つの枝。要約すると、予想外の結果が起

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屋台
2015年03月21日00:12

三月の終わりといえども、夜中はまだまだ肌寒い。ピーヒャラピーなんとも気が抜けた笛の音がおいらが引く屋台が来た知らせなんだ。売り物は『温かい言葉』を丼一杯にして売ってるんだ。今晩も悔しい思いで寝れない人や、不安一杯で悩んでいる人がお客なんだけ

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言葉のおかわり
2015年03月20日14:50

僕の日記見て『心のサプリメント』と言ってくれた方が何人かありました。うまいこと表現するものだなあと驚きました。アメリカの250年前の詩人エマソンが『音楽は心を癒してくれるが、あらゆる病を治せるのは、その人を思いやる気持ちにあふれた温かい言葉で

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アホな人
2015年03月20日05:57

アホな人を見るのは楽しいものです。裸の大将、寅さん、チャップリン、ミスター・ビーン等々見ていて笑ってしまいます。作家の司馬遼太郎さんが中学の時先生から『凡夫』(ぼんぷ)とは誰のことかと聞いたら、級長が「アホな人」と答えました。先生がでは「ア

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心の栄誉
2015年03月20日03:25

前回の『心のケア』に皆さんからの反応が以外に多かったのには驚きました。ストレスがたくさんたまっている人が多いのだなあと思い、関連記事をまた書いて見ました。ずいぶん前の記事ですが、ワシントン医科大学のホームズ博士が「ストレス指数」を提唱しまし

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心のケア
2015年03月19日03:05

50人以上の労働者を抱えている企業は社内に衛生委員とか産業医とかを備える事。と厚生労働省からの指導があったと思ったけど。最近、採用した人が1ヶ月持たないで突然辞める人が多いのです。しかも、40代の経験者で男女ともです。待遇面だけでなく、人間関係

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故郷の匂い
2015年03月18日12:26

お年寄りには帰宅願望があります。家族の元に帰りたい。または、生まれた故郷に帰りたいと言われます。分かる気がします。雪国の故郷、川の流れる田園風景、花や樹木に囲まれた山裾。あなたの故郷はどうなのでしょうか。亡くなったあのおばあさんは、山育ちだ

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昔は良かったね
2015年03月17日22:23

徒然草の作者 吉田兼好の考えの根本は『昔は良かったね』です。『何事も古き世のみぞしたはしき今やうは無下にいやしくこそなりゆくめれ』何事につけても、昔の世の中ばかりが慕わしくかんじられる。何事も近ごろのものは、いよいよ下品に成り下がっていくよ

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心眼と心耳
2015年03月17日05:01

片腕をなくした老人がショートステェイに来ています。僕のパフォーマンスに皆と一緒に笑い拍手をしてくれました。音のない拍手。いや音はあるのだと思います。僕達は勝手に拍手とは両手を使って鳴る音と考えているから聞こえないのです。目の悪い人が,見える

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玉の緒(たまのを)
2015年03月15日03:08

古語によく使われる言葉に『玉の緒』(たまのを)があります。魂をつなぎ止める緒という意味です。恋の歌に使われていたようです。相手の気持ちとか、自分の思いをつなぎ止める緒のように。恋歌が多い百人一首の中に『玉の緒よ絶えなば 絶えぬながらへば忍

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あったかい!
2015年03月14日02:10

騒々しいパーティー会場の中で、誰かの名前を呼ばれたら、自分の事かと注意して聴く行為とか、電車の中で居眠りしても、次は小丸1小丸1駅です。のアナウンスで目が覚める行為を心理学では、『カクテルパーティー効果』といいます。たくさんの情報の中から

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神様お願い
2015年03月12日17:06

『隠れる』の『隠』という字は奥の深い意味があります。どちらかと言うと隠すとか隠密、隠匿とか悪い意味合いに使われています。こざと扁は、神様が登り降りする梯子という意味があります。右側の字は上からの手を意味し、両手で物を隠すように、人から見えな

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貧者の一灯
2015年03月12日07:18

お釈迦様の有名な逸話に『貧者の一灯』(ひんじゃのいっとう)があります。お釈迦様が、ある町にやって来ると聞いた人々はお迎えの準備をしました。到着が夜になると知って、足元を照らすための灯明を持ち寄ることにしました。金持ちは何千という灯明を出して

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