『真っ青なと草の色や冴(さ)え返る』(夏目漱石)『澄み渡る空も帰路には冴え返る』(僕)真っ青に澄みきった青空春の暖かさを感じるが、帰宅する時刻には冬の寒さの冴えが戻ってくるのだろう。そんな日々がつづいています。ところで『嘘も方便』という仏教用語
『人間は考える葦(あし)である』17世紀フランスの数学者パスカルの言葉。彼は病弱で40代で亡くなったという。食事も流動食しか取れなかったという。しかし、彼は人生の荒波に精一杯に戦って生きた。葦はしなやかに立って成長している。風に吹かれると倒れそう
僕は飽きもせずに自分のテーマである『生きる力になれば』の日記を書いています。学生時代からだから何十年にもなる。昔のことです。通学途中に、玄関の軒下に細長い黒板がつる下がっている民家があった。毎日一句チョークで何かを書いていた。それを読んで元
『生きるとは呼吸することではない。行動することだ』(ジャン・ジャック・ルソー、フランスの哲学者)『飛行機やロケットが離陸する時は多くの燃料を使う。寒い冬の朝に布団から起きるのにかなりの決心がいる。平穏と惰性で過ごしていては進歩はない。』そん
『虎の威を借る狐』虎に捕まった狐が、私は神がつかわした百獣の王だ。嘘だと思うならついてこい。虎は狐の後についていった。それを見た動物達は恐れて逃げた。虎は自分ではなく、狐に恐れて逃げたと思って逃げ出した。そんな話です。僕は中学時代、人生経験
あれもしたい、これもしたいと思っている人は、結局何も得られない事を知る。それを、時間がないからとか、自分には無理だからと言い訳する。振り替えってみると、人にはキャパシティがあって、何かを得ようとすれば、何かを失わなければならないものです。仕
武道では飛んでくる矢は「打ち落とす」のではなく「よける」のが鉄則とされている。仏道にも同じ話があります。お釈迦様が弟子たちと托鉢して歩いているときのこと、ある町民から文句を言われました。「お前達は托鉢といいながら、人に物をもらって生きている
それにしても、次々と若い人が辞めていく。一般企業と違って将来性とか、地位とか、昇給とか異動とかもないからだろうか。政府が4月から12000円アップすると言ってるが、現場はそれだけの問題ではないようだ。定年退職とか、年輩者が辞めるのでなく、6年、8年
言葉には、言霊(ことだま)といってはかりしれない大きな力があります。その中で、自分を励ます言葉があります。『不退転』(ふたいてん)です。くじけないこと、怠らずに行うこと、堅く信じて屈しないこと。 横綱昇進の時に決意として使われていました。皆
中日ドラゴンズの監督兼捕手の谷繁選手の言葉。横浜ベイスターズで日本一になってから、目標を無くしてスランプになってしまった時にある本の中で出会った言葉が『無上』でした。上などない。死ぬまでやるしかないと知らされた。それが、今季捕手の日本記録に
僕の担当ユニットの88歳のおばあさんが書きました。まだまだですが、誉めてくだされば励みになると思います。夜勤明けの5時頃に特訓しています。昼間は忙しくて教えている時間がないため。頑張って起きてやってくれています。皆さんのコメント読ませて頂きま
アンチエイジングというお肌の加齢を防ぐ方法が話題になっています。しかし、エイジング(加齢)は歴史を重ねた、とても魅力のものと思っています。庭師が庭石に選ぶ石は苔が生えやすい石を選び古びたイメージを出しています。建築もそうです。五重の塔 やお
昨日利用者さんの家族で、キーパーソンの息子さんが面会に来ました。 昨日の腕の皮膚剥離の事故が合ったことを説明謝罪しました。 その後、二人で人生について立ち話をしてしまいました。 彼はずっと営業畑だっ
昼休みにある年輩の女性から、今年に入って良いことがない。 この先大丈夫でしょうか?手相はどうですか? 長生きできますか? などと相談された。 手相的には、特に問題 もないので、こんな アドバイスをした。 あなたに
『学問のない経験は経験のない学問を越える』学校で習った人は、脱線できなくて、応用がきかない。自己流の経験で生きてきた人間は和洋折衷いろんな調味料を使い分ける応用ができて、発想が自由だ。(グッチ裕三)深夜放送で聴いた。大学横綱より、何も知らな
2月の季語になっている埋み火(うずみび)て聞いた事ありますか。火鉢の中の炭を消したくないので、灰をかぶせて保存すること。冷え冷えとした空気を暖かく保ってくれます。芭蕉がこの季語をよく使っています。今は暖房機具が発達しているから、忘れ去られる
愛については、いろいろな説がありますが、ここでは、鎌倉時代の僧侶無住が説いた言葉を紹介します。『愛は事(じ)なり』です。はて? 事とは何でしょうか?事とは「同事の心」のこととあります。同事の心とは、自分の立場を捨てて『相手と同じ境遇になって
源平盛衰記に『親しき者といひ、知音と申す人々』という記述があります。この知音とは心から打ち解け会える友のことをいいます。古代の人も知音を大切にしていたのです。皆さんも知音を持ちましょう!力になってくれます。『千五百秋の知音』(ちいほあきのち