何年経ってもあの日が忘れられない。朝8時30分一時退院してきた父が苦しそうにしていたから病院に電話したら午前中に来て欲しいと言われた。父を背負って玄関を出たらいきなりバケツ一杯分の血を吐いた。私の足はその血の海にガクガク震えていた。そして、ガ
夢から覚めました。30日の朝2時過ぎか。私が死んだ夢でした。真っ暗な夜中に列車に乗って空に向かって行きます。窓の外に父の姿が見えた。迎えに来たのだろうか?残された、弟や家族が気になるが、仕方ないな。これが死なのだから。そして、目覚めました。あ
唐の詩人白楽天が、ある時、山にこもって修行している、有名な道林禅師に会いに行きました。仏教とは何かと、問うたところ『善いことをしなさい、悪いことをしなさんなよ』だった。そんなことは誰でも知ってるわい。と答えたら。『三歳の子が知っていて、白髪
年の瀬になりましたね。あといくつ寝ると、お正月。本当に一年は早いですね。人生も早いです。30過ぎたらあっ!という間です。何故か年の瀬になるといろんなニュース観て世の中にはたくさんの悩み事が多いものだと感じています。各国の首相もたくさん悩み事を
『青空を冬の雁(かり)が渡って行き、人もいない山には木の葉が飛んで散ってゆく、夕暮れに靄(もや)のたちこめた村里の道を、ただひとり空の鉢(はち)を持ったまま帰ってゆくのだ』(良寛)里を歩き回っても、何の施しの米や豆もなく、一人寂しく山に帰っ
樅の木伝説。雨の日キリストが森を歩いていました。樅の木はキリストを雨から護るように枝をのばしたことから、キリストはお礼に冬でも緑の葉を与えたといいます。また、香りが邪気を祓うことから悪魔払いの木といわれています。さて、昨晩帰りぎわにお年寄り
ラジオを聴いて感じた事。今年はどんな年でしたか?司会者の問いかけに、届いた便りをアナウンサーが紹介していました。その中に「幸せな話を聴くと気が沈んでしまう」。「しかし、一人住まいの寂しさや、おなじ障害者の話とか子供を亡くしたとかの悲しい便り
幸せな人には私の言葉は響かない。私は悩み苦しんで、生きている人へのメッセージだからです。生きることはそれだけ大変だからです。楽な日などありません。『何の心配もない日が、一日、いや半日あったら、それは仕合わせな人間です』(太宰治)心配のない日
『自分の中に仏あり』 (空海)仏とは死後の世界の遠くにあるものではなく、私達と同じ床にあると述べています。白隠(はくいん)禅師も『この身すなわち仏なり』と述べている。粥を食べているのは、単なる人ではない。仏の生命つまり仏性を持った
東京渋谷の福昌寺の住職の話です。ある日、風体の悪い男がやって来た。「和尚さん、供養お願いします」というので、その男の両親の供養をしました。その後、男が話し出しました。私は、近くの青物市場の見張り役をしている者ですが、昨日、お店からリンゴを三
今日のニュースで、マザー・テレサがローマ・カトリック教会で最高位の「聖人」に認定されたとフランシスコ・ローマ法王が承認した。殉教者でない人が、聖人に認定されるには、死後に2度の「奇跡」を起こす必要がある。2008年に脳腫瘍で危篤状態にあった、ブ
人はみな悩みながら生きるものです。徳川家康だって、武田信玄にこてんぱんに敗(やぶ)れて、必死で逃げたといいます。(馬上でうんちをもらした怖い体験)その自画像を絵に描かせて、生涯の戒めにしたといいます。忠臣蔵の大石内蔵助も、はやる気持ちを抑え
精神科医の書物より。「患者さんの中には、いつも人生を嘆いている人や傷つきやすい人が多いことか。」明るくなろう、健康になろうと決心することが重要と説明している。「治ろうと決心したからといってどうなるのか」と怒る患者さんがいる。しかし、明るくな
何度かニーチェの言葉を紹介していたので、ニーチェの本を買って読んでいる人が出て来ましたね。案外身近な事を述べていると思います。現実的だから、聖書より優れているとニーチェは思っているのでしょう。私はどちらもアドバイスになっているから好きです。
昨晩は何とか目覚まし時計掛けて良寛さんの番組を観ることができました。私が以前紹介した内容が取り上げられていましたね。良寛さんの人柄が見えて良かったです。来週の最終回は臨終までのことのようです。益々良寛さんのように、小さな庵に住んで『孤独を満
良寛さんは書や詩の達人だった。 しかし、頼まれても書は書かなかったという。 城主から頼まれても書かなかった。 しかし、子供から凧に書いてと頼まれると沢山書いている。 村人は良寛さんが雨にうたれ地蔵さんと相合い傘してるところを
あと幾つ大晦日を迎えることが、出来るだろう。ふと思う年の暮れ。どれだけの人に助けられて来たのだろう。昨日の夕方携帯に電話が鳴った。何十年も前のお得意様だった人からだ。実家の山を管理していて、バーベキュー施設を持ち、毎日何百人も利用していると
昨日は楽しい事があったので幸せ気分です。キスチョコ頂いた。あと二個しかないし、食べれなかったから。お布施に感謝です。ところで、私はチャリンコ移動を日常にしています。季節の花や草木を眺めたり、触れたりするのが好きだから。雨も大好きです。カッパ
昭和31年に91歳で亡くなった、鎌倉建長寺の名僧、菅原時保(すがわらじほ)老師は〃今良寛〃と言われていました。小さい時に、寺にもらわれて育ち、9歳で檀家の葬式にお経をあげに行かされていたそうです。お百姓さんが亡くなった時、お経をあげていたら、お
生きる力になる言葉をどれだけ見つけて来ただろうか。その中から、今日感じた言葉を拾ってみました。『男は知っていることをしゃべり、女は人に悦ばれることをしゃべる』(ルソー)まさに、当たっている、参考になります。『外灯というのは人のためにつけるん
8年間いたおばあさん夕方亡くなりました。看取りでしたので、娘さんずっと泊まり込んでいました。お習字ありがとうございましたとお礼された。パーキンソンで体が動く振戦があって本人も大変だったと思います。いまから仮眠休憩に入ります。合掌
900年前の禅寺の話。お坊さんがお寺に帰る途中、提灯の灯りが消えてしまい真っ暗になってしまいました。その時、つい遠くを見てしまいたいものですが、お坊さんは足下を見て歩いたそうです。このことから、看脚下(かんきゃっか)という言葉ができたといいま
今日は「傷つきやすい心」について、精神科医の言葉を借りて話してみたいと思います。人は2つ3つ位の傷つきやすい部分があるといいます。例えば小説家で説明すると。芥川龍之介にとって傷つきやすい部分は、母親が分裂病であったために、養子に出されてしまっ
昨晩は良寛さんの番組を観ることができました。知っていることばかりでしたが、身近に感じて良かったです。来週もありますね。楽しみです。今朝も3時に目覚めました。久し振りに、聖書からイエスの言葉を紹介したいと思います。『もう泣かなくてもいい』(ル
今日は心に響いたお話をしたいと思います。アメリカの短編小説に、貧しい老夫婦の物語がありました。結婚記念日にお互い何かを贈ろうと考えていました。妻は自慢のブロンドの髪をかつら屋に売り、その金で夫の懐中時計に鎖がないので、鎖を買いました。夫は懐
国上山(くにがみやま)の五合庵で静かな生活を送っている良寛さまのところに、心を暗くする一通の手紙が届きました。良寛さまの実家、弟の妻おやすからのものでした。一人息子の馬之助の放蕩が高じて手のつけようがありません。ただ一人の伯父様から厳しく意
昨晩はシニア会をカラオケ屋で行いましたが、 誰一人歌わないで3時間飲んだり、食べたり、いろんな話をして終わってしまいました。 カラオケを居酒屋風にして使うのもいいですね。 楽しいことはすぐ終わってしまいますね。 シニア
清少納言の枕草子の冒頭の言葉。『春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて。』春はあけぼのがよい。じょじょに白くなっていく山際が少し明るくなって、紫かかった雲が細くたなびいている景色がよい。夏は夜がよい。月が明るい満月のころは言うまでも
『眼(まなこ)明らかに』「心暗きときは則(すなわ)ち遇う所悉(ことごと)く禍(わざわい)なり 眼(まなこ)明らかなるときはすなわち途(みち)に触(ふ)れて皆宝なり。」(空海)すべてに、明るい気持ちで接することができれば、目に映るもの皆、