近未来、人類が滅亡しかかっているこの地球でロボット 「こーんな馬鹿な人間どもの言うことなんか聞いてられるか! プロトコルが何やねん。ロボット三原則かロボット法かなんか 知ってるけど知らんわ!パクリやん!まあ所詮人間なんてサルの 成れの
昨年公開された『エベレスト(3D)』は1996年に発生したアマチュア登山家大量遭難事故をオールスターで再現したノンフィクションムービーであったが、迫力はあるもののリアルさに拘り過ぎたこととメリハリに乏しい筋運びゆえ、あまり面白みに欠ける作品で
これまたまたまたまた、ちょっと変な邦題だが、一応原題(『Love Is Strange』)を踏まえてはいる。 主人公が音楽教師と(元)画家ということで、ショパンの音楽が実に印象的に使われている。この辺、同じ家族を主題にした作品『家族はつらいよ』で妻夫木
お世辞にも新しい要素があるとはいえない、失われて久しい「正統派(オーソドックス)」昭和の喜劇を、山田洋次は事細かい演出によって復活させた。喜劇映画を笑えるか笑えないかは観客次第だが、年配のお客たちには受けていたし、私もかなり。観ていてスト
これまたまたまた、よくない邦題ではあるんだけど、内容が内容だから許せるかな。人物設定と主題(作り手は観客に何を観せたいか)がハッキリしていれば、粗筋なんて実はどうでもいいということを、ジョナサン・デミはこの軟球映画で教えてくれている。メリ
相米のリメイクでもなく単純な続編でもない。あの世界観を現在に置き換えその延長線上にある物語を描いたと云えばいいのか。薬師丸ひろ子を映画女優たらしめたオリジナルに対し、アイドル橋本環奈をとにかく盛り立てようとしたのが今作。ヒロイン以外に本筋
会社員A「ああ、もう会社勤めなんてやってらんない! いっそ、わたしは貝になりたい」会社員B「あんた、とっくの昔に、貝社員じゃん!」A「貝社員って何じゃ!」B「これじゃ! http://kaishain.net/ 」 貝の寿命は知らぬれど、ロブスター
副邦題の「華麗なる大逆転」というのは大嘘。ちっとも華麗ではない。逆張りに大成功したはずの主人公たちが苦悩する表情は、そのまま合衆国の腐りきったキャピタリズムの象徴である。ことに、ウォール街の良心的な存在として登場するマーク(スティーブ・カ
音痴なひとは往々にして自分が音痴であるという自覚がない。自分が発する音声がいかに音程を外れたものなのか、分からないのだ。ゆえに、音痴を治す方法の1つに、自分の声を録音して聴かせるというのがあるわけである。 もうネタバレになってしまうのだ
8人じゃないじゃん。密室ミステリーなんかじゃないじゃん。この嘘つき野郎! 監督第8作目だからというのも『キル・ビル』2作を1作に数えて、短編は外して数えた場合。『荒野の七人』になぞらえるためには何でもやるんかっ。せっかく70ミリカメラを持ち出し
こちらでも2シーンのみの出演ながら印象が強いリリー・フランキー。西島とのシーンだけで、たけしと絡みがないのが惜しい(TBSドラマ『赤めだか』では絡んでたけどね)。これ以外の、今年公開されるリリフラ出演映画。『シェル・コレクター』(鑑賞済)
脚本・監督は多摩美出身、前作『美代子阿佐ヶ谷気分』は観てない坪田義史。映像系というか美術系なんだよなこの人。わけの分からん系のシャシンの中でも、まあ話としてまだ辻褄は合ってる類い。 近未来のようで過去でもあるような世紀末的な時代、治癒不