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日記一覧

奈良橋陽子「ハリウッドと日本をつなぐ」読了。著者は映画界ではキャスティング・ディレクター、演出家として知られる一方、かつては作詞家として「ガンダーラ」「銀河鉄道999」などゴダイゴの一連のヒット曲を手がけた方。キャスティング・ディレクターと

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早見和真「イノセント・デイズ」読了。2008年の作家デビュー以降、主に若者向けの小説を発表してきた作家の最新作は、放火殺人によって死刑判決を受けた女性囚を主人公としたサスペンス長編。放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ一歳の双子の命。

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結城充考「クロム・ジョウ」読了。著者は、2004年に作家デビュー、2008年に日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、主に警察小説などを発表してきている方。この最新作品は、17歳の少女・ジュウを主人公とした新感覚ハードボイルド・サスペンス長編

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竹内明「背乗り 警視庁公安部外事二課」読了。著者はジャーナリストとして国際諜報や外交問題を取材をし、これまでに公安警察や検察に関するノンフィクション作品を発表されてきた人。これが著者にとって初の諜報ミステリー作品で、公安捜査の内実に迫る長編

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ハマザキカク「ベスト珍書 このヘンな本がすごい!」(中公新書ラクレ)読了。著者は出版社に勤務し、「珍書プロデューサー」として世に知られている人。国内で年に数万冊出版される新刊をすべてチェックしている人でもあり、その氏が「ヤバい」「すごい」と

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堀川惠子「教誨師」読了。ジャーナリスト・ノンフィクションライターとして今最も注目を集めている人の最新作。許されざる罪を犯し、間近に処刑される運命を背負った死刑囚と対話を重ね、最後は死刑執行の現場にも立ち会う、教誨師。インタビューを通じで、そ

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イタリアンの夕食作り
2014年09月24日23:05

白石一文「神秘」読了。2000年に作家デビューし、2009年には山本周五郎賞を、2010年には直木賞を受賞している作家の最新作は、新聞連載された作品を書籍化した長編。53歳、大手出版社役員の菊池は、妻と離婚し、娘たちも独立し、再びの独身生活

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石田衣良「キング誕生 池袋ウェストゲートパーク青春篇」(文春文庫)読了。著者の代表作「池袋ウェストゲートパーク」シリーズのスピンオフ作品となる文庫書き下ろし長編。シリーズの主要登場人物の一人タカシが、いかにして「氷のキング」になったのかを描

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真保裕一「アンダーカバー 秘密調査」読了。多くの冒険小説、諜報小説などを発表している人気作家の最新作は、サスペンス長編小説。無実の罪を着せられ、全てを失った若手実業家。なぜ自分ははめられたのか?事件の真相を探るべく、彼は名前も顔も変えて調査

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仙川環「極卵」読了。2002年の作家デビュー以降、阪大医学部卒というキャリアを活かした医療ミステリーを数多く発表している作家の最新作は、食の安全を扱った書き下ろし長編。人気自然食品店の高級鶏卵は猛毒に汚染されたものだった...この人の作品ら

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菅原和也「棺の中の狂騒」読了。2012年に史上最年少で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューした作家の第3作目は、「孤島」ものの書き下ろし長編ミステリ。「透明標本」を展示する孤島の博物館を訪れた9人の男女。そこで想像を絶する惨劇が幕を開ける.

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野村克也「私が選んだプロ野球10大『名プレー』」(青春新書)読了。「江夏の21球」、「バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発」、「日本シリーズ、西武・辻の伝説の走塁」など、プロ野球の歴史を変えたあの一球、この一打を、球界きっての知将が解

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久坂部羊「いつか、あなたも」読了。元医師というキャリアを活かして多くの医療関係の小説を発表してる作家の最新作。在宅医療専門クリニックを舞台にした連作短編集で、6つの短編が収録されています。終末医療、看取り、安楽死、死後処置などを扱っており、

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中野雄「小澤征爾 覇者の法則」(文春新書)読了。著者は、オーディオ・メーカーのトリオ(現ケンウッド)の代表取締役などを務める一方、音楽プロデューサーとしても国内外で活躍されてきた方。たった一人でヨーロッパに乗りこんだ青年は、いかにして「世界

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料理教室で「マカロン」
2014年09月16日22:50

ヒュー・オールダシー・ウィリアムズ「人体の物語 解剖学から見たヒトの不思議」読了。人体とその諸器官に関する科学知識と歴史的エピソードの数々をまとめた「人体読本」。ユーモアと薀蓄に富んだ内容でなかなか楽しめる本でした手(チョキ)今晩は、ABCクッキン

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二階堂黎人「クロノ・モザイク」読了。1992年のデビュー以降、多くの本格ミステリー作品を発表しているベテラン作家の最新作は、タイムトラベルを扱った長編本格SFミステリー。中学生の上条は突然、時間を飛び越える現象に見舞われるようになる。5年後に

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中山七里「アポロンの嘲笑」読了。「さよならドビッシー」のような音楽を題材にしたシリーズのほか、時事問題をテーマにした硬派なミステリーまで幅広く手がける作家の最新作は、社会派サスペンス長編。東日本大震災の五日後に福島県内で発生した殺人事件。被

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芦辺拓「異次元の館の殺人」読了。多くの著作を持つ、ベテラン本格ミステリー作家の最新作は、密室を扱った本格長編ミステリー。事件現場がパラレルワールド化するという、奇想ものですが、オリジナリティのある設定で、最後まで楽しめました指でOK今朝は、今

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映画「フルスロットル」
2014年09月12日23:06

大鹿靖明編著「ジャーナリズムの現場から」(講談社現代新書)読了。角幡 唯介ら、第一線ジャーナリスト10人との対談をまとめた対談集。まさに今の日本を代表する10人のジャーナリストが語るプロフェッショナルの流儀。ここで取り上げられているジャーナ

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蛭子能収「ひとりぼっちを笑うな」(角川Oneテーマ21新書)読了。著者は俳優、タレントとしても活躍する漫画家。自らをかなり内向的な人間ある、とする著者による、内向的人間のための幸福論。「人づきあいって必要ですか?」「”孤独”というのは、そんな

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今野敏「捜査組曲 東京湾臨海署安積班」読了。警察小説や冒険小説で多くの著作を持つベテラン作家の最新作は、人気の「安積班シリーズ」の最新刊となる短編集。全部で10の短編が収録されていますが、すべての短編で語り手が異なる、という凝った構成ウインク

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山井太著・日経トップリーダー編「スノーピーク 『好きなことだけ!』を仕事にする経営」読了。著者は、新潟県三条市に本社を置くアウトドア用品製造販売会社「スノーピーク」の社長。全商品「永久保証」、「安売り」無し、熱狂的ファン、などで知られ、アッ

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愛場大輔(ジェット・ダイスケ)「YouTubeで食べていく 『動画投稿』という生き方」(光文社新書)読了。著者は、ビデオブロガーで、日本におけるYouTuberの第一人者。この本では、「広告収入を上げるコツ」「SNSでの拡散法」など、動画投稿ビジネスに携わる

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島田荘司「幻肢」読了。ベテラン本格ミステリー作家の最新作は、鬱病の最新治療法を扱った長編脳ミステリー。交通事故で一過性全健忘により記憶を失った女子医大生。治療のために、脳に磁気刺激を与える治療法・TMS(経頭蓋磁気刺激法)を受けるが、治療直後

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大門剛明「テミスの求刑」読了。2009年に横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューし、それ以降、司法を舞台にした重厚なミステリー作品を数多く発表している作家の最新作。検察事務官・平川が組んでいた敏腕検事が弁護士殺害容疑で逮捕された。無実を主張す

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永嶋恵美「ベストフレンズ」(光文社文庫)読了。2000年の作家デビュー以降、多くのサスペンス/ミステリー作品を発表している作家の最新作は文庫書き下ろしの長編ミステリー。中学生時代の同級生の30代女性二人が深夜のファストフードで偶然の再会を果

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映画「ケープタウン」
2014年09月04日23:02

乃南アサ「それは秘密の」読了。ベテラン女性作家の最新作は、ちょっと不思議なテイストを持った作品ばかりが収められた短編集。どの作品もユニークかつミステリアスなものばかりですが、ぐいぐいと物語に惹きこまれす手(チョキ)さすがにベテラン作家だけのことは

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NHK「プロフェッショナル」制作班「プロフェッショナル 仕事の流儀 人生に迷わない36の極意」(NHK出版新書)読了。NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて紹介されたプロの言葉を、そのエピソードとともに紹介する書籍の第3弾。イチロー

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野村進「千年企業の大逆転」読了。著者は、大宅荘一ノンフィクション賞などの受賞歴を持つベテランノンフィクションライター。一旦どん底に落ちながらも奇跡の復活を遂げた老舗企業5社を紹介。老舗企業がV字回復を成し遂げた目からウロコの手法はどれも興味

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三輪裕範「50歳からの知的生産生活術」(ちくま新書)読了。定年後の人生に向けて、「自分が勉強したいと思えるテーマの見つけ方」、「本をより深く、きちんと読むためのコツ」、「新聞・雑誌・テレビの上手な活用法」など、実際に使える勉強方法を紹介した

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