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日記一覧

伊与原 新「磁極反転」読了。2010年に「横溝正史ミステリ大賞」を受賞しデビュー、理系出身(神戸大理学部卒、東大大学院理学系修了)というバックグランドを活かしたミステリー作品で高い評価を受けている作家の最新作。地球のN極とS極が反転するという

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川瀬七緒「水底の棘 法医昆虫学捜査官」読了。2011年に「江戸川乱歩賞」を受賞しデビューした作家の最新作は、法医昆虫学捜査官・赤堀涼子が活躍する「法医昆虫学捜査官」シリーズの第3弾。東京湾の荒川河口で赤堀本人が見つけた遺体は、虫や動物による

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映画「LUCY」
2014年08月29日23:00

芦沢央「今だけのあの子」読了。2012年に「野生時代フロンティア文学賞」を受賞しデビューした作家の最新作は、5編の短編が収録されたミステリー短編集。OL、ママ友、中高生など、様々なな年代、立場の女性の友情に隠された秘密を描いており、どの作品も

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岸見一郎・古賀史健「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」読了。昨年12月に発売され、現在までに15刷を重ねているベストセラー。最近よく耳にする「アドラー心理学」についての解説書ですが、仮想的な対話形式となっており、アドラー心理学

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正高信男「音楽を愛でるサル なぜヒトだけが愉しめるのか」(中公新書)読了。著者は、京大霊長類研究所教授で心理学を専門とされている方。「モーツァルト効果」の真偽、音読と黙読の効果、絶対音感の正体、虫の声を騒音と感じない理由...音楽の起源と歴

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石川伸一「料理と科学のおいしい出会い 分子調理が食の常識を変える」読了。著者は大学教授で、分子食品学、分子調理学、分子栄養学を専門とする方。近年、物理学、化学、生物学、工学の知識を調理のプロセスに取り込み、これまでにない、新しい料理を創造す

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篠宮龍三「素潜り世界一 人体の限界に挑む」(光文社新書)読了。著者はフリーダイビング(素潜り)の競技において2004年にプロに転向し、それ以降数多くの日本記録、アジア記録を出し、また世界ランク一位を達成するなど、日本のフリーダイビングを牽引

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永瀬隼介「わたしが殺した男」読了。2000年の小説デビュー以降、数多くの重厚なサスペンスや犯罪小説を発表している作家の最新作は犯罪小説「三日間の相棒」の続編となる長編犯罪小説。新宿のバー兼探偵事務所で働き始めた龍二は、警察キャリアが持ち込ん

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鳴海章「謀略航路」読了。’91年に江戸川乱歩賞を受賞しデビュー、それ以降警察小説などを中心に多くの作品を発表しているベテラン作家の最新作は、航空軍事サスペンス長編。激化するシリア内戦のために編成された多国籍和解仲介団が乗った旅客機がシリア空

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樋口明雄「許されざるもの」読了。冒険小説、警察小説で多くの著作を持つベテラン作家の最新作は、2008年に出版され、日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞を受賞した名作「約束の地」の続編となる長編。絶滅したニホンオオカミの代わりに中国からオオカミを

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麻耶雄嵩「さよなら神様」読了。1991年のデビュー以降、数多くの本格ミステリー作品を発表し続けてきた作家の最新作は、連作短編ミステリー。2005年に「講談社ミステリーランド」シリーズの一冊として出された「神様ゲーム」の続編となる作品で、相変

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冨田恵一「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」読了。著者は、MISIA、平井堅、椎名林檎、木村カエラなどを手がける著名音楽プロデューサであり、また「冨田ラボ」名義のリーダー作品も出しているアーティストでもあります。その冨田氏が、ドナルド・フェ

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佐藤綾子「非言語表現の威力 パフォーマンス学実践講座」(講談社新書)読了。著者は、自己表現を科学する「パフォーマンス学」の日本における第一人者で、社会人向けの自己表現力向上セミナーとスピーチプレゼン指導で高い評価を得ている人。この本では、パ

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伊岡瞬「もしも俺たちが天使なら」読了。2005年に横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューした作家の最新作は、長編クライム・ノベル。詐欺師、ヒモ、元刑事の小悪党トリオが、人助けのために凶悪犯罪組織に立ち向かう...非常のよく練られたプロットとキ

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池井戸潤「銀翼のイカロス」読了。テレビドラマ化され大ヒットした「半沢直樹」シリーズの最新作となる長編。JALの倒産危機をモデルとしたストーリーで、今度の敵はなんと与党重鎮とその子飼いの国土交通大臣。半沢直樹が仲間と共に巨悪に立ち向かう、という

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白川道「そして奔流へ 新・病葉流れて」読了。80年代バブル期に株の世界に飛び込み、大いなる栄光と挫折を経験、その経験を活かしたハードボイルド小説やギャンブル小説を数多く発表している作家の最新作は、自伝的小説「病葉流れて」シリーズの6作目とな

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伊集院静「愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない」読了。人気ベテラン作家の最新作は、自伝的長編小説。妻・夏目雅子を白血病で亡くした後、、競輪と酒と喧嘩(けんか)にあけくれ、三人の愚者たち(スポーツ紙の競輪記者、芸能プロ社長、文芸編集者

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大沢在昌「雨の狩人」読了。人気ベテラン作家の最新作は、「狩人」シリーズの第4弾となる長編警察ミステリー。新宿のキャバクラで、不動産会社社長が射殺された。捜査に当たった新宿署刑事・佐江はその事件の裏に日本最大暴力団である高河連合の影があること

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榎木英介「嘘と絶望の生命科学」(文春新書)読了。iPS細胞の臨床応用など、あらゆる夢を託された生命科学。しかし、予算獲得競争は激化、若手研究者の奴隷化が進む中で、研究不正が続発...今や虚構化した生命科学研究の実態を、医師にして元研究者の著書

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湊かなえ「山女日記」読了。人気女性作家の最新作は、登山する女性たちを主人公にした短編連作小説。7編の短編が収録されており、各作品は緩やかにつながっています。さすがに今最も注目を集めている女性作家だけに、どの作品の完成度もさすが指でOK楽しんで

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森部好樹「日本人の生き方を変える7人の企業家」読了。著者は企業の顧問業を専門とする会社を立ち上げた方。その顧問の”プロ”が選んだ若き企業家たち7人を紹介した本。全国1000ヶ所にデイサービス拠点を展開する会社、ベトナムにIT開発部隊1000人

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柚月裕子「蟻の菜園 -アントガーデン-」読了。2009年に「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビューし、昨年「大藪春彦賞」を受賞した作家の最新作は、婚活サイトを利用した連続不審死時事件を扱った長編ミステリー。連続不審死時事件の容疑者とし

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下村敦史「闇に香る嘘」読了。本年度の江戸川乱歩賞受賞作。27年間、兄だと信じていた男は偽者なのではないか。全盲の弟が、兄の正体に迫るべく真相を追う。非常に完成度の高いミステリーで、最後まで一気読みでした手(チョキ)今日は、旧居留地のチーズ専門店「

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山口孝夫「宇宙飛行士の採用基準 例えばリーダーシップは『測れる』のか」(角川Oneテーマ21新書)読了。著者は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の現役職員で、宇宙飛行士の選抜、訓練及び技術支援を担当されている方。この本では、JAXAがこれまでにどのよう

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石持浅海「相互確証破壊」読了。ユニークな設定の本格派ミステリー作品を多数発表しているベテラン作家の最新作は、エロスとロジックが融合した短編6編が収められた短編集。どの作品もかなりエロチックな内容ですがあせあせ、きちんと本格ミステリーとなって

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「大人エレベーター」読了。サッポロ生ビールのCMとしてシリーズ化されている「大人エレベーター」(妻夫木聡がナビゲーターとして出演しているCMです)。これはそのCM収録のために行われた妻夫木聡とゲストのフリートークを収録・書籍化したもの。中村勘三郎

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赤池学「生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術」(NHK出版新書)読了。著者は、科学技術ジャーナリストで、ユニバーサルデザイン総合研究所所長を務める方で、科学技術分野を中心に幅広く執筆活動を行っています。この本では近年話題となっている

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深谷忠記「遺産相続の死角 東京〜札幌殺人ライン」(光文社文庫)読了。本格推理小説を数多く発表しているベテラン作家の文庫書き下ろし長編作品。函館、札幌、そして東京で起こった3件の殺人事件。3つの事件の共通点と、そこに隠された死角とは...文庫

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本城雅人「サイレントステップ」読了。スポーツ記者としてプロ野球、競馬、メジャーリーグなどの取材に携わった経験を活かし、プロ野球や競馬をテーマにしたミステリー作品を多く発表している作家の最新作は、長編競馬ミステリー。12年前にレース中の落馬事

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北海道旅行三日目
2014年08月02日23:01

北海道旅行三日目(最終日)。今日は五稜郭、函館赤レンガ倉庫を訪問。帰りの飛行機の都合で、ランチ後すぐに函館を出て、新千歳空港へ。旅行の閉めはいつものように、空港近くの「千歳ワイナリー」手(パー)今回の旅行で訪れたワイナリーの数は4軒といつもより

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