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日記一覧

柴田哲孝「デッドエンド」読了。重厚な歴史ノンフィクションと、多くのサスペンス小説で注目を浴びている作家の最新作は、IQ172の脱獄犯と警察・公安の闘いを描いたハード・サスペンス長編。圧倒的なリアリティと怒涛の展開で、一気読みでした指でOKこの人

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川上徹也「物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方」(角川Oneテーマ21新書)読了。著者は、コピーライター&CMプランナーとして多くの企業の広告制作に携わり、「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」をいう

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垣根涼介「迷子の王様 君たちに明日はない5」読了。人気作家が2005年に発表した山本周五郎賞受賞作「君たちに明日はない」のシリーズ第5弾でかつ完結作。凄腕リストラ請負人・村上真介が活躍する短編が4編収録されていますが、最終作品ではとうとう真

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石川幹人「『超常現象』を本気で科学する」(新潮新書)読了。著者は明治大学教授で、認知情報論、科学基礎論を専門とする一方、日本における超心理学研究の第一人者としても知られる方。幽霊、テレパシー、透視、念力...これら不可思議な現象の数々は、「

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たくき よしみつ「デジタル・ワビサビのすすめ 『大人の文化』を取り戻せ」(講談社新書)読了。著者は、1991年に小説すばる新人賞を受賞しデビューした作家で、デジタル文化論など関しての著作も持つ方。「デジタルを本当に享受できるのは、じつは、人

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松田美佐「うわさとは何か ネットで変容する『最も古いメディア』」(中公新書)読了。著者は大学教授で、コミュニケーション論、メディア論を専門とする方。デマ、流言、ゴシップ、口コミ、風評、都市伝説...多様な表現を持つうわさ。この「最古のメディ

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オーダーシャツ完成
2014年05月25日22:53

東野圭吾「虚ろな十字架」読了。ベストセラー作家の最新作は、殺人の償い、という重いテーマを持った長編ミステリー。相変わらずのクオリティの高さで、一気読みでした指でOKご近所(栄町通)にあるハンドメイドシャツの専門店「COTO no ILOR SHIRT/コトノイ

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永瀬隼介「12月の向日葵(ひまわり)」読了。2000年の作家デビュー以降、警察小説、サスペンス小説を中心に多くの作品を発表し、ノンフィクション作品でも多くの著作を持つ作家の最新作。暴力団の構成員と、警視庁の巡査。高校柔道部の同期生二人は卒業

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五十嵐貴久「消えた少女 吉祥寺探偵物語」(双葉文庫)読了。ミステリー小説、青春小説、恋愛小説など様々な分野でベストセラーを持つ人気作家による初の文庫書き下ろし作品は、吉祥寺を舞台にした長編探偵ミステリー。忽然と姿を消した少女。難航する捜査。

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宇田川悟「料理人の突破力」読了。著者は、フランスに20年以上在住し、フランス料理に関する多くの著作を持つ作家。この本は、石鍋裕(フレンチ)、片岡護(イタリアン)、小室光博(日本料理)という、日本の料理界をリードしてきた3人のシェフとの対談を

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青崎有吾「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」読了。2012年に「鮎川哲也賞」を受賞しデビューした作家の最新作は、学園ミステリー「裏染天馬」シリーズの第3弾となる短編集。学食の丼をめぐる謎、お祭りの屋台のお釣りにまつわる不思議など、いわゆる”日常の謎”

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植田文博「経眼窩式」読了。島田荘司が選ぶ「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作。「認知症に似た症状で肉体損傷を伴う痛みにも耐える従順な、あるアパートの住民。彼らがそのような状態にあるのは、薬のせいなのか?」若干グロテスクな面もある医療

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今宮純「流転 F1ジャパン・グランプリ1976」読了。著者はフジテレビF1中継でおなじみのモータースポーツ・ジャーナリスト。映画「ラッシュ」でもクライマックスとして描かれていた1976年のF1ジャパン・グランプリ。当時既にモータースポーツ・ジャー

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真梨幸子「人生相談。」読了。2005年に「メフィスト賞」を受賞しデビュー、最近は「イヤミス」の旗手として注目されている作家の最新作。古くから続くある新聞の人生相談コーナー。「昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?」、「西城秀樹が好き

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伊岡瞬「代償」読了。2005年に横溝正史ミステリー大賞を受賞しデビューした作家の最新作は、クライムサスペンス長編。同じ家で育った二人の少年。長じて弁護士になった一人に、殺人容疑で逮捕されたもう一人が無実を主張し、弁護を依頼してきた。しかし裁

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夢枕獏「人間って何ですか?」(集英社新書)読了。作家・夢枕獏が、脳科学、物理学、生物学、考古学など各界の第一人者と、「人間の存在」について対談。その対談をまとめた対談集ですが、ダイオウイカ研究の窪寺氏や、映画監督・芸人のビートたけしなどメン

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藤田宜永「銀座 千と一の物語」読了。直木賞作家である著者が、銀座の有名店などで配られているコミュニティ誌「銀座百点」で、三年にわたり連載していたショートストーリー「銀座千と一の物語」を一冊の本にまとめたもの。33編の短編が収録されていますが

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一橋文哉「モンスター 尼崎連続殺人事件の真実」読了。著者は全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリストになった方で、グリコ・森永事件、三億円強奪事件、宮崎勤事件、オウム真理事件など、殺人・未解決事件や闇社会が絡んだ経済事件をテーマにしたノンフ

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大久保泰邦「エネルギーとコストのからくり」(平凡社新書)読了。「石油は枯渇しないが、使えなくなる!?」、「日本は資源小国ではない」、「大規模農業はできなくなる」など、エネルギーをコストパフォーマンスの観点から考える本。エネルギーをコストから

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望月諒子「田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察」読了。2001年にデビューした神戸在住のミステリー作家の最新作は、文庫書き下ろしのミステリー長編。大学内での殺人事件を扱ったユーモア学園ミステリー。これまではシリアスな作品が多かった作者にとって

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佐々木譲「憂いなき街」読了。冒険小説、警察小説などの分野で多くの著作を持つベテラン作家の最新作は、人気の「北海道警察シリーズ」の第7弾となる長編。北海道警・機動捜査隊の津久井は、ジャズ・バーでジャズ・ピアニストの安西奈津美と出会う。ジャズの

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今野敏「廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕」読了。警察小説、冒険小説などの分野で多くの著作を持つベテラン作家の最新作は、人気の警察小説「警視庁強行犯係・樋口顕」シリーズの最新長編。警察にストーカー被害届を出していたキャバクラ嬢が殺害された。ストー

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映画「とらわれて夏」
2014年05月09日23:03

瀧澤信秋「ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)読了。著者はホテル評論家として、テレビ・ラジオへコメンテーターとして多数出演し、雑誌や新聞などへの連載やコメントなども行っている方。この本では、年間ホテル200

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桃田健史「アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日」読了。著者は自動車産業ジャーナリスト。車載OS、自動運転、音声認識技術、地図データなど、”クルマのスマホ化”がますます進む現代は、自動車産業が直面する100年に一度の大転換である、と著者は

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米澤穂信「満願」読了。2001年に作家デビューし、2011年に日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した期待の若手作家による最新作は、6つの短編が収録されたミステリー短編集。どの作品も、精緻なロジックと丹念に練り上げらた文章で

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辻原登「寂しい丘で狩りをする」読了。1985年に作家デビュー、1990年に芥川賞を受賞し、それ以降純文学のみならず多くのエンターテイメント小説も多数発表しているベテラン作家の最新作は、クライム・サスペンス長編小説。映画のフィルム・エディター

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山形旅行三日目
2014年05月05日23:21

一昨日、昨日に引き続き、山形旅行三日目。今日はまずは蔵王へ。山の上の方はまだまだ雪がかなり残っており、かなりの寒さ。山頂付近にあるカルデラ湖「お釜」を見学しましたが、あまりの寒さ(3〜4℃)に早々に車に戻りましたあせあせ午後からは仙台に移動

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山形旅行二日目
2014年05月04日21:53

昨日から引き続き、山形旅行二日目。今日は、まず南陽市に移動し、市内にある四軒のワイナリーを訪問。次いで高畠町へ移動し、ランチ(今日もお蕎麦^ ^)、そして高畠ワイナリーへ。GW中ということで、高畠ワイナリーではイベントの真っ最中ですごい人出^^;そ

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山形旅行一日目
2014年05月03日21:13

今日から二泊三日で山形旅行(^^)伊丹空港から山形空港への飛行機が取れなかったので、神戸空港から仙台空港へスカイマークを利用。仙台からレンタカーで山形入りしました。まずは天童にて名物の蕎麦を食べ、「天童ワイン」へ。続いて、朝日町にある「朝日町ワ

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繁桝江里「ダメ出しの力 職場から友人・知人、夫婦関係まで」(中公新書)読了。著者は、社会心理学、対人コミュニケーションを専門とする大学の先生。この本では、相手にも、人間関係にもよい効果をもたらす「ダメ出し」の効用を、その条件や活かし方などを

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