mixiユーザー(id:27875208)

日記一覧

NHKスペシャル取材班「人体 ミクロの大冒険 〜60兆の細胞が紡ぐ人生〜」読了。今年の3月下旬から4月上旬にかけて放送されたNHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険」の書籍版。テレビ番組では放映時間の都合上割愛されたものも含まれています。テレビ番組

続きを読む

道尾秀介「貘の檻」読了。2004年に作家デビューし、2010年には大藪春彦賞と山本周五郎賞を、2011年には直木賞を受賞するなど、今最も注目されている作家の最新作品。8年ぶりの書き下ろし長編で、400ページを超えるミステリー作品。信州を舞台

続きを読む

月原渉「黒翼鳥 NCIS特別捜査官」読了。2010年に鮎川哲也賞を受賞しデビューした、本格ミステリーの新鋭の最新作は、密室ミステリー+ミリタリーものの長編作品。飛行中のオスプレイで「密室殺人」が発生。消えた凶器、姿なき犯人。なぜ事件はオスプレイ

続きを読む

福田和代「バベル」読了。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアを経て、2007年に作家デビューし、その後サスペンス小説、謀略小説、パニック小説などを中心に多くの著作を発表している作家の最新作。近未来東京を舞台に、突然感染爆発が始まった新型

続きを読む

法坂一広「最終陳述」読了。福岡県で弁護士として活動しながら、執筆活動をし、2012年に「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビューした作家の最新作。現役弁護士としてキャリアを活かした法廷ミステリー長編。強盗殺人で死刑を求刑された被告人の

続きを読む

深代千之「日本人は100メートル9秒台で走れるか」(祥伝社新書)読了。著者は東大教授で、最新科学の観点から理想の走りを研究するスポーツ・バイオメカニクスの第一人者。この本では、スポーツ・バイオメカニクスが解明した「理想の走り」をやさしく解説

続きを読む

森脇基恭「世界一の考え方」読了。著者は、フジテレビF1中継での解説者としてよく知られる、レーシングカーデザイナー・レースエンジニア(ノバエンジニアリング取締役技術部長)。「F1とう世界一のレースには、世界一の考え方が存在する」この本では、F1とい

続きを読む

池上彰「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」(文春新書)読了。フリー・ジャーナリストとして多方面で活躍するする池上氏が、週刊文春に連載中のコラムをまとめたもの。アベノミクスの副作用、小泉「原発ゼロ」発言の真意、知られざるイスラム

続きを読む

遠藤武文「龍の行方」読了。2009年に江戸川乱歩賞を受賞してデビューした長野県在住の作家の最新作。長野県を舞台に、県警捜査一課の城取警部補と、信州大学教授の四月朔日(わたぬき)教授が事件に挑む民間伝承ミステリーシリーズの第2弾となる短編集。

続きを読む

本田直之「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか 世界で活躍するために必要な34のスキル」読了。2014年の「ミシュランガイド フランス」では、なんと計20人もの日本人が星を獲得。なぜ今、海外でこれほど日本人シェフが評価されるのか。ミシュ

続きを読む

湊かなえ「豆の上で眠る」読了。著作が次々と映像化され、今や超人気作家となった淡路島在住の作家の最新長編。13年前に起こった姉・万佑子の失踪事件。 大学生になった妹・結衣子の心には違和感が。 はたしてこの事件の 真相とは...この人の作品は、どれ

続きを読む

誉田哲也「ケモノの城」読了。「ストロベリーナイト」「ジウ」などの警察小説、「武士道シクスティーン」などの青春小説で人気を博している作家の最新長編。ある街で起きた監禁事件。保護された少女の証言に翻弄される警察。そんな中、少女が監禁されていたマ

続きを読む

向谷匡史「ヤクザ式 相手を制す最強の『怒り方』」(光文社新書)読了。著者は、週刊誌記者時代に多くのヤクザ組織の取材経験を持つ方。この本では、「怒りのプロ」であるヤクザから学んだ「負の感情」を正しく発散し、コントロールする方法を解説。なかなか

続きを読む

高橋五郎「日中食品汚染」(文春新書)読了。著者は現代中国の農村問題、食料問題などを専門としている研究者で、中国を中心に海外農村調査歴40年を持つ方。本書では、著者本人が中国で実際に見聞したり、中国の権威ある情報源から得た中国国内での食品汚染

続きを読む

篠田節子「長女たち」読了。90年に作家デビューし、直木賞、山本周五郎賞、柴田錬三郎賞などの受賞歴を持つベテラン作家の最新作。親が老いた時、頼りにされるのはもはや嫁でも長男でもない。無責任な次女、他人事の兄弟...追い詰められた長女の行く末は

続きを読む

野地秩嘉「イベリコ豚を買いに」読了。著者は、食、美術、ビジネス、人物ルポ、海外文化など幅広い分野での執筆活動で知られるノンフィクション作家。この最新作は、4年にわたる徹底取材を行った食に関するノンフィクション。イベリコ豚という幻の豚を追って

続きを読む

石持浅海「二歩前を歩く」読了。緻密なロジックを用いたミステリー小説で知られる作家の最新作は、異色のミステリー連作短編集。現代科学では説明のつかなり不思議な出来事。まさか論理で解明できるのか?超常現象を緻密な論理で解明する、といういかにもこの

続きを読む

山下貴光「イン・ザ・レイン」読了。2005年に作家デビュー、2008年に「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家の最新作はハードボイルドとミステリーが融合した書き下ろし長編。同窓会詐欺、その被害者、殺し屋、探偵がある事件を通じて不思議

続きを読む

貫井徳朗「私に似た人」読了。93年のデビュー以降、重厚なミステリー作品を多数発表している作家の最新作。小規模なテロが頻発するようになった日本。テロに走るもの、テロリストを追うもの、テロリストを憎悪するもの、テロを扇情するもの...彼らの心情

続きを読む

齋藤孝・西村則康「なぜ受験勉強は人生に役立つのか」(祥伝社新書)読了。中学受験のプロ(西村氏)と教育学者(齋藤氏)による「受験の効用」についての対談集。受験の効用以外にも、「頭のいい子の育て方」や「受験生の持つ親の心構え」などに関しても言及

続きを読む

二宮清純「プロ野球 名人たちの証言」(講談社現代新書)読了。著者は多くの著作を持ち、スポーツ番組などでコメンテーターも務めるスポーツジャーナリストの第一人者。王貞治、梨田昌孝、高橋慶彦、荒川博、広岡達朗、関根潤三...その道を極めた野球人な

続きを読む

読売新聞水戸支局取材班「死刑のための殺人 土浦連続通り魔事件・死刑囚の記録」読了。2008年3月に茨城県土浦市で起こった連続通り魔事件。「確実に死ねるように」死刑を望み、9人を殺傷した男。わが国犯罪史上、前例のない事件に戸惑い、苦悩する新聞

続きを読む

西澤保彦「探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中」読了。1995年のデビュー以降、本格ミステリーとSF的手法を融合させた作品で人気を博している作家の最新作は、腕貫探偵シリーズの第5弾となる短編集。4編の短編が収録されています。市民サーヴィス課

続きを読む

泉谷渉「世界が驚くニッポンの医療産業力 世界制覇を狙う驚愕の技術開発最前線」読了。アベノミクス成長戦略の目玉の一つである「医療産業」。520兆円産業といわれるその全貌をレポートする本。日本のお家芸であるIT&半導体技術の医療への応用が今後の日

続きを読む

遠田潤子「雪の鉄樹」読了。2009年に「日本ファンタジーノベル大賞」を受賞しデビューした作家の最新作は、絶え続ける男と少年の交流を軸に「償いと報い」を描く長編サスペンス。かなり重いテーマを扱っていますが、ミステリー作品としても非常に優れた作

続きを読む

香納諒一「無縁旅人」読了。1991年にデビュー以降、警察小説、ハードボイルド小説、青春小説などの分野で多くの作品を発表しているベテラン作家の最新作。「贄の夜会」に続き、警視庁捜査一課大河内班の刑事たちが活躍する長編警察小説。16歳の少女の死

続きを読む

古川洋一「変わる遺伝子医療 私のゲノムを知るとき」(ポプラ新書)読了。著者は東大医科学研究所に所属し、10年以上にわたって遺伝カウンセリングと遺伝子医療の研究をされてきた方。この本では、がんや生活習慣病の遺伝子検査の実例をもとに、遺伝子医療

続きを読む

山口拓郎「なぜ皇居ランナーの大半は年収700万以上なのか」(メディアファクトリー新書)読了。著者は、ランニング誌、健康誌、週刊誌などに多数の執筆を持つジャーナリスト。「習慣的に皇居外周を走っている男性は、過半数(54%)が年収700万以上」

続きを読む

若竹七海「暗い越流」読了。91年のデビュー以降、本格推理小説、ハードボイルド、コージー・ミステリ、ホラー、パニック小説、歴史ミステリーと多彩な作品を発表している女性作家の最新作。昨年の日本推理作家協会賞短編賞部門を受賞した表題作を含む短編集

続きを読む

小野俊哉「4割は打てる!」(新潮新書)読了。著者は、野球のデータ分析に基づく著作活動を行っているノンフィクション作家。1941年にメジャーリーグでテッド・ウィリアムズが記録して以来、誰も達成していない打率4割(日本のプロ野球では過去だれも達

続きを読む