長野・愛知旅行一日目。新神戸を朝7時頃に出る新幹線に乗り、岐阜羽島へ。岐阜羽島でレンタカーを借りて、まずは実家(飯田市)に。両親、弟と外でランチ。その後は、駒ヶ根近くにあるウィスキー醸造所兼ワイナリーに立ち寄り、ワインなどを購入。その後は今
行方昭夫「英会話不要論」(文春新書)読了。著者は元東大教授で、英語教育の第一人者。「『読み書き』はできるが話せない」から脱却すべく、英文法に授業が消え、小学校5,6年に必修化された英語授業を、3年生に引き下げる動きもある。こうした文科省の方
講談社(編)/小山裕史(監修)「希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか」読了。イチロー、中日ドラゴンズの山本昌、岩瀬、山井、プロゴルファーの青木功などが取り組んでいることで知られる「初動付加トレーニング」。この本は
歌野晶午「ずっとあなたが好きでした」読了。1988年にデビューし、2004年には日本推理作家協会賞などを受賞したベテラン作家の最新作は、恋愛小説短編集。13本の恋愛小説が収録されていますが、さすがにサプライズ・ミステリーの名手、どの作品にも
黒川博行「後妻業」読了。今年直木賞を受賞したベテラン作家の、受賞後第一作となる長編作品。「色で老人を喰う」恐ろしき稼業「後妻業(ごさいぎょう」。身近に忍び寄る新たな「悪」を圧倒的なリアリティで描いた犯罪小説。この作家らしい絶妙なテンポと息を
深木章子「敗者の告白 弁護士睦木怜の事件簿」読了。2010年に島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞デビューした作家の最新作は、長編本格ミステリー。山荘で起きた妻子転落死事件。被害者の遺した告発文、容疑者となった夫の供述、証言者
福井健策「誰が『知』独占するのか デジタルアーカイブ戦争」(集英社新書)読了。文書、映像、音楽などの情報資産のデジタルアーカイブ化に伴い、これらを巡る国境を越えた覇権争いが激化している。グーグルやアマゾンなど米国企業が世界中の情報インフラを
奥田英郎「田舎でロックンロール」読了。人気作家の最新作は、1972〜1977年までの作者の洋楽体験を綴ったエッセイ集。岐阜県の田舎で中・高校生活を過ごした作者の「洋楽デイズ」が綴られていますが、これが本当に面白い作者の洋楽(おもにロ
遠藤武文「現調」読了。2009年に江戸川乱歩賞を受賞デビューした作家の最新作は、連作短編ミステリー。元損保勤務というキャリアを活かして、損害保険査定員が、自動車事故の真相を”現調(現場調査)”で暴く、という設定の7本の短編を収録。”交通事故
桜井進/大橋製作所「美しすぎる数学 『数学アート』を生んだ日本の底力」(中公新書ラクレ)読了。町工場の職人技が作り出した「数学アート」。その作品の魅力を活かして、その美しさを生んだ壮大な数学の歴史物語を語った本。精密な金属加工を用いた「数学
デイヴィッド・エプスタイン著「スポーツ遺伝子は勝者をきめるか? アスリートの科学」読了。米国のジャーナリストによる、スポーツ科学の最前線に迫るドキュメンタリー。統計と遺伝子と文化で考えるスポーツの世界。なかなか興味深い内容の本で、楽しんで読
雪富千晶紀「死呪の島」読了。本年度の日本ホラー小説大賞受賞作。孤島を舞台にしたホラーミステリー長編。新人とはとても思えない作品で、最後まで楽しめました今日は午後から兵庫県立美術館で開催中の「だまし絵II」へ。今日は天気が悪かったので、展
馳星周「復活祭」読了。日本のノワール小説の第一人者の最新作は、2003年に発表された「生誕祭」の続編となる長編。ITバブルに賭けた男女の壮絶なコンゲーム。 八十年代バブル期に絶頂と転落を味わった男たちがITバブルにその復活を賭けたが...この作
富岡幸雄「税金を払わない巨大企業」(文春文庫)読了。著者は国税庁の職員を経て、大学教授を務め、その後政府の税制関連の委員などを歴任された方。この本では、巨大企業がどのようにして法人税を少なくしているのかを詳細に解説。純利益を800億円近く上
野地秩嘉「打ち合わせの天才」(光文社新書)読了。多数の著作を持つノンフィクション作家の最新作は、ビジネスにおける大切な「打ち合わせ」を体系的に論じた本。「接待」に関して論じた本は数多くありますが、これはより日常的な「打ち合わせ」に関して論じ
坂木司「肉小説集」読了。2002年にデビューし、日常の謎を扱ったミステリー作品などを数多く出版している作家の最新作は、肉とちょっと情けない男をテーマにした短編集。どの短編も絶妙な設定とユーモアで楽しめるものばかりこの人の他の著作同様
杉晴夫「論文捏造はなぜ起きたのか?」(光文社新書)読了。著者は、東大医学部助手を経て、コロンビア大学、米NIHに勤務の後、帝京大学医学部教授を務めた方。80歳を超えた今も、現役研究者として活躍する国際的生理学者です。著者は、学術雑誌の正体と商
山田宗樹「ギフテッド」読了。98年に横溝正史ミステリ大賞を受賞デビューし、2003年に「嫌われ松子の一生」が大ベストセラーになった作家の最新作は、書き下ろしのスペクタクル長編。未知なる臓器とそれに由来する超常能力を持った子供たちが見つかり日
折原一「侵入者 自称小説家」読了。ベテランミステリー作家の最新刊は、「○○者」シリーズの最新刊となる長編。東京都北区で起きた一家殺人事件の発生からちょうど一年後、前代未聞の再現劇が始まった...相変わらずの凝った構成とプロットで、最後まで楽
望月諒子「ソマリアの海賊」読了。2010年に日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した神戸在住の作家の最新作は、ソマリアを舞台にしたアドベンチャー・エンタメ小説。密航船に閉じ込められ、ソマリアの海に突き落とされた平凡な日本人青年・京平。彼の壮絶