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日記一覧

実家から秋の味覚が到着
2013年08月31日22:58

川崎草志「疫神」読了。2001年に横溝正史ミステリ大賞を受賞デビューした作家の最新作は、謎のオレンジカビを原因とする新型感染症を扱ったミステリー長編。なかなか凝ったプロットで最後まで一気読みでした指でOK長野の実家から果物の詰め合わせ(梨とブ

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國貞文隆「カリスマ社長の大失敗」(メディアファクトリー新書)読了。日本の社長たちをよく知るジャーナリストが、ホンダ、ソニー、京セラ、ユニクロ、ソフトバンクら日本を代表するような企業を創りあげた名経営者30人の道程を「失敗」を軸に語った本。読

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周木律「双孔堂の殺人」(「講談社ノベルズ)読了。今年第47回メフィスト賞を受賞しデビューした作家の第2作目。前作同様、放浪の数学者・十和田只人が探偵役を務める本格ミステリー。いわゆる「密室物」ですが、某国立大学建築学科卒業という経歴を活かし

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山形出張二日目
2013年08月28日23:05

小島正樹「十三回忌」(双葉文庫)読了。2008年のデビュー以降、スケールの大きなトリックとどんでん返しで人気の本格ミステリー作家のデビュー作。自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺されていく..

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山形出張一日目
2013年08月27日23:29

今日、明日と山形出張。朝7時15分伊丹発のJAL便にて山形へ。ちょっと小さな飛行機ですがあせあせ、8時半にはもう山形へ到着9時過ぎには訪問先に到着し、早速お仕事スタート。ランチはお蕎麦屋さんへ。細めんとふと麺の両方を楽しめるメニューをオーダー。

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読売新聞運動部「女性アスリートは何を乗り越えてきたのか」(中公新書ラクレ)読了。減量による体の異変(生理が来なくなるなど)、妊娠、婦人科系の病気、指導者による暴力...栄冠の裏で女性アスリートは、女性特有の悩みとどう向き合ってきたのか?これ

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知念実希人「ブラッドライン」読了。現役医師として働きながら、2011年に「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞デビューした作家の受賞後第一作。現役医師としての知識・経験を活かした医療ミステリー長編。簡単な腹腔鏡手術を受けていた医学部准

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森博嗣「神様が殺してくれる」読了。人気SF・ミステリー作家の最新作品は、連続殺人を扱ったミステリー長編。パリの女優殺害に端を発する連続殺人。両手を縛られ、現地で拘束されていた重要参考人リオンは「神が殺した」と証言。事件の手がかりは、彼の異常な

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堀井憲一郎「ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎」読了。1995年から2011年まで「週間文春」誌上で掲載されていた連載コラム「ホリイのずんずん調査」。その全連載792回分の中から100本を選んで単行本化。「銀座の寿司屋に

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本城雅人「慧眼 スカウト・デイズ」読了。2009年のデビュー後、主に野球界を舞台にしたミステリー小説を多く出版している作家の最新作。プロ野球界の怪物スカウト・堂神が主人公のシリーズ第2弾の連作短編集。運命を左右するプロ野球ドラフト会議。その

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小島正樹「硝子の探偵と消えた白バイ」(講談社ノベルズ)読了。2008年のデビュー以降、スケールの大きなトリックを用いた本格ミステリー作品を出版している作家の最新作。警察官を狙う不可解な連続犯罪に、自称「名探偵」朝倉が挑むユーモア本格ミステリ

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武論尊「下流の生きざま」(双葉社新書)読了。著者は「北斗の拳」、「ドーベルマン刑事」、「Dr. クマヒゲ」など多くのヒット作を持つ漫画原作者。「仕事がキツイ、給料が安い、女にモテない、世知辛いいまの時代を戦う人生指南書」と表紙にあります。内容

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深見真「ライフルバード 機動隊狙撃手」読了。銃を撃つ警官、機動隊スナイパーを描く迫力の警察サスペンス小説。熊本で発生した銀行強盗事件は、機動隊スナイパー・大谷の狙撃で解決された。一方、同じ熊本のコールセンターで働く平田香織は、自分の父が覚え

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渡辺容子「罪なき者よ、我を撃て」読了。96年に乱歩章を受賞デビューしたベテラン作家の最新作は、民間警備保障会社の警備保障チーム活躍を描いた「ボディガード・ミステリー」。民間警備保障会社に勤める二ノ宮は、アダルトグッズ会社社長の義娘・風間の警

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井上尚登「女神の嘘 金融探偵・七森恵子の事件簿」読了。99年に横溝正史賞を受賞デビューした作家の最新作は、金融探偵・七森恵子シリーズの第2弾。不自然なほど勝ち続ける巨大ファンドを運営する、たった一人のファンドマネージャー。彼のまわりで起こる

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柴田哲孝「国境の雪」読了。重厚なミステリー小説や、ノンフィクションを発表している作家の最新作は、700ページ近い大作小説。北朝鮮の国家最高機密とともに脱北した女・崔純子。彼女を国境へと導く日本人工作員・設楽。中国全土を舞台に二人の行方を各国

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一志治夫「アンデルセン物語 食卓に志を運ぶ『パン屋』の誇り」読了。著者は様々な分野での著作をもつノンフィクション作家で、私はデビュー作の「狂気の左サイドバック」以来のファンですウインクその一志さんの最新作は、広島を本拠地に全国展開する先駆的ベ

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貫井徳郎「ドミノ倒し」読了。以前は重厚で重い内容の作品が中心でしたが、最近はユーモアミステリーなども多く手がけるようになったベテラン作家の最新作。ハードボイルドを気取った私立探偵が主人公のライトユーモア小説と思いきや、ラストはアッと驚く展開

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日本経済新聞社「日経プレミアムプラス Vol.10」読了。「スマホ世代のマガジン型新書」というコンセプトで刊行されている新書の10巻目。今回の特集は「人を動かす」とのことで、さまざまなプロたちが「人を動かす」ための極意を紹介。一橋大学教授が述べ

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吉井妙子「日の丸女子バレー ニッポンはなぜ強いのか」読了。日本を代表する女性スポーツジャーナリストの最新刊。東京オリンピックの「東洋の魔女」から昨年のロンドン五輪の「眞鍋ジャパン」まで、歴代の日本女子バレー代表選手へのインタビューを通して、

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今野敏「アクティブメジャーズ」読了。今年で作家デビュー35周年を迎えるベテラン作家の最新作は、公安部外事課の警察官・倉島が主人公の「倉島警部補」シリーズの第4弾。倉島は同僚のエース公安警察官の身辺調査を命じられる。時を同じくして、マスコミの

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富樫倫太郎「生活安全課0係 ファイヤーボール」読了。歴史小説や警察小説を多く手がけてきた作家の最新作品は、所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官が主人公の長編警察小説。杉並中央警察署に新設された窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬

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我孫子武丸「狼と兎のゲーム」読了。ベテラン新本格派の最新作。警察官の父親・茂雄から家庭内暴力を受けている友達・心澄望(こすも)を持つ小学5年生の智樹。夏休みのある日、庭で穴を掘る茂雄の傍らに心澄望の弟の死体が。それを目撃した心澄望と智樹を、

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堀江重郎「ヤル気が出る!最強の男性医療」(文春新書)読了。著者は、順天堂大学病院の教授で泌尿器がんの根治治療と男性医学の専門家。前立腺がん、ED、うつから、男性更年期、男性不妊症の最先端医療を紹介し、また男性を元気にする生活術を述べています

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ワインセラーを購入
2013年08月07日22:56

中山七里「七色の毒」読了。「さよならドビュッシー」などの音楽ミステリーや近作「切り裂きジャックの告白」などのちょっとグロな犯罪ミステリーなど、バラエティ豊かな作風を持つ作家の最新作。「切り裂きジャックの告白」の犬養刑事が、”色”にまつわる7

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多田将「すごい実験」読了。著者は、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所で助教授を務めている方。帯に「高校生にもわかる素粒子物理の最前線」とあるように、現場の研究者による素粒子物理の入門書です。茨城県東海村にあるJ−PARCという加

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寺島実郎「何のために働くのか 自分を創る生き方」(文春新書)読了。著者は三井物産出身で、現在は多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長などを務める著名経済評論家。世界を舞台に活躍してきた論客が、「自分が納得のいく仕事」を見つけにくい時代に生きて

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湊かなえ「高校入試」読了。長澤まさみ主演によるドラマ「高校入試」は、湊かなえさんが脚本を書き、その脚本は「高校入試 シナリオ」として出版されていました。今回のこの「高校入試」はドラマとは異なる「もうひとつのラスト」がある書き下ろし長編となっ

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河合莞爾「ドラゴンフライ」読了。2012年に「横溝正史ミステリー大賞」を受賞しデビューした作家の受賞後第一作は450ページを超える長編大作。ダムに沈む村に秘められた過去、幻のトンボが運ぶ謎につぐ謎、そこに潜む「完全犯罪」計画とは...多少ご

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石持浅海「三階に止まる」読了。緻密なロジックを用いたミステリー小説で知られる作家の最新作は、著者初の短編集。ミステリーの短編が8編収録されています。どの作品も緻密なロジックに基づいた推理が展開されており、いつもどおりに楽しめました指でOK今日

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