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日記一覧

映画「オブリビオン」
2013年05月31日23:02

坂上博「再生医療の光と闇」読了。著者は読売新聞医療部の記者で、再生医療や臓器移植を中心に、医療関連において幅広い取材活動を行ってきたとのこと。iPS細胞が持つ大きなポテンシャルという「光」がある一方で、相次ぐ死亡事故、韓国・中国との闇ルート、

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高橋秀美「男は邪魔! 『性差』をめぐる探求」(光文社新書)読了。著者は男性のノンフィクションライターで、近著「『弱くても勝てます』 開成高校野球部のセオリー」はユーモアいっぱいのスポーツノンフィクションでかなり楽しめました。この本では、男性

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石持浅海「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」読了。独特の設定の本格ミステリーの作品を多く出版している作家の最新作は、美人探偵・碓氷優佳シリーズの第4弾で、彼女の高校時代を描く連作ミステリー。彼女とその友達の周辺で起こる「日常の謎」を、優れた

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生田哲「ドキュメント 遺伝子工学 巨大産業を生んだ天才たちの戦い」(PHPサイエンス・ワールド新書)読了。1970年代にアメリカで起こったバクテリアによるヒトインスリンの生産競争。多くの天才科学者を巻き込んだ、バイオテクノロジー/遺伝子工学

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蓮見よしあき「ゼロから始めるワイナリー起業」読了。著者は長野県東御市にて、個人経営のワイナリー(いわゆるガレージワイナリー)を立ちあげた方です。場所選び、栽培、酒造免許取得、醸造、販売促進、経営など、個人で農園・ワイナリーを起業したノウハウ

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今野敏「クローズアップ」読了。今年デビュー35周年を迎えるベテラン作家の最新長編は、捜査一課の敏腕刑事。黒田とTV局の友軍記者・布施のコンビが活躍する「スクープ」シリーズの最新作。週刊誌ライターの殺害事件と、大物政治家へのネガティブキャンペ

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望月諒子「腐葉土」読了。神戸在住のミステリー作家による文庫オリジナルの最新長編ミステリー。550ページを超える大作で、資産家の老女の殺害事件に詐欺事件、弁護士の謎の事故死などが複雑に絡まり、どんでん返しが連続するラストへ。読み応え十分の骨太

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草薙洋平「ジャパニーズ・メイカーズ 日本の『新』モノづくり列伝」読了。Gakkenの雑誌「大人の科学マガジン」の人気連載の単行本化。「人が乗れる巨大ロボット」、「船大工が作った木製自転車」、「ごみを自分でキャッチするゴミ箱」、「自転車を漕ぐ

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「日経プレミアムプラスvol. 8」読了日経による「スマホ世代のマガジン型新書」の8冊目。今号の特集は「世界の名門企業 強さの秘密」「つぶれる会社、伸びる会社」など。毎号掲載されている「世界経済”訳あり”ランキング」、今回は「成人男性の薄毛率」。

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折原一「グランドマンション」読了。倒述ものや密室もので知られるベテランミステリー作家の最新作は」あるアパートを舞台にした連作ミステリー。アクの強い住人たちが、次々に問題を引き起こすアパート。複雑に絡みあった各々の事件が最後にきっちり解決する

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植村修一「リスクとの遭遇」(日経プレミアシリーズ新書)読了。日常の危機には鈍感で、滅多に起きない重大事には敏感...豊富なエピソードを紹介しながら、リスク管理について、私たちが陥りやすい錯覚や思い込みの罠について解説した本。「リスク管理」が

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フランク・ブレイディー「完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯」読了。稀代の天才と呼ばれた元チェス世界チャンピオン、ボビー・フィッシャー。激しい奇行、表舞台からの失踪、ホームレス寸前の日々...少年時代から親交を結んできた著者による

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川瀬七緒「シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官」読了。2011年に江戸川乱歩賞を受賞しデビューした作家の最新長編。受賞後第一作「147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官」は、日本では珍しい法医昆虫学を題材にして注目を集めましたが、この本はその続編

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小池真理子「沈黙のひと」読了。2009年、パーキンソン病を患い、85歳で亡くなった父をモデルに、一人の男の生と死を描いた最新長編小説。3月4日に発表があった「吉川英治文学賞」を受賞しましたが、くしくもこの日は父の命日だったとのこと。生きるこ

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森博嗣「『やりがいのある仕事』という幻想」(朝日新書)読了。名古屋大学工学部助教授として勤務する傍ら、作家としても活躍してきた著者(現在、大学の仕事は辞められたとのこと)。この本ではそんな著者による独自の仕事論が紹介されています。「人は働く

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中山七里「切り裂きジャックの告白」読了。音楽ミステリー「さよならドビュッシー」シリーズで知られる作者ですが、「連続殺人鬼カエル男」のようなかなりグロい作品も発表しています。この最新作はグロ系の長編で、臓器移植に絡んだ連続猟奇殺人事件を扱った

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飯間浩明「辞書を編む」(光文社新書)読了。「三省堂国語辞典」(通称・三国)の編纂者の一人である著者が、辞書作りの実際を惜しみなく公開。街中での用例採集、語釈を巡る他の辞書との競争など、興味深いエピソードが満載ウッシッシこれはなかなかお勧めの本

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井村雅代・松井久子(聞き手)「教える力 私はなぜ中国チームのコーチになったのか」読了。シンクロが五輪正式種目になった1984年のロス五輪から昨年のロンドン五輪まで、日本代表コーチとして6回、中国ヘッドコーチとして2回、連続8回すべての五輪でメダ

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花岡正樹「年齢不問! サービス満点!! 1000%大学活用術」(中公新書ラクレ)読了。あまり世間に知られていない、一般の人に向けた大学のサービスや取り組みを活用法とともに紹介した一冊。社会人向け講座、子供向け科学講座、法学部学生による法律相

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福田和代「東京ダンジョン」読了。神戸出身、神戸大学工学部で、今やクライシスノベルの旗手となった作家の最新長編。「東京の地下を支配した」と宣言するテロリストたちの意外な目的とは?複雑怪奇な地下迷宮(ダンジョン)と化した東京の地下を舞台にした緊

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笹本稜平「突破口 組織犯罪対策部マネロン室」読了。警察小説、冒険謀略小説などで知られるベテラン作家の最新長編。巨額のマネーロンダリング疑惑が発生。追求するのは、操作方法も目的も異なる寄せ集め刑事たち。政官財で暗躍するフィクサーを追い詰めるこ

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海部美知「ビッグデータの覇者たち」(講談社現代新書)読了。シリコンバレー在住の著名コンサルタントである著者が最近よく耳にする「ビッグデータ」について分かりやすく解説。グーグルやアマゾンでの最新事例も数多く紹介されています。アップルやフェイス

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白石一文「快挙」読了。2000年に「一瞬の光」でデビューし、2010年には直木賞を受賞した作家の最新作は、変質していく夫婦関係を描いた長編小説。この作家の恋愛小説はどれも素晴らしいのですが、本作もその例に漏れず手(チョキ)神戸を舞台にした部分もあ

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開沼博「漂白される社会」読了。著者は社会学者であるとともに、「文藝春秋」や「AERA]などにルポルタージュなどを執筆されてる方。この本では、売春島、偽装結婚、ホームレスギャル、シェアハウスと貧困ビジネスなど、現代日本社会の「闇」の実態をレポ

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関口智弘「群れない力 『人付き合い上手い人ほど貧乏になる時代』における勝つ人の習慣」(経済界新書)読了著者は若手実業家かつ馬主としても著名な方です。帯に「危険なビジネス書」だの「危険ですので必ず『まえがき』を読んでからご購入ください」などと

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薬丸岳「友罪」読了。2005年に少年法をテーマにした「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞し、デビューした作家の最新長編。「もし同僚が、世間を震撼させた”あの事件”の少年犯だったと知ってしまったら?」連続児童殺人事件の「その後」を描いた問題作

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北陸旅行二日目
2013年05月05日23:02

昨日から引き続いて北陸旅行二日目。今日も朝から快晴。これはホテルからの眺め。まずは輪島の朝市へ。自宅と奥さんの実家用に魚の一夜干しを購入。さすがに安いですウッシッシ続いて今回3件目のワイナリー、「能登ワイン」へ。素晴らしい場所にあるワイナリー

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北陸旅行一日目
2013年05月04日22:33

今日、明日と北陸旅行です。いつものごとく、ワイナリー訪問を中心に食べることがメインの旅行となっています^_^;午前中は富山市にある「ホーライサンワイナリー」へ。ワインを購入するとともに、併設のカフェでワインを使ったパンケーキとガトーショコラを堪

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真保裕一「ローカル線で行こう!」読了。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門などの受賞歴を持つベテラン作家の最新長編。廃線間際の赤字ローカル線。故郷の未来を託されたのは、新幹線アテンダントの経歴をもつ31

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尾張正博「F1全戦取材 グランプリサーカス一座の365日」読了。著者はフリーランスのモータースポーツジャーナリストで、10年以上に渡ってF1全戦を現地取材している人です。この本は、昨年2012年の開幕前テストから最終第20戦までの一年間の取

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