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日記一覧

福田和代「碧空のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート」読了。テロや大停電なをテーマにしたクライシス・ノベルで注目を集めている著者の最新作。航空自衛隊航空中央音楽隊という、実在する自衛隊の音楽隊を舞台にしたライトタッチの音楽ミステリーの連作

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松永多佳倫「マウンドに散った天才投手」読了。伊藤智仁、近藤真一、上原晃、田村勤ら、プロ野球界に鮮烈な足跡を残した剛速球ピッチャー7人の栄光と第二の人生を描くノンフィクション。脳腫瘍から奇跡的な復活を果たした森田幸妃の話はさすがに感動的なもの

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乃南アサ「いちばん長い夜に」読了。現在NHKで放送中のテレビドラマ「いつか陽のあたる場所で」の原作となった同名小説から始まったら連作短編「前科持ち女二人組」シリーズの第3弾にして完結編。乃南さんは大好きな作家の一人ですが、特にこのシリーズは

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かのよしのり「狙撃の科学 標的を正確に撃ち抜く技術に迫る」(サイエンス・アイ新書)読了。ソフトバンクの子会社が出版しているこの新書シリーズは、さまざまな科学のトピックを図を豊富に用いて解説していてかなり楽しめます手(チョキ)この本では、元自衛隊員

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誉田哲也「ドンナ ビアンナ」読了。つい先日公開された映画「ストロベリーナイト」の原作「姫川玲子」シリーズなどで知られる人気作家の最新長編は、女性刑事・魚住久江が主人公の「ドルチェ」シリーズ最新作。中野署管内で誘拐事件が発生。被害者は飲食チェ

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相場英雄「鋼の綻び」読了。「震える牛」で話題を呼んだ著者の最新長編。人為的な株の暴落という経済テロを扱ったサスペンス小説で、警察小説と経済小説の両方の面白さを兼ね備えています。株の話など、ちょっと難しいところもありましたが、充分楽しめました

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市川知志「フレンチの侍」読了。著者は、予約の取れないフレンチ「銀座シェ・トモ」のオーナーシェフ。フレンチに魅了され、25歳で単身渡仏し、言語や文化の壁と戦いながらフランス各地のレストランで武者修行を行い、三ツ星レストランの超有名店「トロワグ

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日本経済新聞社「日経プレミアムプラスVol..4」 読了。「スマホ世代のマガジン型新書」のコンセプトで出版されている新書の第4弾。特集は「この会社がすごい!2013」や「データでみる『県民力』」など。相変わらず気軽に読めて興味深い特集が多く、楽し

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森本貴義「プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する『ルーティン』の秘密」(ソフトバンク新書)読了。著者は、オリックス・ブルーウェイブのトレーナーを経て、2004年から2012年まで大リーグのシアトル・マリナーズでアスレチック・

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井上久男「メイドインジャパン 驕りの代償」読了。元朝日新聞経済部の経済ジャーナリストによるノンフィクション。家電・自動車業界の現状と裏側を描き出しています。いろいろと興味深い話が満載手(チョキ)映画「レッド・ライト」をTOHOシネマズ梅田にて鑑賞

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竹内薫・丸山篤史「なんでもカロリー換算」(PHPサイエンス・ワールド新書)読了。人体、人の活動、ダイエット、発電方法...なんでもカロリー換算!熱量、エネルギーの「単位」であるカロリーで人の活動や、身の回りの出来事などなんでもカロリー換算す

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新野剛志「美しい家」読了。1999年に江戸川乱歩賞を受賞しデビューした作家の最新作品は、喪われた「家族」を描いた長編ミステリー。北上次郎などの書評家が「傑作」、「彼の代表作」などと紹介しているように、圧倒的に読ませるミステリー手(グー)一気読み

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五條瑛「喪国 Revolution 10th Mission」読了。連載12年にも及んだ「Revolution」シリーズもこの第10作目で完結。いやはや、お疲れ様でした手(パー)今日のランチは、東急ハンズ三宮店のすぐ北隣にあるイタリアン「MATILDA/マチルダ」へ。一年ほど前

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藤田宜永「探偵・竹花 孤独の絆」読了。昨年、18年ぶりに第3作が出された「探偵・竹花」シリーズですが、この最新第4作は短編集。還暦を迎えつつも相変わらずの竹花節全開ウッシッシやはりこの作家にはハードボイルド物が良く合います指でOK以前からずっと

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NHKスペシャル取材班「42.195kmの科学 マラソン『つま先着地』vs『かかと着地』」(角川oneテーマ21新書)読了。昨年のNHKスペシャル「ミラクルボディ 持久力の限界に挑む」ではマラソン高速化の科学的解明を紹介されていましたが、この

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上野敏彦「闘う葡萄酒 都農ワイナリー伝説」読了。宮崎県都農(つの)市にある第三セクターによるワイナリー「都農ワイナリー」に関するドキュメンタリー。多くの第三セクターによるワイナリーが経営に問題を抱える中、黒字を確保するだけでなく、欧米でも評

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森永卓郎「マニア力」(マイナビ新書)読了。著者はテレビなどでおなじみの経済評論家。実はこの人、ミニカー、フィギュア、グリコのおまけなど、多分野にわたるマニアックなコレクターとしても有名ですウッシッシこの本では、そんな森永氏が「生きがい」や「熱

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緒川怜「冤罪死刑」読了。2008年に日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビューした作家の最新長編。3年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺害事件。だがその裏にはあまりにも多くの嘘や裏切り、腐敗や汚職が溢れていた。事件を洗いなおす

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高村薫「冷血(上・下)」読了。ベテラン作家の最新作は、「合田雄一郎」シリーズの長編で、上下2段組み、上巻・下巻逢わせて600ページの大作。クリスマス前夜の「歯科医一家4人殺し」数多くの痕跡を残しながら逃走する犯人たち。翻弄される警察組織の中

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山田英夫「なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編」読了。著者は、異業種にあるビジネスモデルを移植することこそが日本企業ができるビジネスモデルのイノベーションである、と主張し、そのために異業種企業のどこに着目すればよいかを示すためにさ

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鏑木蓮「甘い罠 小説糖質制限食」読了。著者は2006年に江戸川乱歩賞を受賞し、その後多くの作品を発表しているミステリー作家です。約5年間に渡って糖質制限食を体験し、本書を書くに当たっては正反対の高炭水化物食も実施したとのこと。美人料理研究家

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日経プレミアプラスVol.3 読了。「スマホ世代のマガジン型新書」というコンセプトを持つ新書の第3弾。今号の特集は「宴会のストラテジー ビジネスチャンスは酒席にある」や、漫画家・安野モヨコへのインタビュー記事「続けるために、休む」など。気軽に読め

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湊かなえ「望郷」読了。著作が次々と映画化、テレビドラマ化されている、今最も注目の作家の最新作品。瀬戸内海にある架空の島、「白綱島」を舞台にした連作短編集で、6編の短編が収められています。どの作品もあまり明るい雰囲気を持ったものではありません

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大野典也「DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す」(講談社現代新書)読了。著者は、日本におけるがん免疫療法の第一人者のひとり。自分のがん細胞をDNAレベルで特定することで、免疫システムを働かせる「がん免疫治療」。この本ではその最先端と、今後の

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島田裕巳「7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源」(角川oneテーマ21新書)読了。筆者は著名な宗教学者です。この本では、トヨタ、ユニクロ、パナソニック、サントリー、ダイエー、阪急電鉄、セゾングループの7つの企業を取り上げ、その企業戦略の

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白川道「浮かぶ瀬もあれ 新・病葉流れて」読了。ハードボイルド小説、ギャンブル小説で多くのヒット作を持つ作家の自伝的ギャンブル小説「病葉流れて」シリーズの第5弾。時は昭和44年、23歳で広告代理店に勤める傍ら、一晩で数百万円が動く賭け麻雀に興

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篠田節子「ブラック・ボックス」読了。直木賞、山周賞、柴田練三郎賞などの受賞歴をもつベテラン作家の最新長編。サラダ工場のパートタイマー、最先端のハイテク農場を運営する野菜生産者、学校給食の栄養士。彼らは一体何を見たのか?食と環境の崩壊連鎖を描

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森永博志「自由でいるための仕事術」読了。パッチワーク職人、楽器製作者、宮大工、バリスタなど12の職人へのインタビュー集。「寄らば大樹の陰」という生き方からはかけ離れたところにいる職人たちの生き方・働き方が紹介されています。いろいろと興味深く

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