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日記一覧

瀧本哲史「武器としての決断思考」(星海社新書)読了。著者は京都大学客員准教授で「意思決定論」「起業論」「交渉論」などを担当し、NPO法人全日本ディベート連盟代表理事を務める方です。この本ではディベートの方法論を通して、「自分で答えを出すための

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料理教室にて麻婆豆腐
2012年08月30日23:17

五條瑛「塔の下」読了。元防衛庁勤務という経歴を活かして、謀略小説を得意とする女流作家の最新作品は連作短編集。元大学准教授で、今は理由あってヤクザの便利屋をしている鏑木。スカイツリーが建設され、俄かに活気が帯びる街で、シノギをめぐる抗争、外国

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山崎直子「宇宙飛行士になる勉強法」読了。日本人女性として二人目の宇宙飛行士となった著者による、夢を叶えるまでの「学び」の軌跡。幼少時代の家庭教育から、高校・東大受験、宇宙飛行士選抜試験、英語とロシア語の習得法まで、「諦めない心」でチャレンジ

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藤堂具紀「最新型ウイルスでがんを滅ぼす」(文春新書)読了。著書は東大先端医療研究センターの脳腫瘍外科にて教授を務めている方です。がん細胞だけを破壊し、正常細胞を傷つけない、あらゆる固形がんに適用可能など、革命的がん治療といわれる「ウイルス療

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マイク・ブラウン「冥王星を殺したのは私です」読了。2006年8月、冥王星はそれまでの太陽系惑星の地位を剥奪され、準惑星に降格した。その事件の「犯人」となったのが本書の著者マイク・ブラウン。冥王星に次ぐ「10番目の太陽系惑星」を発見し、一躍時の人

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永嶋恵美「視線」読了。ヒット作「転落」の作者による最新長編サスペンス。かつて暮らしていた街。偶然再会した同級生。通り魔の被害者となった私。私は何を見たのか、誰に見られていたのか...「日常の些細な悪意」の連鎖が引き起こす長編サスペンスの秀作

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2011 Super GT MOTUL GT-R 完成
2012年08月25日22:59

貫井徳郎「微笑む人」読了。今や犯罪ミステリーの第一人者となった作者の最新長編。妻子を殺害し、死刑判決を受けたエリート銀行員。ある小説家がその犯行動機を探るうちに、彼の周りには不思議な「事件」が過去起きていたことに気がつくが...ラストまで一

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小島達矢「夏休みの拡大図」読了。2009年に新潮エンターテインメント賞を受賞してデビューした作家の受賞後第一作。6編が収められた連作短編集。いわゆる日常の謎を扱ったミステリーですが、優れた青春小説でもあります。これはお勧めかも指でOK今日は梅田の

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「カンブリア宮殿 村上龍 X 経済人3 そして『消費者』が残った」読了。あまりテレビ番組を見る方ではありませんが、「カンブリア宮殿」は毎週必ず見ています。その番組の書籍化第3弾。一度テレビで見ていても改めて本で読むとまた新たに興味深い発見が。そ

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伊藤恭彦「さもしい人間 正義をさがす哲学」(新潮新書)読了。著者は現代政治哲学を専門とする大学の先生です。次々と現れる新しい機器、膨大な消費電力、浪費される食料...その陰にある犠牲に目をつぶりながら、快楽を貪欲に追求し続けている。この「さ

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五輪メダリストのオーラ
2012年08月21日23:02

望月修「オリンピックに勝つ物理学 『摩擦』と『抵抗』に勝機を見出せ!」(講談社ブルーバックス)読了。著者は流体工学を専門とるす大学教授であり、また流体工学のスポーツへの応用に従事してきた人です。この本では、夏季・冬季オリンピックの主要種目に

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北海道旅行3日目
2012年08月20日23:02

北海道旅行3日目(最終日)。昨日宿泊した旭岳温泉の宿を出た後、美瑛に移動。今日の北海道は時折雨がパラつくちょっと残念な天候でしたが、美瑛の観光スポットである「パッチワークの路」や「パノラマロード」を車で周遊。「マイルドセブンの丘」などを訪問

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北海道旅行二日目
2012年08月19日22:54

北海道旅行二日目。小樽のホテルをチェック・アウト後、まずは小樽祝津にある「にしん御殿 小樽貴賓館」を見学。第二次世界大戦前に、にしん漁で巨万の財をなした網元の旧邸宅。当時の贅を尽くした邸宅の豪華さに圧倒されましたあせあせついでワイン用ぶどう

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北海道旅行1日目
2012年08月18日23:14

今日は北海道旅行一日目。朝7時半に神戸空港を出発し、予定通りに9時半に新千歳空港に到着。レンタカーを借りた後、まずは空港すぐそばにある「グレイスワイン 千歳ワイナリー」へ。ここでまずワインを一本購入ウッシッシその後は札幌には立ち寄らずに小樽へ直

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明日から北海道旅行
2012年08月17日22:57

東野圭吾「虚像の道化師 ガリレオ7」読了。物理学者・湯川学が難事件を鮮やかに解決する「ガリレオ」シリーズの最新刊。これでもう7作目ですが、10月中旬に第8作目が出版予定とのことあせあせさすがにちょっとマンネリ気味になってきたかと思いますが、

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日経デザイン「アップルのデザイン ジョブズは“究極”をどう生み出したのか」読了。製品、広告、パッケージインターフェイス、店舗空間までジョブズがどのようにデザインを行っていたかを解説する本。アップルファンの人、プロダクト・デザインやブランド・

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永瀬隼介「カミカゼ」読了。サスペンス小説、警察小説などでヒット作品を多数出している人気作家の最新長編。特攻隊員・陣内武一は、米軍空母への突撃を開始した直後、現在にタイムスリップし、白昼の神社で目を覚ます。フリーター・田嶋慎太に拾われた陣内は

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香納諒一「K.S.P 女警察署長」読了。著者の人気警察小説「K.S.P」シリーズの第4作。ある秘密を持った世界的バイオリンの行方を追ってK.S.P(警視庁歌舞伎町特別分署)と中国マフィアとの壮絶な争奪戦が始まる...やはりこのシリーズは警察小説の傑作かも

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友桐夏「星を撃ち落とす」読了。少女小説界の鬼才の5年振りの新作ミステリー。4人の女子高生の不安定な対立感情が極限に達したとき、一つの悲劇が起きた。傷ついたの誰で、嘘をついていたのは誰なのか?先行きの見えない展開と優れたキャラ設定で、とても楽

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伊園旬「週末のセッション」読了。2006年に「このミス大賞」を受賞しデビューした作家の最新作。ある月曜日、4人の男たちに各人各様に災難が降りかかった。男たちは危機を回避すべく、それぞれに大金を得ようとにわか仕込みの罠をめぐらす。複数の詐欺が交錯

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秋の味覚
2012年08月11日23:11

川瀬七緒「147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官」読了。昨年「江戸川乱歩賞」を受賞しデビューした女性作家の受賞後第一作。炭化した焼死体の腹部から、異様な「虫の塊」が見つかった。難事件に際し警視庁は、法医昆虫学者・赤堀の起用に踏み切る。死体の周り

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加藤眞男「ショート・スカート・ガール」読了。60歳以上の人を対象とした、島田荘司選のベテラン新人発掘プロジェクト受賞作。横浜の弁護士・添野の元に、15年前に自分のスカートの中を盗撮した犯人を訴えたいという女性が訪れた。添野は、当時は盗撮を犯

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福田和代「ゾーン 豊洲署刑事 岩倉梓」読了。今、個人的に最も注目している作家の最新作。警視庁豊洲署生活安全課の女性刑事を主人公とした連作短編小説。日本全体が少子化と人口減に悩まされる中、空前の人口増と再開発に沸き立つ町・豊洲。その町を舞台に

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おちまさと「とっさのひと言で心に刺さるコメント術」(PHP新書)読了。周囲から一目置かれるコメントのコツは、感想力、即レス、喩え、逆質問などなど...飲み会で無茶振りされた、失礼な質問に困惑した、世の中に憤りを感じたなど、様々なシチュエーショ

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植松努「NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ」読了。著者は北海道の小さな町工場の経営者ですが、全て自腹で宇宙ロケットの開発にも取り組んでいます。この人が宇宙開発に取り組む目的は「どうせ無理」という言葉をこの世から無くすため。この

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遠藤武文「天命の扉」読了。2009年に乱歩賞を受賞しデビューした作家の最新長編。この方、長野県出身で現在も長野県在住ですが、今回はその長野県を舞台にした社会派ミステリーとなっています(私の田舎の飯田市も出てきますあせあせ)県議会中に起こった前代

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堂場瞬一「暗転」読了。スポーツ小説、ミステリー・警察小説の分野で活躍するベテラン作家の最新長編。300人以上の死傷者を出した列車転覆事故に偶然乗り合わせた雑誌編集者・辰巳は事故の真相を追求するため、ペンを握った...物語の視点が、雑誌編集者、

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佐々木譲「回廊封鎖」読了。ベテラン作家の最新長編小説。貸金業法改正前に、ある大手消費者金融業者により人生を破壊された男たちが法を超えた復讐に動き出す...犯罪小説の秀作手(グー)今朝は私が管理人と務めているコミュ「朝食会@神戸 パン部会」のオフ

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今野敏「確証」読了。今や警察小説の第一人者となった作者の最新長編。警視庁捜査三課で盗犯一筋のベテラン警部補・萩野は連続して発生した強盗事件と窃盗事件の関連を指摘し、若い女性部下・武田とともに捜査を開始する。しかし強盗犯を追う捜査一課との軋轢

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湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」読了。人気女性作家の最新長編。美人OLが惨殺された殺人事件を巡り、一人の同僚OLに疑惑の目が集まる。ネット炎上、週刊誌の過熱報道、口コミなど「噂」が暴走する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも...第一級のミス

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