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日記一覧

マリオ宮川「スポーツのマネジメント」読了。著者はデザイナーである日本人男性とイタリア人女性の子供としてイタリアで生まれ、スポーツ選手のマネジメント会社を設立し、F1ドライバーのジャン・アレジや、サッカー選手のデル・ピエロなどのマネジメントを行

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辻村深月「鍵のない夢を見る」読了。今最も注目を集めている若手女流作家の最新作。女性を主人公にした短編5編が収められた短編集です。彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む...どの作品もハッピ

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料理教室にて水餃子
2012年05月29日22:59

所澤秀樹「鉄道会社はややこしい」(光文社新書)読了。以前よく東京出張に行っていたときに、地下鉄も含めて鉄道会社同士の相互乗り入れの多さにちょっと驚いたことがあります。関西でも阪急が大阪地下鉄の乗り入れたり、阪神と近鉄が相互乗り入れをしていた

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佐高信「タレント文化人200人斬り」読了。著名辛口評論家によるエッセイ集。有名タレント、政治家、文化人などを一刀両断の切り捨てていきます。かなり毒が強いところもあるので、読むのにはちょっと覚悟が必要かもあせあせ昨日の日曜は奥さんが休日出勤だった

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岡崎大五「黒い魎(みずは)」読了。東日本大震災に際し、その惨状に乗じて金儲けを企む悪魔のような男、その悪魔から逃れようとする青年、野心と良心の間で揺れる女性アナウンサー、家庭が崩壊し、ボランティアに身を投じるフリーター...未曾有の災害の地

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柴田哲孝「秋霧の町」読了。人気作家の最新長編は私立探偵・神山健介シリーズの最新作。新潟をにて2年前の殺人事件の再調査を被害者の親から依頼された探偵・神山。行方不明の容疑者、ロシアン・マフィアの影、不可解な警察の動き、そして接触してきた謎の女

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料理教室にて生姜焼き
2012年05月25日23:00

江上剛「55歳からのフルマラソン」(新潮新書)読了。著者は、元銀行員というキャリアを活かして多くのビジネス小説を出版する一方、日本振興銀行の社外取締役・代表執行役社長と務めた人です。著者は以前から典型的なメタボ体型であり、また日本振興銀行の経

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山口修一・山路達也「インクジェット時代がきた! 液晶テレビも骨も作れる驚異の技術」(光文社新書)読了。プリンターでお馴染みのインクジェット技術ですが、その最新応用分野と今後の応用が期待される分野が紹介されています。ファッション分野や3Dプロ

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貫井徳郎・福田和代・誉田哲也「痛み」読了。3人の人気作家による警察ミステリーを集めた作品集。私の大好きな作家ばかりなので面白くないわけがないですウッシッシジョージ・クルーニー主演の映画「ファミリー・ツリー」を鑑賞。アカデミー賞作品賞の候補にも

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宮崎学「ヤクザに弁当を売ったら犯罪か?」(ちくま新書)読了。全国の都道府県で施行された暴力団排除条例。暴力団以外の市民が、暴力団とどう向き合うかを厳しく制限するものでありながら、何が暴力団への「利益供与」や「活動助長」にあたるか基準はあいま

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村上龍著・テレビ東京報道局編「カンブリア宮殿 人が活きる会社」読了。木曜夜10時からテレビ東京系列で放送されている「カンブリア宮殿」が書籍化されたものです。メイン・インタビュアーを務める村上龍のトークが興味深いこともあって毎回欠かさずに観て

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一田和樹「キリストゲーム CIT内閣官房サイバーインテリジェンスチーム」(講談社ノベルズ)読了。2010年に「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞してデビューした作家の最新長編。サイバー空間に潜む犯罪者と、内閣官房配下の諜報組織CTIの戦いを描

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パン三昧の日
2012年05月19日22:56

石持浅海「トラップ・ハウス」読了。バラエティに富んだ本格ミステリー作品を出し続けている人気作家の最新長編。トレーラーハウスに閉じ込められた卒業間近の男女大学生9人。混乱の中、一人が命を落とし、悪意に満ちたメッセージが見つかる...相変わらずの

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原 研哉「日本のデザイン 美意識がつくる未来」(岩波新書)読了。日本を代表するデザイナーが、デザインという観点から「未来構想」を語っています。ちょっと難しいところもありますが、興味深く読むことができました指でOKテアトル梅田にて、映画「キリン

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二階堂黎人「増加博士の事件簿」(講談社ノベルズ)読了。新本格派の第一人者による最新短編集。短編というよりはショート・ショート・ミステリーといった感じの作品が27篇収められています。どの作品もユーモアが効いていて気軽に楽しめるものばかり指でOK

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白澤卓二「40代から始める100歳までボケない習慣」(朝日新書)読了。著者は順天堂大学教授で老化の研究をしている人です。「70代まで働けるか、100歳までボケずにいられるか、40代はその岐路に立っている」とあったので、40代半ばの私はつい購入してしまいま

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濃野平「情熱の階段 日本人闘牛士、たった一人の挑戦」読了。著者は、現在、世界で唯一の日本人闘牛士としてスペインで活躍している人です。これは彼の初の著作となる自伝。28歳のときに、資金もコネも語学力もまったく無いのにもかかわらず、闘牛士を目指

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二宮清純「プロ野球の職人たち」(光文社新書)読了。著者は今や日本を代表するスポーツジャーナリストの一人であり、数多くの著作も持つ人です。この本では現役・OBを問わずに厳選された14人の「匠」たちのが紹介されています。あらゆるポジションの選手か

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安東能明「12オクロック・ハイ 警視庁捜査一課特殊班」読了。様々なミステリー・アクション小説を発表している作家の最新長編。高層マンション建設現場でタワークレーンの立てこもり事件が発生。しかしこれは更なる凶行の幕開けに過ぎなかった...一気読

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保科昌彦「名探偵になりたくて 若槻調査事務所の事件ファイル」読了。2003年に日本ホラー小説大賞長編賞を受賞してデビューした作家の最新作。予想外の大事件に巻き込まれた私立探偵の迷活躍をユーモアとハードボイルドを合わせて描いた長編ミステリ。優れた

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夢枕獏「呼ぶ山」読了。人気作家の最新短編集。98年に「柴田練三郎賞」を受賞した名作「神々の山嶺」のスピンオフ作品などを含む著者初の山岳作品集。収められているのはどれもちょっと神秘的な作品ばかりです。山好きな方にはお勧めかも指でOKシネリーブル神

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映画「別離」鑑賞
2012年05月10日22:58

梅原大吾「勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの『仕事術』」(小学館101新書)読了。著者は、日本で初めて「プロ・ゲーマー」という職業を築いたプロ格闘ゲーマー。「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスに認定もされています

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ガイ・カワサキ「人を魅了する 一流の職業人であるための技術」読了。著者は、古くからのアップルファンにとっては「アップル・エヴァンジェリスト」としてお馴染みの人物です。この本では文字通り、いかに人を魅了するかについて述べられています。原著「EN

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石持浅海「玩具店の英雄 座間味くんの推理」読了。独特な舞台設定と緻密な論理展開で人気の本格ミステリー作家の最新作品。安楽椅子探偵・座間味くんが活躍する連作短編集です。どの作品も驚きのラストが楽しめるレベルの高い短編集指でOK毎年GW中に神戸大丸

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JINS眼鏡
2012年05月07日22:58

さくら剛「感じる科学」読了。帯に「バカバカしいたとえ話で科学の本質がわかる」とあるように、光、宇宙、相対性理論などを徹底的にバカバカしいたとえ話を使って説明している本です。思わず脱力してしまうほどのバカバカしい話ばかりですがあせあせ、結構楽

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大沢在昌「語り続けろ、届くまで」読了。「新宿鮫」シリーズなどでおなじみの作家による最新長編。「日本一 不運なサラリーマン」サカタが登場するシリーズの第3弾。今回もサカタが「極道の犯罪」に巻き込まれてしまいますあせあせ相変わらず抜群のリーダビリ

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長崎尚志「闇の伴走者 醍醐真司の猟奇事件ファイル」読了。著者は元漫画編集者で現在は漫画原作者・プロデューサーで、漫画家の浦沢直樹とは「MASTERキートン」時代から多くの仕事をともにしている人です。この本は著者初の長編ミステリー。漫画界の巨匠が遺

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今野敏「ペトロ」読了。サスペンス、アクション、警察小説などで知られる作家の最新長編。連続殺人の現場に残された古代文字「ペトログリフ」。警部補と外国人大学教授の異色のコンビが犯人を追い詰める...相変わらずの抜群のリーダビリティと、よく出来た

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薬丸岳「死命」読了。乱歩章作家による最新長編ミステリー。末期ガンに侵され余命僅かとなり、自分の中の殺人願望に忠実に生きることにした男・榊は連続殺人を始める。事件を追う刑事・蒼井もガンが再発するが必死に榊を追い詰めようとする。そして事件は予想

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貫井徳郎「新月譚」読了。重厚なミステリー作品で知られる作家の最新長編。550ページの大作です。8年前に突然絶筆した美人作家は、若い編集者の熱心な復帰のアプローチにこれまで隠してきた半生を語り始める。そこで明かされたのはある男性との壮絶な恋愛の

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