橘木俊詔・齋藤隆志「スポーツの世界は学歴社会」(PHP新書)読了。スポーツ(特にプロスポーツ)で「成功」するためにも、大学に行ったほうが有利か?著者らはプロ野球、プロサッカー、大相撲、駅伝、ラグビートップリーグなどを対象に徹底した統計的なデー
神戸新聞経済部編「ひょうごのロングセラー115」読了。神戸新聞の人気連載を単行本化したもの。兵庫県で開発されたり、生産されているロングセラー品が115個紹介されています。半分以上が食品。・飲料ですが、それ以外にもいろいろなものが紹介されてい
伊賀泰代「採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの」読了。著者は外資系コンサルティングファーム・マッキンゼーの採用マネージャーを12年間務めた方です。著書はマッキンゼーが採用時に求める資質として、以下の3つを上げています。リーダ
堀内公太郎「公開処刑人 森のくまさん」(宝島社文庫)読了。2012年「このミス」大賞隠し玉作品(受賞に及ばなかったものの、将来性が感じられた作品を編集部推薦として発行)。ネット上の実名を晒された悪辣なレイプ犯や鬼畜な小学校教師が、次々に処刑
昨日から引き続いて今日も東京でした。天気予報の予想通り昼ごろから雨になりましたが、今日も何箇所かを周りました。午前中は新宿で映画を見て、その後六本木ミッドタウンに移動。サントリー美術館でフィンランドのガラス・陶磁器の展示会「森と湖の国
今日、明日と東京です(一人です^_^;)今朝は10時から高輪の明治学院大学で「日本ワイン検定」を受験。今回はとりあえず3級を受けましたが、手応えはあったので、何とかなったかと(^^)午後からは美術館・博物館巡り。まずは上野の国立科学博物館で「チョコレ
小杉健治「残り火」読了。法廷ミステリーや時代物で知られる作家の最新作は長編法廷ミステリー。圧倒的に不利な裁判に挑んだ弁護士・水木は、連続殺人事件の被告・相浦が頑なに口を閉ざすある「秘密」に気づいていた。その「秘密」が水木の予想通りならば、相
横山秀夫「64(ロクヨン)」読了。今や警察小説の第一人者となった作家の最新長編。昭和64年に起きたD県警史上最悪の女子児童誘拐殺人事件をめぐり、刑事部と刑務部が全面戦争に突入。狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる...帯に「怒涛の展開
嶋崎秀樹「儲かる農業 『ど素人集団』の農業革命」(竹書房新書)読了。著者は、200年に脱サラして今や年商12億円を誇る農業生産法人「トップリバー」を設立した方です。「カンブリア宮殿」にも出演されてました。生産に100点の労力をかけるのなら、
加藤実秋「スイーパーズ 事件現場掃除人」読了。2003年に創元推理短編賞を受賞しデビューした作家の最新作。北川景子主演でドラマ化された「モップガール」の続編となる連作短編集。「モップガール」では解決されていなかった謎や秘密が解決されてスッキリ
村上綾一「人気講師が教える理系脳のつくり方」(文春新書)読了。著者は、理数系専門塾「エルカミノ」を主催し、これまで多くの教え子を「御三家中」、東大、数学オリンピックへ送り込んできました。この本ではその”企業秘密”を公開していますが、「筆算を
「何度も読みたい広告コピー」読了。新聞、雑誌、ポスターなどの広告で、商品の機能やコンセプトをを伝えるのがボディ・コピー。この本では、100以上の優れたボディ・コピーが紹介されています。どのコピーもcreativity を感じさせるものばかりコピ
誉田哲也「ブルーマーダー」読了。代表作「ストロベリーナイト」が映画化され、来年一月に公開される人気作家の最新作品。「ストロベリーナイト」同様、警視庁の女性刑事・姫川玲子が活躍する人気シリーズの長編です。池袋で発生したなぞめいた連続殺人事件。
黒川博行「繚乱」読了。警察小説、ギャンブル小説などで知られるベテラン作家の最新長編。ともに大阪府警を追われたかつてのマル暴担当コンビが、極道や半堅気、警察OBらと巨大パチンコ店の利権を巡って激突する...策略と暴力が絡み合うノンストップアクシ
椎野秀聰「僕らが作ったギターの名器」(文春新書)読了。著者はヤマハを経て、日本初のギタープロショップとなるESPを創業し、アコギ、エレキギターなどの製造・販売に携わり、さらにベスタクスを創業しギター以外にもアンプ、エフェクター、DJミキサーなど
佐藤正明「日産 その栄光と屈辱 消された歴史 消せない過去」読了。著者は日経新聞記者時代から40年以上にわたり自動車産業の取材を続け、1996年には「ホンダ神話 教祖のなき後で」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。この本では、かつての
七河迦南「空耳の森」読了。2008年に鮎川哲也賞を受賞しデビューした作家の最新作。バラエティに富んだ9つの短編が収録された短編集です。受賞第一作である前作「アルバトロスは羽ばたかない」はいきなり日本推理作家協会賞の候補となったほかミステリー
芳賀繁「事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴」(PHP新書)読了。著者は産業心理学、交通心理学、人間工学の観点から安全問題に取り組んでいる人です。追突防止機能などが装備されたより「安全な」車ほど却ってスピードを出し、車線変更を繰り返す、
玉村豊男「隠居志願」読了。エッセイスト、画家そしてワイナリーオーナーでもある著者の最新エッセイ集。最近この人の著作はちょっとご無沙汰だったのですが、9月の長野旅行時にこの人のワイナリーを訪ねたのをきっかけにまた読んでみることに。楽隠居を目指
青崎有吾「体育館の殺人」読了。第22回鮎川哲也賞受賞作で、受賞者は21歳の現役大学生とのこと。本格+学園ミステリーですが、題名からもわかるように綾辻行人の「館シリーズ」のパロディにもなっています。選考者も指摘しているように、本格ミステリーと
道尾秀介「ノエル」読了。昨年「月と蟹」で直木賞を受賞した作家の作品。緩やかにつながった3篇の中篇が収められています。さすがに今もっとも注目を浴びる作家だけに素晴らしい出来ばえしかしどうやったらこんな作品が書けるのか今日のランチ
栗田哲也「数学による思考のレッスン」(ちくま新書)読了。「考える力」の精髄は、論理性でなく想像力にある−本書では、算数・数学を中心とした歯ごたえのある問題を通じて、思考に際して頭の中で起きていることを自覚し、自らの思考力をどうすれば伸ばせる
ガイ・カワサキ「『革命家』の仕事術」読了。著者は、アップルの元チーフ・エバンジェリスト。古くからのマックファンにはおなじみの人ですこの本では、革命的アイデア、革命的商品の生み出し方、広め方を述べています。相変わらずユーモアたっぷりで
塩野米松「ネジと人工衛星 世界一の工場町を歩く」(文春新書)読了。工場密度日本一の町・東大阪市高井田では、ネジ、バネ、パチンコ玉から新幹線・航空機の部品、小型人工衛星まで多彩な製品が生み出されています。「モノ作りニッポン」を支える最高の技術
福田和代「宇宙(そら)へ」読了。神戸大学工学部卒、元システムエンジニアという経歴と緻密な取材に裏付けられた作品で人気を得ている作家の最新作。ときは2031年、「宇宙エレベーター」の運行にかかわる技術者らを主人公とした近未来SFの連作短編集。リ
西多昌規「今の働き方が『しんどい』と思ったときのがんばらない技術」読了。著者は精神科医であり、企業産業医としての活動もしている人です。副題に「完全主義を手ばなす35の処方箋」とあるように、度を越した「完全主義」をやめ、効率的に仕事をするため
羽田圭介「盗まれた顔」読了。一昨年に芥川賞の候補になるなど、これまでは純文学系統の作品を書いてきた著者ですが、この最新作は一転エンタメ作品。最近テレビなどでも紹介されている「見当たり刑事」(人通りの多い場所に立ち、指名手配犯をじっと探し続け
大沢在昌「獣眼」読了。人気エンタメ作家の最新ハードボイルド長編。本名も素性も不明なボディガード・キリ。今度の警護対象は17歳の少女で、期間は一週間。少女には特殊な能力”神眼”を持っていた...さすがにエンタメの第一人者、500ページを超える
村上隆「創造力なき日本 アートの現場で蘇る『覚悟』と『継続』」(角川Oneテーマ21新書)読了。世界的に有名な現代美術アーティストによる世界で戦うための戦略論。現代美術アーティストとして成功するための戦略などはかなりショッキングな内容現
玖村まゆみ「凸凹サバンナ」読了。昨年度の江戸川乱歩賞受賞作家の受賞第一作は連作短編集。法律事務所を開業したばかりの男性が主人公の、コミカルでかつシリアスなリーガル・ミステリー。思わぬ展開にちょっとびっくりですが、楽しんで読めました9月