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日記一覧

國貞文隆「やはり、肉好きな男は出世する ニッポンの社長生態学」(朝日新書)読了。300人以上の経営者を取材してきた著者が、出世する男の共通点から、社長の仕事量、稼ぎ、私生活まで、その「生態学」を説いています。かなり興味深く読むことができまし

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映画「J・エドガー」
2012年01月30日22:54

佐野眞一「あんぽん 孫正義伝」読了。日本代表するノンフィクション作家による孫正義氏の伝記。現在ベストセラーとなっているようで、書店でも山積みされています。これまでの孫氏に関する本ではあまり触れられていなかった彼のルーツ、特に父親に関して詳し

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田南透「翼をください」(東京創元社ミステリーフロンティア)読了。著者はこれが単行本デビューとなる作家で、嵐の孤島で起こる殺人とその犯人当て、というまさに本格ミステリーの王道といえる作品です。とてもデビュー作とは思えない筆力を持った作家で、今

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遠田潤子「アンチェルの蝶」読了。2009年に日本ファンタジー大賞を受賞してデビューした作家のサスペンス長編。劣悪な環境から抜け出すため、罪無き少年は恐るべき凶行に及んだ。25年後の夜、大人になった彼に訪問者が。それは救いか、あるいは悪夢の再来か

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吉川晃司「愚 日本一心」読了。東日本大震災後、石巻で匿名でボランティア活動を重ねていた吉川。その後「日本一心」を掲げ、収益の全額を寄付するために21年ぶりのCOMPLEXの再結成ライブを東京ドームで敢行(参加しました手(グー))。彼の「愚直」な生き方

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石井光太「ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死」(NHK出版新書)読了。気鋭のノンフィクション作家が、遺体の冷凍空輸、韓国系教会によるホームレス支援、夜逃げ保障尽きの結婚紹介所など、在日外国人たちの知られざる生態を紹介しています。日本

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東野圭吾「歪笑小説」(集英社文庫)読了。文庫オリジナルの短編集。出版業界に内幕を暴露するブラックユーモア連続小説です。小説好きの方にはお奨め指でOK「巻末広告」も含めてかなり笑えますウッシッシ今日のランチは社内のマイミクさんと、会社の隣にある某

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速水健郎「ラーメンと愛国」(講談社現代新書)読了。ラーメンから現代史を読み解こうというかなり興味深く、スリリングな試みに挑戦した本です。ラーメンとアメリカの小麦戦略、ラーメンと日本のノスタルジー、国土開発とご当地ラーメン、ラーメンとナショナ

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澤宮優「打撃投手 天才バッターの恋人と呼ばれた男たち」読了。打撃投手(バッティング・ピッチャー)というプロ野球の裏方に光をあてるスポーツ・ノンフィクション。バッティング・ピッチャーというと、現役を続きえられなくなった投手の引退後の仕事のひと

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相生かきまつり
2012年01月22日23:05

白石一文「幻影の星」読了。2010年に傑作「一瞬の光」でデビューし、2010年には直木賞を受賞した作者の最新長編。郷里を離れ、東京で酒造メーカーに勤める若い男性。震災後に起きた不思議な出来事をきっかけに、ある女性の顔が頭に浮かぶ……かなり不思議な(

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大阪モーターショー
2012年01月21日22:59

法坂一広「弁護士探偵物語 天使の分け前」読了。2012年「このミス」大賞受賞作品。福岡を舞台に、弁護士が自分に掛けられた殺人容疑を晴らすために、闇に葬られた事件の真相に迫るが...4名の選考委員の選評がラストに掲載されていますが、相当紛糾したと

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大沢在昌「鮫島の貌(かお)」読了。超人気の「新宿鮫」シリーズ初の短編集。昨年に第10作目の長編が出版されたばかりですが、続けてこの短編集の刊行は嬉しい限りウッシッシ10篇の短編が収録されていますが、以前発表されていた「こち亀」の両さとのコラボ

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Team医療3.0「スマホ、タブレットが変える新IT医療革命」(アスキー新書)読了。Team医療3.0とは、次世代IT環境を駆使して現場の業務革新から新しい「仕組み」を創り出すべく集う医療従事者の集団です。この本では、誰もが使えるiPhone、iPad、クラウドなどを

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鯨統一朗「努力しないで作家になる方法」読了。作者は覆面作家で経歴も素顔も秘密のミステリー作家ですが、これはそんな作者のまさかの自伝的小説。ミステリー作家としてデビューするまでの半生が書かれています。タイトルには「努力しないで」とありますが実

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川端幹人「タブーの正体! マスコミが『あのこと』に触れない理由」(ちくま新書)読了。筆者はかつてあのスキャンダル雑誌「噂の真相」(私も購読していましたウッシッシ)で副編集長を務めていたジャーナリスト。どれだけ重大な事実でもマスコミが口を閉ざし

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日本経済新聞社編「ヒットの経営学」読了。「つい手に取ってしまう」「また買いたくなる」様々なヒット商品に関して、その誕生の秘密をキーマンたちに言葉から探る本です。様々な分野のヒット商品が多数紹介されていてとても興味深いものがあります。通販で大

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綾辻行人「奇面館の殺人」(講談社ノベルス)読了。新本格派の第一人者の一人である作者の人気「館」シリーズの最新作。吹雪で孤立した館内での殺人+前代未聞のシチュエーションというまさに王道の設定あっかんべー400ページを超える大作ですが(「館」シリーズと

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木内一裕「デッドボール」読了。2004年「藁の盾」でデビューした作家の最新長編。これが5作目と寡作家ですが、どの作品も独自のアイデアがあり、いつも楽しく読んでいます。この最新作では、「完全誘拐」を計画した男たちが殺人の濡れ衣を着せられる、という

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蓮見圭一「別れの時まで」読了。2001年に「水曜の朝、午前三時」がベストセラーとなった作者の最新長編恋愛小説。出版社で編集者を務める主人公は、手記募集で応募してきた女性に関心を持ち面接するが、彼女は女優であり、その波乱の人生に興味を持ち交際を始

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廣中直行・遠藤智樹「『やみつき』の力」(光文社新書)読了。筆者らは師弟関係にある心理学者。何かにはまり、のめり込むという「やみつき」について、そのポジティブな面に焦点を当て、人間の成長には「やみつき」が必要である、と説く、健全な「やみつき」

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松下茂典「日本シリーズの決定的瞬間 その時、指揮官は何を決断したか」(双葉新書)読了。79年の古場・広島 vs. 西本・近鉄、83年の広岡・西武 vs. 藤田・巨人、89年の藤田・巨人 vs. 仰木・近鉄など、日本シリーズの名勝負について、指揮官である監

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お手軽蒸しパンに挑戦
2012年01月10日22:53

水谷竹秀「日本を捨てた男たち フィリピンに生きる『困窮邦人』」読了。2011年の開高健ノンフィクション賞受賞作。居場所を失った日本を捨ててフィリピンに飛んだ男たち。そこで待っていたのは究極の困窮生活。しかしフィリピンは彼らを見捨てなかった...

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いよいよ明日は仕事初め
2012年01月09日22:52

宮本輝「慈雨の音 流転の海 第6部」読了。宮本輝のライフワークである大河小説「流転の海」の4年ぶりの最新作。戦後の50年代終わりから60年代始めにかけての「松坂熊吾」一家の暮しぶりが描かれています。早く続きを読みたいのですが、また数年待たな

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久間十義「黄金特急」読了。しっかりした取材を基にした骨太の経済小説、警察小説で知られる作家の最新長編はITベンチャー興隆期を背景にした経済青春小説。M&A攻防戦などがリアリティを持って描かれており、一気読みの面白さ手(チョキ)今日は私が管理人を勤

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映画「灼熱の魂」
2012年01月07日22:57

玖村まゆみ「完盗オンサイト」読了。第57回江戸川乱歩章受賞作。皇居に侵入し樹齢550年の名盆栽を盗み出すという前代未聞の依頼を受けたフリークライマー。報酬は1億円。空前の犯罪計画は予測不能の展開に...アイデアはちょっと馬鹿馬鹿しいところが

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長崎・佐賀旅行2日目
2012年01月06日23:00

長崎・佐賀旅行2日目。宿の朝食は和食中心のビュッフェでしたが、これが素晴らしかった指でOK露天風呂に続いて、日本人に生まれてきて良かったと思える瞬間わーい(嬉しい顔)今回宿泊した宿(嬉野温泉の「大正屋 椎葉山荘」)は楽天トラベルでかなりの高評価を得ていま

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長崎・佐賀旅行一日目
2012年01月05日22:55

今日・明日と長崎・佐賀旅行ウインク神戸空港からスカイマークで長崎空港へ(予定より20分ほど遅れて11時ちょっと前に到着)。レンタカーを借りてまずは佐世保(九十九島)へ移動。佐世保名物レモン・ステーキあせあせのランチを取ったのち、九十九島周辺を観

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水原秀策「左足の虹」読了。2004年に「このミス大賞」を受賞してデビューした作家の最新長編。Jリーグ昇格直前のサッカーチームのエースに持ち上がった殺人疑惑。チームの強化部長が真相究明に乗り出すが、事態は二転三転し、そして昇格のかかった試合が始ま

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奥さん家族との新年会
2012年01月03日23:09

フェルディナント・ヤマグチ「結果を出す!NISSANのグローバル仕事術 英語だけではダメなのよ」読了。日本人コラムニストによる日経ビジネスオンラインの人気連載の書籍化。カルロス・ゴーンやGT-R、マーチ、リーフのそれぞれの開発責任者などへのインタビュ

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携帯とデジカメを一新
2012年01月02日23:00

馳星周「淡雪記」読了。ノワール小説の第一人者による長編小説。ハードボイルド小説+純愛小説+ノワール小説、といった感じの小説です。北海道を舞台に、カメラマン志望の若者と知的障害を持った美少女の純愛と破滅を描いています。500ページを超える大作

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