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日記一覧

「もうダマされないための『科学』講義」(光文社新書)読了。「科学と科学でないものの間は?」、「科学不信はなぜ生まれるのか?」、「科学を報じるメディアの問題とは?」などの問題に対して、数人の論客たちが講義形式でわかりやすい解説を与えています。

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映画「アジョシ」
2011年09月29日22:53

柳澤健「1985年のクラッシュ・ギャルズ」読了。長与千種とライオネス飛鳥のコンビ「クラッシュ・ギャルズ」は女子プロレスファンの方以外でもご存知の方が多いと思いのでは。これは彼女たちとそのファンの25年間を描いたノンフィクションです。帯に著名なノ

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最近作ったパン
2011年09月28日22:55

幸田真音「財務省の階段」読了。元債権ディーラーの経歴を生かした経済小説の多い作者ですが、この連作短編集は「ホラー経済小説」というちょっと毛色の変わった作品です。結構楽しんで読むことが出来ました。ちょっと前に、市販の「キャラメル・マキアート」

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週末はライブ2連発
2011年09月27日22:59

北尾利夫「知っていそうで知らないノーベル賞の話」(平凡社新書)読了。著者は、商社勤務時代のストックホルム在勤時以来、アルフレッド・ノーベルやノーベル賞の研究をライフワークとされている人です。この本では、題名にあるようにノーベル賞に関するあま

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ブラッスリー Tooth Tooth
2011年09月26日23:04

デュラン・れい子「今さら英語を勉強しなくても、グローバル・エリートになれる39のルール」読了。著者は、博報堂でコピーライターとして活躍した後、スウェーデン人と結婚、海外でプレス関連の仕事をされている方です。グローバル・エリート(真のグローバル

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遠藤武文「デッド・リミット」読了。2009年に江戸川乱歩賞を受賞してデビューした作家の最新長編。自動誘拐事件に巻き込まれていく5人の者たち。それぞれの事情が明かされたとき、驚愕の真相が...プロットはかなり凝っていて楽しめますが、ラストはちょっ

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グリコピア神戸訪問
2011年09月24日23:00

彩坂美月「夏の王国で目覚めない」読了。帯に有栖川有栖による推薦文「これは途中下車不可能のミステリー・ツアー。終着駅は驚愕と幻惑」とあるように、ミステリー・ツアーを舞台にした本格推理小説です。プロットはかなり凝っており、ラストは結構驚きです

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なぜか昨晩書いた日記が消えてしまってしまっていたのでふらふら、再記入を。今野敏「転迷 隠蔽捜査4」読了。本格警察小説シリーズとして人気の「隠蔽捜査」の最新長編。現役外務省官僚刺殺事件、元外務省官僚のひき逃げ死亡事件、麻薬捜査での厚生労働省との

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海堂尊監修「救命 東日本大震災、医師たちの奮闘」読了。東日本大震災の直後から現地で被災者の診療や犠牲者の法医鑑定にあたった9人の医師たちのドキュメンタリー。自ら被災しながらも被災者の診療に奮闘した医師たちの壮絶な現場が語られています。多くの

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週末はグリコピア神戸へ
2011年09月21日22:59

台風15号は日本のあちこちで様々な被害を起こしているようですね。関東地方は交通網が大きな影響を受けて大変のようふらふら林良祐「世界一のトイレ ウォシュレット開発物語」(朝日新書)読了。著者はTOTOにて長年に渡りウォシュレットの開発に携わってきた

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伊原春樹「二流選手から一流指導者へ」読了。筆者は、西武黄金時代(広岡監督、森監督時代)に「名三塁コーチ」として知られた元プロ野球界の人物です(巨人の原監督のもとでも三塁コーチを務めていましたね)。現役時代の実績がほとんど無かった人がどのよう

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有栖川有栖「真夜中の探偵」読了。本格ミステリーの代表作家による最新書き下ろし長編。探偵行為が禁止された架空の国を舞台にした「闇の喇叭」に続く第2弾。トリックの部分はいまひとつ?、といった感じですが、ストーリー全体としては結構楽しめました

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太田忠司「無伴奏」読了。13年振りとなる探偵「阿南」シリーズの最新長編。認知症が進んだ父親が漏らした「殺してしまった」という呟き。それが元になって阿南は予想もしなかった両親の謎に直面することになる...帯に「著者の現時点における最高傑作」と

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二階堂黎人「東尋坊マジック」読了。二階堂黎人の最新長編は、イケメンにして博学な名探偵「水乃サトル」シリーズ。東尋坊で起こった銃殺事件と、20年以上にもわたる猟奇連続殺人の二つに水乃サトルが巻き込まれる。そしてあっと驚くラストが...本格ミス

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伊藤滋之「あの実況がすごかった」(メディアファクトリー新書)読了。作者は20年以上のキャリアを持つ放送作家です。手掛けた番組の8割以上がスポーツ番組である作者が、オリンピック、W杯、プロ野球などにおける忘れがたい名勝負とその舞台裏のエピソー

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吉本佳生「無料ビジネスの時代 消費不況に立ち向かう価格戦略」(ちくま新書)読了。最初は無料で商品やサービスを提供しながら、最終的には利益を得ようとする「無料ビジネス」。この本では、「無料ビジネス」の仕組みを説明するだけでなく、なぜ今の時代に

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二階堂黎人編「密室晩餐会」読了。本格ミステリー作家二階堂黎人編集による若手の注目本作家の密室モノばかりを集めた短編集。6人の新世代本格ミステリー作家の作品が収められています。がちがちの本格ミステリーばかりなので、結構読者を選ぶと思いますが、

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江上剛「奇跡のモノづくり」読了。企業モノ小説で知られる作者による、日本のモノづくりを紹介したドキュメンタリー作品。キッコーマン、本間ゴルフ、クラレなどにおける「熱い」モノづくりの現場が紹介されています。日本のモノづくりが危機的な状況に陥って

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吉田たかよし「仕事力のある人の運動習慣 脳細胞が活発になる二倍速生活」(角川ONEテーマ21)読了。作者はユニークな経歴(NHKアナウンサー、自民党幹事長公設第一秘書、医師など)やテレビのコメンテーターとして著名な人です。この本では「運動と脳科

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姪っ子ピアノ発表会
2011年09月11日23:03

新堂冬樹「硝子の鳥」読了。ノワール小説だけでなく、純愛小説などでも知られる作家の最新長編。彼にとって初の警察小説です。美人公安女性刑事と新宿の悪徳刑事が、コリアン・マフィア、ヤクザ、警察OBらとの暗闘に巻き込まれる。果たして二人の運命は..

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東野圭吾「マスカレード・ホテル」読了。「麒麟の翼」「真夏の方程式」に続く東野圭吾作家生活25周年記念特別刊行の第3弾。不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテル。しかし容疑者もターゲットも不明。事件解決のために一人の刑事がホテルのフ

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見城徹・藤田晋「憂鬱でなければ仕事じゃない」読了。幻冬舎社長の見城氏と、アメブロで知られるサイバーエージェント社長の藤田氏によるビジネス書。少し前の「カンブリア宮殿」に両氏が揃って出演し、この本を紹介しているのを見て面白そうと思い購入しまし

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岸宣仁「ロボットが日本を救う」(文春新書)読了。ホンダの「ASIMO」に代表されるように、日本のロボット技術は介護、医療、災害対策等、多くの分野で欧米の先進国を凌駕しています。しかし今、国際標準の規格争いが激化し、このままでは携帯電話の二の舞に

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神戸スイーツ学会
2011年09月07日22:56

台風が過ぎ去った後、昼間は暑いですが朝夕は涼しいという秋らしい天候になりました。空気も乾燥していて気持ちいいですねウインク結城充考「衛星を使い、私に」読了。2008年に「プラ・バロック」で日本ミステリー大賞新人賞を受賞以降、ハードボイルド系の佳作

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角幡唯介「雪男は向こうからやって来た」読了。作者はデビュー作「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」で、開高健ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞したフリーライターです。これは彼も参加して「ネパール

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ロバート・ホワイティング「野茂英雄 日米の野球をどう変えたか」(PHP新書)読了。90年発表の「和をもって日本となす」や2000年発表の「東京アンダーワールド」のベストセラーで知られるフリー・ジャーナリストによる野茂英雄に関するドキュメンタ

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台風の中、今週も朝食会
2011年09月04日22:56

深谷忠記「無罪」読了。近年は社会派本格ミステリー長編を多く出版している作家の最新長編ミステリー。本作では刑法39条(心神喪失者の罪は罰しない)をテーマに、被害者、加害者双方の苦悩と葛藤を描いています。ラストはもう一ひねり欲しかったかも

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曽根圭介「藁にもすがる獣たち」読了。2007年日本ホラー大賞短編賞と江戸川乱歩賞をダブル受賞し、一躍有名になった作家の最新長編。大金の入った忘れ物のバッグをネコババしようとする初老の男性、暴力団に大きな借金をして返済に窮する悪徳刑事、そしてFX

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武田英二「脳からストレスを消す食事」(ちくま新書)読了。著者は臨床栄養学を専門とする大学の先生です。この本では最近よく言われている脳に良い食事、いわゆる「ブレインフーズ」を取り上げています。「肉よりは魚を」などあまり目新しいことは述べられて

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津原泰水「11 Eleven」読了。幻想的な作風で知られる作者の最新短編集。題名どおり、11の作品が収められています。正直、かなり読み手を選ぶ作品だと思いますが、一風変わった幻想小説・SF小説好きな人にはお勧めかもあせあせ午前中は三田に出張。あまり雨

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