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日記一覧

観たい映画がたくさん
2011年08月31日23:02

神戸では台風の影響か、お昼辺りから強風が吹いています。夕方以降、雨もぱらついたり。明日は午前中に三田市に出張なので、お天気がちょっと心配冷や汗8月も今日で終了、明日からもう9月ということでなんとなく秋の気配が。芸術の秋、と関係あるかどうか知

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井上鑑「僕の音、僕の庭」読了。作者は、作曲家、アレンジャー、キーボード奏者として著名な人なのでご存知の方も多いかも。私たちの年代ですと、寺尾聰のアルバム「Reflection」(「ルビーの指輪」「Shadow city」などを含む名盤)が有名ですし、最近は福山

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マーブル模様パン
2011年08月29日22:52

コリン・ジョイス「『ニッポン社会』入門 英国人記者の抱腹レポート」(NHK出版生活人新書)読了。5年ほど前に出版された本ですが、ロングセラーを続けている本です。外国人による日本レポートはよくありますが、ユーモアのセンスが素晴しいのと、独自の視

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誉田哲也「レイジ」読了。「ジウ」シリーズ、女性警官「姫川玲子」シリーズなどで注目を集めている作者の最新長編は、音楽青春エンターテイメント。中学生でバンドを組んだ少年達がそれぞれプロを目指す過程を描いています。主人公たちの年齢設定が、現在の4

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森詠「彷徨う(さまよう)警官」読了。実力派作家による久々の警察小説。「高校時代に恋人を殺害された男は警察官の道を選ぶ。立ちふさがる時効の壁を越えることはできるのか...」さくさく読み進めることができました。警察小説好きにはお勧め指でOK今日か

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大変だった東京出張
2011年08月26日23:31

一田和樹「檻の中の少女」読了。島田荘司が選者と務める「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の第3回の受賞作。自殺支援サイトによって自殺したとされる息子の死の真実を知りたい、という老夫婦の依頼をもとにあるサイバーセキュリティ・エージェントが調

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映画「モールス」
2011年08月25日23:01

西澤保彦「赤い糸の呻き」読了。ちょっと変な設定のミステリー作品で知られる作者の最新作品はノンシリーズの短編集です。5編の作品が収められていますが、バラエティに富んだ本格ミステリー集となっています。まさに西澤ワールド全開手(チョキ)注目の若手女優ク

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武田邦彦「生物多様性のウソ」(小学館101新書)読了。環境問題、エネルギー問題、最近では原発問題などに関してテレビでコメンテーターを務めることが多い作者ですが、この本では「生物多様性」に関しての独自の考え方を述べています。この人の場合はあくま

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麻生幾「前へ! 東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録」読了。小説「宣戦布告」以来、作者の小説の大ファンになりましたが、この作品は東日本大震災にて震災直後から現地で活動した自衛隊、警視庁機動隊、ハイパーレスキュー隊などの命がけの活動を記録し

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保坂隆「人生の整理術 老いをスッキリ愉しむ秘訣」(朝日新書)読了。「あらゆることを少しずつダウンサイズして、本当に大切なことだけにエネルギーと時間を注ぐ−」私も40代半ばとなり、そろそろ人生後半のことを考えないといけなくなりましたあせあせ

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水生大海「善人マニア」読了。2009年に出版された「少女たちの羅針盤」が今年映画化され、注目を集めている作者の最新作品。真面目で努力家の主人公の女性と、他人をあてにしてばかりいる中学時代の同級生は中学時代にある事件を起こしていた。その二人が

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川瀬七緒「よろずのことに気をつけよ」読了。本年度江戸川乱歩賞受賞作は二人の女流作家のW受賞となりましたが、そのうちの一作。『変死体のそばで見つかった「呪術符」の意味は? 呪いと殺人の謎に文化人類学者が挑む!』と帯にあるように、呪術を扱ったミ

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ブライアン・スウィーテク「移行化石の発見」読了。ダーウィンが進化論を提唱したときに、最も有力な反証となったのは、化石として出土している古代生物と現生生物とをつなぐ「移行期の化石」が見つかっていないということだった。しかし現在そのような「移行

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近藤史恵「サヴァイブ」読了。「サクリファイス」「エデン」に続く自転車小説第3弾ですが、この最新刊は前2作と違って短編集です。今回も自転車ロードレースという日本ではかなりマイナーな競技に賭ける男たちが描かれており、前2作同様、とても楽しめまし

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石倉洋子「グローバルキャリア ユニークな自分の見つけ方」読了。著者は大学卒業後、フリーの通訳などとして活躍した後、米国の大学でMBAなどを取得し、外資系の大手コンサルタント会社を経て、現在は慶応大で教授を務めるという非常にユニークな経歴を持っ

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マンゴー風味パン改良版
2011年08月16日22:52

五條瑛「屍界/Narcotic World」読了。防衛庁に調査専門職として勤務し、主に極東の軍事情報および国内情報分析を担当していたという異色の経歴を持つ女流作家、五條瑛。私はこの人の謀略小説の大ファンですわーい(嬉しい顔)その最新作は、「革命小説」シリーズの第9弾

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映画「ヒマラヤ 運命の山」鑑賞。人類史上初の8000メートル峰全14座完全登頂(無酸素)を成し遂げるなど、登山界のスーパースターであるラインホルト・メスナー。その彼が初のヒマラヤ登頂を実弟ギュンターとともに挑むも、生還したのは本人だけだった...

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服部真澄「天の方舟」読了。発展途上国援助(ODA)のからくりを知ったコンサルタント会社新人女性社員は、みずからその手を汚すことを決意する−ODAの闇の部分を描いた長編小説です。小説(フィクション)としてもかなり楽しめますが、ODAに関してもいろいろと

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安萬純一「ガラスのターゲット」読了。昨年、第20回鮎川哲也賞を受賞しデビューした作家の第2作目の長編。世田谷のレストランで起きた爆破事件と八王子と町田で立て続けに起きた20歳男女の集団死亡事件という三つの事件の関連性は...ラスト(トリック

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大門剛明「共同正犯」読了。2009年に「横溝正史ミステリ大賞」を受賞してデビューした作家の最新長編。姫路の町工場を舞台にした偽装殺人の真相をベテラン刑事と新人刑事が解き明かす、というストーリーのいわゆる社会派ミステリです。なかなか楽しめまし

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バーニャ・カウダ
2011年08月11日22:38

日本経済新聞社編「東日本大震災、その時企業は」(日経プレミアシリーズ)読了。「東北大震災という未曾有の災害に直面したときに、経営トップは、現場の社員はどう判断し、どう動いたのか」地震4分後に対策会議を開始した日本IBMや災害サイトを2時間で立

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奥田英郎「我が家の問題」読了。奥田英郎の最新作は家族の問題をテーマにした短編集。完璧すぎる妻のおかげで帰宅依存症になってしまった男性により語らる作品や、両親が離婚しようとしていることに気が付いてしまった女子高生により語られる作品など計6篇が

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「日本発21世紀デザイン」(日経デザイン編)読了。この10年間に日本で生まれ、日本のみならず世界的なスタンダードとなった11製品のデザインが紹介されています(プリウス、エネループ、日産キューブ、などなど)。製品は理性に訴える性能も大事ですが

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小宮一慶「神様のサービス 感動を生み出すプラス・アルファの作り方」(幻冬舎新書)読了。30年連続で総合評価一位の旅館「加賀屋」、訪問販売無しで他店の2倍売る「ホンダカーズ中央神奈川店」、膨大なマニュアルと教育でアルバイトの質を高めるTDRなど

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田舎からの果物の贈り物
2011年08月07日23:01

門前典之「灰王家の怪人」読了。一貫して本格ミステリーの作品を発表している作者の最新長編。この作品は密室ミステリー+倒述という、これぞ本格派ミステリーウインク本格派好きの人にはかなりのお勧め指でOK先月後半に沖縄(石垣島)に旅行したときに、果物(

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みなと神戸花火大会
2011年08月06日22:46

佐々木譲「密売人」読了。人気の「北海道警察」シリーズの第5弾。同時期に見つかった函館の病院での転落死体、釧路の漁港での水死体、小樽の湖畔での焼死体、そして札幌で起こった女児に連れ去り事件は、始めはなんの繋がりも無いように見えたが実は...抜

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映画「復讐捜査線」
2011年08月05日22:56

貴志祐介「鍵のかかった部屋」読了。「黒い家」などのホラー小説で知られる作者ですが、この最新作は密室トリックをテーマにした連作集で、短編4つが収められています。作者には珍しくユーモア・ミステリーの形を取っており、さくさく読み進めることが出来ま

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万歩計支給されましたが
2011年08月04日22:53

石持浅海「ブック・ジャングル」読了。閉鎖された市立図書館に忍び込んだ若い男女5人を毒針などを備えた小型ラジコンヘリが襲う。知力と体力の限りを尽くしての攻防戦が始まった−というユニークな設定の長編小説。意外な犯人も含めて結構楽しめました指でOK

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黒糖パン
2011年08月03日22:45

下川裕治「『生き場』を探す日本人」(平凡社新書)読了。閉塞感漂う日本で「行き場」を無くした中高年が成長著しいアジアに「生き場」を探している、と帯にあります。日本で仕事を見つけられなかったり、リタイア後生きがいを見つけられない人たちがタイなど

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岡井 崇「デザイナーベイビー」読了。前作「ノーフォールト」がTVドラマ化(「ギネ 産婦人科の女たち」)された現役産婦人科医による医療ミステリー第2弾。帯に「生殖医療の光と闇を描く問題作」とあるように、体外受精、遺伝子操作、クローン技術、代理母

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