読書日記「蚤の親方」E.T.A.ホフマン 作主人公は実業家の息子であり、膨大な資産を持ちながら30代にして女性恐怖症、家から一歩も出ないオタク青年である。寄り添うのは顕微鏡技術者によって曲芸師とされていた蚤の親方。虫のくせして実はかなりの人間通であ
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読書日記「劇場」ミハイル・ブルガーコフ 作ブルガーコフ自身の作家人生をモデルに描かれた晩年の未完作品。第二部に入ったところで終わっているが、それまでの第一部の展開だけで充分面白い。主人公は作家として一部識者の目に止まり、劇作家としても作品が
読書日記「引き潮」スティーヴンスン 作エンターテイメント小説でありながら、そのまま時代を超えてしまうスティーブンスン作品。タヒチの港からスクーナー船と積荷をだまし取った落ちぶれ3人組。積荷の密売計画は頓挫するが、流れ着いた島でさらに危険な人
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