読書日記「月を見つけたチャウラ」ピランデッロ 作さりげない日常などとは正反対の、ひとつひとつ斬新な着想と技巧によって構成された短編集。諧謔味はあるが風刺というものではなく、人生に対する哀感を含んだ奥深いユーモア。解説によるとウモリズモという
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読書日記「第三の魔弾」レオ・ペルッツ 作新大陸を蹂躙しようとするスペイン人コルテス。祖国を追われる身となったドイツ人伯爵グルムバッハ達は、少数ながらもインディオに味方し、インディオの財宝がローマへ渡るのを阻止するべく活躍する。ところがまんま
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