今年も残すところわずかとなりました。毎年お正月はお客様が自宅に大勢見えまして休む暇もなく大忙しで気を遣いすぎてしまう家族の為に今年のお正月は熱海でゆっくり過ごしました。お正月に出掛けると言うのは人生初めて経験となりました。また、お正月料金を
生前父はこれからの日本国及び石原莞爾思想の行く末など話していました。その際、様々なご助言をいただきました。戦後の焼跡から出発した父たちは、戦後の時代を馬車馬のように働き、駆け抜けていきました。よくこのようなことを言っていました。私は、自分の
関東軍参謀を離任した石原莞爾は帰国して、1932年(昭和7年)8月、陸軍兵器本部付となりました。同年9月、外務省事務嘱託に出向を命じられます。これは10月付で、ジュネ―ブで開かれる国際連盟総会の「帝国代表」随員となるための措置でした。代表(
食品加工工場の設置や事業の進め方について、中国政府は厳格な指導を行うことになっています。また、定期的な工場検査などの対策にも取り組んでいます。さらに、一定規模以上の工場の中には「食品衛生加工管理規程」という内部規則を設け、従業員に対する業務
石原莞爾が参謀副長に着任後間もない時であったが、諸官庁のおもだった人の会同席上、星野総務長官が秘書官に耳うちして「こんど着任された石原副長を招待しなければならないと思うが、早速手配してくれ」と命じた。これに対し秘書官が「石原閣下は宴会が嫌い
東條英機の後任として関東軍参謀長に就任したのは、東條英機の同期生であった磯貝廉介でした。磯貝の関東軍の内面指導の考え方は東條と同一で、最初から石原莞爾とは意見が合いませんでした。石原莞爾は「満州の内面指導を協和会に譲渡して、満州国を名実共に
昭和16年7月、近衛首相は駐米野村大使を通じて、日米経済断交についての対策に模索していましたが、遂に内閣総辞職を決行しました。これは対米強硬派の松岡外相を更迭するためで、豊田貞次郎を外相に任命して、第三次近衛内閣を組織して、アメリカとの妥協を
イラク国内に先制攻撃を主張したのはネオコンの存在があったということは誰もが知っていることでしょう。ネオコンと過去の日本国の考えはよく似ていると思う。それは国家を手段とて世界革命を構想するというところです。満州事変は、軍を動かしただけでなく、
石原莞爾は、1914年から1918年の第一次世界大戦を、世界戦争ではなく「欧州大戦」にすぎないとみていました。そして、日米の世界最終戦争が真の「世界大戦」となるとしていた。この日米世界最終戦争を、石原莞爾は「将来戦」としてイメージしています
石原莞爾は、久し振りに満州国に赴任する前に早速、満州の状況に関して視察により、建国当時の協和精神が著しく改悪されていることを知り、これが改革の意欲に燃え、固い決意を以て新京に赴任しました。満州の住民は石原少将の着任を歓迎した。現満州政府の民
1968年12月10日午前9時30分ごろ。強い雨が降りしきるなか、日本信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)の国分寺支店を出た1台の現金輸送車が、東京芝浦電気(現・東芝)の府中工場へと向かっていました。輸送車に詰まれていたのは、工場従業員のボーナス
ニューヨークタイムスは、日本の降伏を報じた1945年8月14日付の紙面に、ドイツ降伏し、我々は勝利してよかった。だが、ドイツ人とは、本来友人でありドイツ人は優秀だから、将来を見据えて、彼らがナチスを排除するなら、我々はドイツの再建に協力していこう
石原莞爾に初めて接した人は、この男だいぶ変わっているなと思うそうです。凡人は初対面で馬鹿にされたように感じて好感を持たないそうです。しかし二度三度と接すると、段々、人間味がわかってきます。度々、接すれば、その偉大な人柄に心をうたれ、敬慕の念
東京裁判酒田軍事法廷が終わったあと、記者が石原莞爾の意見を拝聴したいと、宿舎であった酒田ホテルで会見をしました。「ジェネラルは『マッカーサー軍政は大失敗である』と言われましたが、それは如何なる点でしょうか」との記者の問いに石原莞爾は次のよう
石原莞爾は第二次世界大戦が終わる前から、これは世界が政治的に統一される1つの段階であって、すでに第三次世界大戦が十分に可能だと予想していた。これこそ石原莞爾が説いた人類最後の戦争(世界最終戦総論)です。この大破壊に入ろうとするとき、敗戦を契機
酒田軍事法廷が終わったあと、UP記者ホワイト、それに二世の通訳1人が「ジェネラルのご意見を拝聴したい」と言って、石原莞爾の宿舎であった酒田ホテルで会見しました。いずれも軍事法廷に於ける石原莞爾の態度に感激した人たちです。「ジェネラルは先ほど法
昭和22年5月1日と2日、酒田臨時法廷に石原莞爾将軍を召喚した。山形県の酒田市商工会議所はものものしい空気につつまれた。極東軍事裁判が出張して、臨時法廷を開き、証人として石原莞爾の訊問をしようというのです。裁判官の一行は判事、弁護士、速記者、通