最近電車の中で読んでる文庫本はかなり古いもので、文字が小さい。おまけに電車の中は薄暗い。本を顔からどんなに離しても字がよく見えない。というわけで、おもむろにカバンからリーディング・グラス(老眼鏡とも言う)を取り出し、それをかけて本を読んでい
いくらなんでも暑すぎる。うちから駅に行くまでの間、自転車に乗りながらこの暑さをなんとかしようと考え、頭の中に涼しい音楽を流すことにした。ところが、流す音楽の選択を間違え、結局よけいに暑くなっただけだった。暑苦しい音楽というのは沢山あるけど、
「五十にして天命を知る」という人もいれば、僕のように「五十にして何も分からず」という人もいる。というわけで、ついに50歳になってしまった。実は50歳になるのは初めての経験なのだが(そりゃそうだ)、50というインパクトは思った以上に大きい。こんなに