UAEで日仏を押しのけ受注に成功した韓国。この一件は世界的にも衝撃的であった。当の韓国が狂喜したことは前にも書いた。しかし、受注成功してから色々とミソが付き始める。まず米ウエスティングハウスからAPR1400型原子炉の輸出について、差し止め
韓国の原発はアメリカやカナダ、後にはフランスもだが、すべて純輸入によって始まったものだ。やがて1980年代になると、原子炉の国産化が計画されるようになった。そこで技術支援のパートナーとして選ばれたのが米コンバッション・エンジニアリング社であ
日本に近くて、事故が起きた場合に偏西風に乗って放射性物質が大量に飛んできそうなのが韓国と中国の原発だ。この2か国の原発事情というのも日本人としては知っておくべきだと思う。ということでしばらくは中韓の原発事情について書いてみたいと思う。韓国の
原発大ブームである。え?何言ってんの?と思われるだろう。だがこれは日本の話ではない。世界全体としての話だ。日本では確かに原発は逆風だ。福島であれだけの事故が起きたのだから当然である。しかし、世界全体としてみたときはそうではないのだ。むしろ、
ユーチューブなどの動画サイトで、エネルギー問題を取り上げたテレビの内容とかが良くアップされているので見ることが多い。最近もよく見る。しかし日本の番組の場合、ほぼ全てが2013年までのものなんだよね。2014年以降のものがほとんどない。もはや
8月ももうすぐ終わる。夏の暑さも峠を過ぎた感じだろう。今年もなんだかんだで電力は足りた。川内は再稼働したけど他は止まったままだ。結局原発が無くても電力は足りる。今のところは。いつまでも続くか、というとどうだろう。老朽火力をフル稼働させること
再生可能エネルギーは日本においては現状まだ力不足である。例えばカナダやノルウェーのように水力に恵まれた国、デンマークのように風力に適した国、スペインのように太陽エネルギーが豊富な国。こういうところでは再生可能エネが大いに活用されている。しか
電力の消費量というのは、昼間と夜間とでは違うし、季節によっても違う。東京電力の統計値によると、最も電力消費が多いのは7月〜8月の盛夏の時期。最も消費量が少ないのは4月〜5月の時期だ。1日の時間帯では、午後1時〜4時の時間帯がピークであり、午
地熱発電も技術的にはまだまだ発展途上で、前述した3つ目の高温岩体やマグマを利用した方式が技術的に可能となれば、机上の計算では日本の現在の消費電力総量を地熱だけで賄ってさらにお釣りが出ると言われている。そういう意味ではすべての再生可能エネの中
太陽光、水力、風力、バイオと見てきた。最後は地熱である。地熱とは火山の源であるマグマの熱エネルギーを利用するものである。火山国である日本は地熱資源に恵まれてそうである。実際はどうなのか?ジャーン!画像は世界地熱資源量ランキングだ。日本は堂々
エネルギー源として使えそうな藻類や微生物は他にもあるぞ。神戸大ではボツリオ君の一種という榎本藻という藻が研究されている。ボツリオ君と同様光合成を行う藻だが、ボツリオ君に比べると増殖するスピードが非常に速いのが特徴だそうだ。この榎本藻に関して
石油を生み出す藻類の研究は日本とアメリカが中心。特に日本の筑波大は有名。ボツリオコッカスという藻とオーランチオキトリウムという藻の2つが現在脚光を浴びている藻である。この2つの藻が石油を作り出すのである。油を採取するための植物栽培は現在でも
今一つ地味ながら、これぞ再生可能エネルギーといえるものがバイオエネルギーだ。人間がモノからエネルギーを取り出すのに一番多いのが燃やすということだが、モノが燃えるということはすなわち酸化するということであり、石油などのエネルギー源は水素または
エネルギーの輸入依存度というデータがある。これを見るとどの国がエネルギー資源を海外にどれだけ依存しているかがわかるわけだ。日本は輸入依存度95%である。これは韓国と並んでダントツである。韓国は97%で日本よりも依存度が高い。ただしこのデータ
中国では爆弾以外のものは何でも爆発する。携帯電話、トイレ、下水道、道路、冷蔵庫、ビール、スイカ、トマト、テレビ、そして女性の乳房。工場だとか石油パイプラインなんかの爆発事故なんて日常茶飯事で珍しくもなんともない。天津で起きた爆発事故。動画を
風力発電は地上から洋上へ、さらには浮体式へと技術が進んで行っている。わけだけど、アメリカのベンチャー企業がとてつもないものを開発中だという。何と何と「空中浮遊式風力発電」なんだそうだ。マジかよ!そんなのが可能なのか?なんだかジェット機のエン
日本では自然エネルギーというと太陽光発電、という感じになってるけど海外ではむしろ風力。まあ水力は別格扱いということで。しかしながら日本ではイマイチ盛り上がってこないですな。日本は風向きも風の強さも安定しないから難しい。台風なんてのもあるし。
2011年の原発事故以降、太陽光発電の導入がブームと言っても良い状態になった。そこで現在の太陽光発電の発電量ってどれくらいなんだろう?と検索してみても、なかなかそのデータを見つけられない。発電量の統計ってのは電力会社の集計値がベースになって
さてさて、原発の再稼働ということになると、安全性の問題については新たな規制基準をとりあえず信じるしかない、とするのは良いと思う。まあそれしかないから。しかし問題は「使用済み核燃料」どうすんの?ってことだ。こっちのほうはまだ何の解決策も打ち出
九州電力川内原発1号機が再稼働した。原子力規制委員会が福島の原発事故を受けて、新しく制定しなおした安全性基準。これの適用第1号ということになる。安倍総理は以下のように述べている。「九州電力においては、安全確保を第一に万全の体制で再稼働に臨ん
河川以外にも水が流れるところは至る所にある。水道がその一つだし、水を多く使用する工場なんかもそうだ。こうした場所で小水力発電をやる分には河川法なんか関係ない。最近良く聞くのが下水処理場に小水力発電を導入するということだ。下水から汚泥を取り除
中小水力の話をする。日本の法制度では出力10万KW以下を中小水力と定義している。こうした小型の水力発電はダムなどの大掛かりな建造物が必要無く導入しやすいが、日本には河川法という法律があって、河川の水を勝手に利用するのは禁じられているのだ。河
再生可能エネの中でも太陽光と並んで最も利用しやすいのはが地中熱なんじゃないかと思う。地中熱というのは何かというと、10m以上深い地下になると、温度が年中通して、15℃くらいで不変である。この温度は夏の気温よりも低いし冬の気温よりは高い。これ
この季節になると毎年のように、電力供給予備率とかが話題になる。真夏の午後2時3時というのが東京あたりでは年間通して消費電力が最大になる時間帯だ。ピークになっても供給不足に陥らないための指標値として使われている。これを余裕持った数値にするには
大間原発と函館の関係について書いたが、同じような問題は韓国や中国の原発と日本という関係にも当てはまる。まあ福島の事故の際には、中国や韓国がギャアギャア言っていたが、逆もまた真なりというところか。中国なんかは今後2〜30年で200基以上も新規
日本の原発は1970年から稼働が始まった。45年も昔の話である。原発の設計上の耐用年数は40年とされている。すでに過ぎてしまっている。そういう老朽原発、つい先日老朽原発5基の廃炉が決定した。敦賀1号機(運転開始1970年)、美浜1号機(運転
2022年の冬季五輪の開催地が北京に決まったそうだ。良かったね北京市民の皆さん。2008年に夏季五輪を開催してからたったの14年で今度は冬季五輪。中国国民はこれで世界の超一流国!と喜んでいるという。まあ良いんじゃないか。せいぜい喜べ。しかし
東京五輪のメイン会場になる新国立競技場が問題になっている。建設費が当初の見積もりから数倍になってしまっている。もともと五輪招致の際は、日本人の知恵でコンパクトで低予算な五輪を、というのが売り文句だったハズ。予算見積もりも7000億円程度でし
使用済み核燃料の問題なんてのは最初からわかっていたことで、これをどうするか?というのは実はあまり真面目に考えてこられなかった。と書いてしまうといささか乱暴だが、問題先送りにされてきたのは間違いないところだと思う。まあこの点は日本だけの問題で