食べ物の旨味は腐れば腐るほど旨味が増す、と書いた。とはいうもののものには限度というものがあって、第一腐敗臭がひどくなるし細菌が増加するから食べると腹を壊す。下手すりゃ食中毒で死ぬことにもなりかねない。というわけで、これ以上はもはや「腐った」
いよいよ本家本元のクルマエビ属だ。この属にはクルマエビ1種しかない。というわけでクルマエビの話だ。高級天ぷらダネとしてあまりにも有名なクルマエビである。体長15センチほどの中型のエビ。クルマエビ科は総じてメスのほうがオスよりも大きくなり、ク
タイショウエビは天然物のエビとしては最も漁獲量の多いエビだということだ。現在では養殖もののエビに押されて影が薄くなってしまっているけど、オイラも子供の頃はエビフライは大好物だったし、さんざんお世話になったエビということなんだろうな。さて残り
フトミゾエビ属。東日本の住民にはほとんど馴染みの無いエビと言えるのではないだろうか。日本でまとまった漁獲量があるのはフトミゾエビくらいなのだが、このエビは北限が能登半島である。そして北に行けば行くほど小さくなる。なので主に消費されているのは
続いてはヨシエビ属。この属では、ヨシエビ、シバエビ、モエビの3種が日本で市場に流通している。この辺までくると良く知っている名前のエビが挙がってくるね。モエビというのは馴染みが薄い。このエビはヨシエビと良く似ていて、獲れる地域もだいたい同じな
続いてはサルエビ属。日本で流通しているのはこの属の中ではサルエビだけのようだ。サルエビもいわゆる「小エビ」の一つであり、日本では小エビの中の代表格となっている。このエビもクルマエビ科の例に漏れず、西日本で多く獲れるエビである。大阪では小エビ
天然ガス購入価格を石油の価格に連動させる契約をしているのは日本だけではない。韓国や中国は、日本のマネをして同様の契約で購入している。しかしながら、中国は日本の半値以下、韓国も日本より4割ほど安い価格で購入している。なぜこういうことになってい
さて島国である日本はどうか。日本にはご存知のように海外からのパイプラインなんてものは無い。つまり日本は液化天然ガス、つまりタンカーによる輸入100パーセントなわけだ。だから状況としては石油とそんなに変わらないわけである。ただ石油と違うのは、
天然ガスは早い話がメタンガスである。化学式でいうとCH4だ。炭素が1個に水素が4つくっついた、最もシンプルな有機化合物、炭化水素である。石油とか石炭とか、他の化石燃料も基本はこの炭化水素なんである。化石燃料の中でも天然ガスは最も環境負荷が低
将棋のコンピュータ対プロ棋士の対戦、電王戦FINALというのが行なわれている。5対5の対戦で行なわれるが、その第1局が先日行われて、プロ棋士側の斉藤五段が勝利。この電王戦は以前にも何回か行なわれていて、コンピュータ側が大きく勝ち越している。
ジャパンプレミアム。この用語はもともと1990年代末、長銀や拓銀の破綻など金融危機に陥った日本が、海外から資金を調達する際に、通常金利に上乗せされた金利のことを指していた。金融危機国にカネを貸すのは信用ならんから金利上乗せ、というわけだ。現
原発の再稼動問題は、日本政府に課せられた重大な問題だ。なぜかというと、原発事業そのものが「国策」であるということからだ。原子力発電を推進するということは、電力会社が決めたことではなく、日本政府、当時の通産省が決定したことだからだ。当時電力会
九州電力は4期連続の赤字となる見込みだ。それもこれも原発を動かせないためで、原発さえ稼動できれば黒字化できると言われている。そりゃあ九州電力のお偉いさんがたが、原発再稼動に向けて血眼になるのも当然だと言うことだ。エネルギー資源を輸入にほぼ全
クルマエビ科アカエビ属。エビというのはイセエビなんかもそうだけど、概して赤いものが多い。その中でアカエビ属なんて名前がついているのだから、さぞかし赤いのだろう。クルマエビ科はだいたい20センチ前後になるものが多いが、アカエビ属のエビは10セ
戦略爆撃というのは、相手方に「これは敵わん」という気持ちを植えつけさせるのが大きな目的の一つだ。現在なら核ミサイルがその役割を担っている。第二次大戦当時は長距離大型爆撃機だった。B29の名を知らない日本人はほとんど居ないはずだ。それよりも以
前に初稼動から40年以上経過した老朽原発5基が廃炉の方針で検討されている、ということを書いたがそのうちまず敦賀原発1号機の廃炉がほぼ本ギマリになったという。この原発は、1970年の大阪万博の際に万博会場へ送電し、「夢のエネルギーが万博に!」
原発事故は4年だが、こっちは70年だ。70年前の1945年3月10日は東京大空襲の有った日である。一夜にして東京の下町は火の海になり、犠牲者は10万人にも上ったという。この犠牲者数は長崎の原爆よりも多い。広島の原爆は東京大空襲よりも多く、1
2011年3月11日の東日本大震災により引き起こされた福島第一原発事故から、はや4年が経とうとしている。普通どんな大事件でも4年も経てば、記憶が薄れてしまうものである。しかし、この原発事故が未だに強く記憶に残っているのは、4年経っても未だに
ドイツのメルケル首相が来日する。ウクライナ情勢での日本との協力強化、日独経済関係の強化が狙いだといわれている。ドイツはこれまでアジア外交では徹底的な中国重視政策で日本は軽視。ドイツ首相が日本に来るのは7年ぶりのことになる。お断りです。とっと
2番目はヒザラガイ。貝と名はついているが巻貝でもなければ、二枚貝でもない。多板綱といって、背面に多数の殻が並んでいる動物である。扁平な体をしていて岩にべったりと張り付いて生活している。なんとなくぱっと見は貝殻を失ったアワビのように見えなくも
クルマエビ科は前にも書いたように根鰓亜目に属する。この種目はメスが卵を抱えて保護する抱卵、ということをしない。受精卵は海中に全部放出してしまうのである。親権放棄型のエビといったところだろうか。そうすると多くの卵は孵化する前に他の生物に食われ
南米アルゼンチンのサンタホルヘ湾で大量に獲れるアルゼンチンアカエビ。まあこんな調子で獲り続けていると、そのうち資源が枯渇するんじゃないかと思うが。体長25センチ程度になる大きなエビでその名の通り赤い。非常に美味で、ボタンエビのような食感と甘
ヒゲナガエビは刺身や天ぷらで食べられている。九州ではこのエビを丸ごと焼いてから干したものを、ダシ取りに使っているという。沼津のあたりで本エビと呼ばれているくらいだから、かなり美味いのではないかと思う。沼津あたりに行ったときには是非食べてみた