東京タワーは、はとバスコースであり、修学旅行のコースの定番である。だからだろうか、東京タワーに行くのは「どんくさい」と思われる。おまけにスカイツリーができた今ではそこに「何を今更」感までまとわりつく。それなのに東京タワーに行ってきた。「行き
我が家は計7軒の家が向かい合って建つ袋小路の私道にある。ある日、買い物に出ようとその私道を出たばかりの所でハンカチが落ちているのを見つけた。私のものだった。前夜、出先から帰宅する時、ポケットの中から鍵を出そうとして、一緒にハンカチまで引っ張
田中角栄。学歴のなかった彼があそこまで上り詰めたのは、お金の力と清濁併せ持つ人間的な魅力があったからなのだろう。でなければ派閥や魑魅魍魎が蠢く政界を牛耳ることなどできなかったはずだ。いささか下品だったにしても政治家の資質にそれは関係ない。た